アスside
私はダイナの周りに大量の岩を生み出し動きを封じる。この程度ではダイナの動きを止めるのはほんの数秒しか持たないけど……私……ううん、私たちにはその数秒が必要だった。
「動きを封じたところで!!」
「ウィング、いくよ!」
「はい!」
私たちは高く飛び上がる。この制限された空間では高さの限界はあるけど……その限界がわかれば……
「逃げるつもりか!」
「逃げる?違うよ!」
私たちはダイナに向かって一直線に突撃していく
「「ウィング・アースアタック!メテオ!」」
ものすごい勢いで突撃をする私たちをダイナは避けようとせずに受け止めようとしていた。
「ここで逃げることはしない!」
物凄い衝撃が起き、私とウィングは吹き飛ばされた。
「アスさん、大丈夫ですか?」
「ウィングこそ…」
二人して身体がボロボロになったけど……ダイナは……
「………」
技の衝撃で土煙が立ち、段々と晴れていくと……そこには左半身が抉られたダイナの姿があった。
「やる…な……」
ダイナは不適な笑みを浮かべながら倒れるのであった。
「倒したのでしょうか?」
「どうだろうね?もしかしたら……凄くしぶといのかもね……」
とりあえずは決着だけど……この空間から抜け出せない……もしかしたら他のみんなの決着がつかないと駄目とか?
桜空side
海斗が持つ槍から水の柱が生み出され、僕らに向かって放たれた。
「凍てつけ!」
咄嗟に凍らせようとするが、うまく凍らず僕とましろを飲み込んでいく
「くぅ!?」
「凍らせることができないの?」
「本当に咄嗟にやったから……忘れてたけど、海水を凍らせるのは難しいんだ…」
海水は普通の水と違って凍りにくい……いつも以上に力を入れるか…
『桜空、ここは私に任せてもらっても?』
「リウム?分かった。いくぞ!」
バタフライside
「フウ…さん…」
フウさんは怒りのままにバルドに挑むけど、バルドの黒い風に切り刻まれ、血塗れの姿で膝をついていた
「もうやめて!フウさん!?」
「やめるわけには…いかない…」
フウさんは風の刃を放つが、バルドは黒い風の刃で打ち消し、フウさんの身体を切り裂いた
「ぐうううう!?」
「弱いな。その程度なら……他の奴らと一緒に死んでおけば良かったな」
「貴様……」
このままだとフウさんが危ない……
ノアside
スカイと俺の拳を軽々と受け止めるセウ。これが本気のセウなのか……
「降り注げ!天炎!」
上から真っ白な炎が降り注ぐ。俺は炎の壁で防ぐが…
「この炎……!?」
俺の炎を簡単に貫き、俺たちを焼いていく
「くぅ!?セウさん!」
「ソラ、これが私の力……悪しき竜の炎は私の炎で焼かれる」
「悪しき…?ノアは悪者では!」
「いいえ、炎竜は…神竜族は……自分が正義だからという理由で私の故郷を焼いた!」
「そんな……」
神竜族が…セウの故郷を焼いた?一体何を言っているんだ?そんなことあったら…俺たちは必ず知っているはず……
「……神竜族はそんなこと…」
「信じないわよね。そうよね。でも真実よ!」
セウは巨大な炎弾を放ち、俺達に迫ってくるのであった。俺は咄嗟にスカイの前に出て、四元の力を解放し、炎弾を相殺するが…
「ぐうううう!?」
「ノア!?」
「大丈夫だ!軽く火傷を負っただけだ」
炎に耐性のある俺の体を焼くとは…すまじい炎だな…
「わざわざ盾になるなんて……」
俺がスカイの盾になったのがそれ程意外だったのか?
「悪いが愛するもののためならこれぐらい…」
「ノア…」
「愛する…ね」
セウは炎を纏う。更に本気を出すか!
「スカイ、セウの言葉に戸惑うな!先ずは奴の動きを押さえ込むぞ!」
「分かりました!」
ステラside
黒い球体の内、一つが白に変わった
「どうやら一つの戦いが終わったか」
「これなら破れるの?」
「ううん、みんなの戦いが終わる前じゃないと……」
死獄の目的を止められない
「さぁ、次はどの戦いが終わるかな?」
「その前に……僕が終わらせる」
不意に声が聞こえると同時に、黒い光弾が死獄に当たる
「ほう、これは…久し振りだな」
「こっちとしては初めましてだよ」
私たちの前に現れたのは…オルドだった
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