ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

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色々とあって一週間ぶりになってしまった


151 ましろと二人でアニマルタウン

桜空side

 

少し前の事、僕とましろはヨヨさんに頼まれてあるものを取りにアニマルタウンに来ていた。

 

「本当に動物がいっぱいいるんだね」

 

「確か……人と動物が仲良く暮らす街らしいから……動物を飼育する家庭が多いし、野生動物も多くいるみたいだぞ」

 

『こういう街もあるのだな』

 

グーリが出てきてそう言うけど……人が多いところで姿を見せるのは……って思ったけどよくよく考えたらこういう街なら目立たないか

 

「喋ったりするなよ。流石に喋るとかげはみんな驚くから」

 

『とかげじゃなく竜なんだが……まぁそう思われても仕方ないか』

 

まぁ用事を済ませたら後はのんびり観光するのもいいかもしれないな

 

「どうしたの?桜空くん?」

 

「いや……こうして二人で出掛けるのは久しぶりだなって」

 

「そう言えばそうだね」

 

ソラたちがスカイランドに帰ってから二人きりの時間が増えるかと思ってたけど、家では色々と気を遣って……気を遣ったはず……うん……気を遣って二人でいることもなかったし、ソラたちも比較的に遊びに来ることが多かったしな

 

「じゃあこれって……デートで良いのかな?」

 

「用事を忘れれば……デートだな」

 

「えへへ」

 

ましろは笑顔で僕と手を繋いだ。

 

「それでヨヨさんの言ってたものって?」

 

「えっと……かなり珍しい木の実らしいけど……グーリたちなら場所が分かるとか」

 

そうなのか?と思いながら僕の中にいるグーリに問いかけると……

 

『あぁ竜族に伝わる特別な木の実だ。スカイランドでは人にはかなり険しい場所にあるがこちらの世界では比較的に採りやすいが……』

 

見つけるのに苦労すると……グーリの話では山の奥にあるらしい。

 

「行くか」

 

「うん」

 

山の中に入ろうとする僕ら。すると突然後ろから声をかけられた

 

「あの……」

 

「「!?」」

 

振り向くと朱色のセミロングの女の子と女の子が連れているパピヨンがいた。止められたけどもしかして地元の人じゃないと入ってはダメな感じなのか?

 

「えっと……」

 

「山に入るのにそんな軽装だと大変な事になりますよ」

 

「「あ……」」

 

そうだよな。普通山とかに入るときはそれなりの装備じゃないと……もしもの時はましろはプリキュアになればいいし、僕はグーリたちの力で何とかなるけど、他の人からしたら僕らは無謀な事をしているように思われるよな

 

「止めてくれて悪かったな。ちゃんと装備とか整えるよ」

 

「ありがとうね。えっと……」

 

「あ、私犬飼いろは。こっちはこむぎ」

 

「こむ……わん」

 

………………何か一瞬喋らなかったか?いや、気のせいだよな。うん……

 

「あまり見ないだけど、二人は何処から来たの?」

 

「私たちはソラシド市から来たの。ちょっとお祖母ちゃんにこの山で採れる珍しい木の実を頼まれて」

 

「珍しい木の実?」

 

「どんな木の実か分からないけど、何だか見たら分かるとか……知らないか?」

 

「うーん?私はちょっと……あ、友達なら分かるかも!ちょっと待ってて!」

 

いろははそう言ってこむぎと一緒に走り去っていた。それにしても……あのいろはって子……よく見知らぬ僕たちに声をかけたな……

 

「桜空くん?」

 

「何だ?ましろ」

 

「いろはちゃんの事、じっと見つめてたけど……」

 

「誤解してないか?」

 

確かに同じ歳の割に結構露出……肩やらお腹やら出してるな~とは思ってたけど……

 

「私もああいう服着てみようかな?」

 

「ましろ……」

 

「どうかな?」

 

「まぁ見てみたいかな?」

 

そんな話をしていると、いろはたちが行った方向から獣の叫びが聞こえた。

 

「何だ?」

 

「分からないけど……行ってみよう」

 

「だな」

 

僕とましろは急いで向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

獣の叫びが聞こえた場所に行くとそこには真っ黒で凶暴そうな見た目の鳥がいたが……あの鳥って……

 

「あれってスカイランドの……」

 

「うん、あの鳥だよね?」

 

スカイランドに来たときに乗ったことがあの鳥みたいなだけど……何でこんなところに?それにあの姿は……

 

「とりあえずどうにかしないとな」

 

「うん!」

 

ましろがミラージュペンを取り出し、変身しようとすると…………

 

「そこの人!早く逃げて!」

 

「「ん?」」

 

いろはたちがこっちにやって来た。いや、いろはたちも避難を……

 

「あの鳥は私たちが引き付けるから!」

 

「いや、いろはたちが逃げた方が……」

 

「うん、ここは私たちに……」

 

「私たちなら大丈夫だから!」

 

「いや、僕たちも……もういいや。ましろ!変身しろ!」

 

「え?うん!」

 

「それならこむぎ!」

 

「分かったわん!」

 

いろはがこむぎに呼び掛けるとこむぎが人間の姿に変わり……

 

「スカイミラージュ! トーンコネクト!ひろがるチェンジ!プリズム!きらめきHOPホップ、さわやかSTEPステップ、はればれJUMPジャンプ!ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」

 

「プリキュア・マイ・エボリューション!スリー!ツー!ワン!みんな大好き素敵な世界! キュアワンダフル! 一緒に遊ぼ♪」

 

「プリキュア・マイ・エボリューション!スリー!ツー!ワン!みんなの笑顔で彩る世界! キュアフレンディ! あなたの声をきかせて」

 

「「わんだふるぷりきゅあ!」」

 

「「「えっ!?」」」

 

まさかいろはたちがプリキュアに変身するとは……いや、そもそも犬が人に…………何か怪物どうのこうのよりも色々と気になることがありすぎる……




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