桜空side
どうして……死獄の器たちの一派に海斗が……それに盟約って……
「さて、相応しい舞台を用意しよう」
死獄が指を鳴らした瞬間、僕ら黒い光に包まれた。
気が付くと僕とましろは暗い海が広がる砂浜に来ていた。そして目の前には海斗の姿が……
「海斗……盟約ってなんだ?何で死獄の器と!」
「知りたいなら……僕を倒してみせろ!」
暗い海の水を取り込む海斗。真っ黒な水のベールを纏い、その手には巨大な槍が握られていた
「戦うしか……ないの?」
「そうみたいだな!」
ましろはプリキュアに変わり、僕も戦闘形態に変わった
アスside
私はツバサくんと一緒に無限に広がる荒野にいた。そして私たちの前には巨漢の男……恐竜のダイナがいた
「お前が地竜か!女の姿をしているがその身に宿るその強さ!楽しませてもらうぞ!」
「勝手に楽しんでなよ。おっさん!」
「アスさん……少し言葉遣いが悪いですよ」
「だって……こうして本気で遊べるのは久しぶりなんだもん!」
私は笑みを浮かべると、ダイナも笑みを浮かべた
「こいつは面白くなりそうだな!」
私は戦闘形態になり、ツバサくんもプリキュアに変身した
「ウィングはサポートお願いね!」
「分かりました!アスさん、気を付けてくださいね!」
「さぁ!殺ろうぜ!」
フウside
廃墟と化した街……吹き荒れる真っ黒な風……俺とあげははその場所に来ていた。そして目の前には……
「貴様!!!!」
「フウさん!?落ち着いて!どうしたの?いつもと……」
「いい怒りだな。この俺を知っているみたいだが……何処かで会ったか?」
「その禍禍しい角、黒い風……お前が!お前が!」
「フウさん!」
「もしかして、俺が暇潰しに潰した街の住人か?珍しいな。生き残りがいるのは!」
バルドが黒い風の刃を放った瞬間、俺は風の盾で防いだ
「風の竜!彼処か?平和そうに暮らしていたから俺の力で少し煽ってやったら面白いくらいに争いが起きたな!」
「貴様ぁ!!!!」
「フウさん、私も!」
「あげはは動くな!こいつは……こいつだけは!」
ノアside
炎に焼かれていく王国……この場所は……
「ここは私の住んでいた国……」
「セウさん……どうして……貴方はヒーローなのでは!」
「ヒーローだよ。ただしソラたちとは違う。私は……何者であろうと全てを断罪するヒーロー……」
「全てを断罪する……ヒーロー……」
ソラは俯くが直ぐ様顔をあげ、プリキュアに変身した。
「スカイ、どうするつもりだ?」
「話を聞くために……戦うしかないです!」
「そうするしかないな……」
「話を聞く……ですか……悪いけどソラ……貴方がそこの竜といる限り話を聞けると思わないで!」
黒い炎が俺たちに迫り来る。俺は炎で相殺するが……
「火力が違うな……」
「この炎は憎しみの炎!その憎しみを焼かれて味わいなさい!」
「セウさん……あなたを止めます!」
スカイが向かう中、俺はある違和感を感じた。セウは…………
ステラside
皆が黒い光に包まれ、気が付くと黒い球体が四つあった。
「これは……」
「相応しい舞台を整えたと言っただろう」
「みんながこの中に……」
「打ち破るのは難しいですね」
残された私とエル……さて私たちは死獄の器と戦うことになるのかな?
「さぁ奴等の戦いがどうなるか楽しもうか?」
「楽しむ?私たちと戦わないの?」
「今はまだな……」
違和感を感じる……死獄の器が仕掛けてきた割には私たちと戦わないなんて……いや、もしかすると……
「エル……先ずはみんながいるあの球体を破壊するよ」
「どう言うこと?」
「みんなの戦いが進むと厄介な事が起きる……特にソラたちの所が一番危ない」
予想が正しければ…………今の死獄の器は……
「球体を破壊するか……出来るものならな!」
アスside
「ディノスタンプ!」
ダイナの拳が私が作った大地の鎧を砕いた。結構自信があった固さなんだけどな……
「アスさん……」
「一撃で砕かれるなんてね……」
「はははは!相性が悪かったな。俺の力はお前の力に対してかなり有効だ!」
だからこそ古に大地を支配してきたということか……なるほどね
「さぁどうする!」
「簡単だね。貴方の攻撃を喰らわなければ良い……」
私は拳に地を纏い、ダイナの腹を殴るが、腹に当たった瞬間、纏ったものが砕かれた
「言ったろ。俺は大地を砕く」
ダイナは両手を合わせると同時に私の身体に鋭い爪を食い込まれた。
「恐竜破砕牙!」
鋭い爪を牙のように私の身体を抉った
「アスさん!?」
「っと……」
抉るはずだったけど、寸前で私は後ろに下がり、ダメージを押さえた
「大丈夫ですか?」
「ちょっと噛まれたくらいだよ。それにしても私に対しての特効か……」
厄介な相手だけど……それだけだね
「面白そうな相手だけど……私たちなら勝てるよ。ウィング!」
「アスさん……そうですね。貴方がそう言うなら!」
私たちは互いに顔を見合わせ、微笑んだ。
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