ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

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156 救援と対策

ステラside

 

突如現れた邪竜オルド。オルドは死獄の器を睨んでいる

 

「随分と久し振りだな。役立たずの器」

 

「役立たずか……そうだな。お前の器になれなかったからな」

 

「本当に残念だったよ。だが新たな器は見つけてある!」

 

死獄は黒いオーラを解き放ち、オルドに放つ。オルドは黒いオーラで死獄の攻撃を相殺する

 

「流石は邪を司るだけはあるな。だが何時まで防げるかな?」

 

死獄はオーラを無数の剣に変え、オルドに向かって放つ

 

「悪いけどお前と戦っている場合ではないんだよ!」

 

オルドは無数の黒い弾を放ち、死獄の剣を破壊すると……

 

「みんなを助ける!」

 

オルドは剣を生み出し、みんなを包み込んでいる球体を切り裂くと、桜空たちが出てきたが……

 

「抜け出したけど、やばい状況だね」

 

「皆さん!」

 

アス、ウィングは傷だらけだけど大丈夫そうだった。

 

「はぁ…はぁ…」

 

「みんな…」

 

桜空とプリズムの二人はボロボロになりながら、海竜の前に膝をつき、

 

「セウさん……」

 

「時間切れか?」

 

スカイとノアの二人はセウの前にボロボロでも立っていた。

 

「フウさん、しっかり!」

 

「くぅ……」

 

バタフライは切り刻まれたフウの身体を揺すり続けていた

 

「ほう、ダイナを倒したか…ダイナ、生きているな?」

 

「あぁ」

 

アスたちが戦っていた恐竜は立ち上がるが……あの傷では戦い続けることは……

 

「どうする?傷を治してやろうか?」

 

「そうだな……この姿で楽しむのは止めだ」

 

「そうか」

 

死獄はダイナに黒いエネルギーを注ぎ込むと、ダイナは翼がない凶暴な竜へと姿を変えた

 

「さて、邪竜。頼りの仲間たちは駄目そうだが……更に絶望を!」

 

死獄は黒いオーラでプリズムを縛り上げた

 

「プリズム!」

 

「さく…ら…くん…」

 

「闇に染まれ」

 

プリズムが黒いオーラに飲み込まれると、プリズムは真っ黒な衣装を纏った姿に変わった

 

「プリズム……」

 

「………」

 

「やれ!ダークプリズム。お前のその黒き光で奴らを!」

 

プリズムは黒い光を作り出し

 

「プリズムシャイン」

 

黒い光が私たちに向かって放たれ、私たちは吹き飛ばされる

 

「さて…ここでお前たちを倒すのもいいが……優先的に殺すべきは……お前だ!四元の器!」

 

「うぐっ…」

 

マズイ…みんなボロボロだし、さっきの攻撃で私、マジェスティ、オルドも動けない……

 

「ダークプリズム、絶望を与えながら…殺せ!」

 

「ひろがる……」

 

「させると思ってるのか?」

 

オルドがそう告げた瞬間、雷と炎を纏った竜巻が死獄たちを包み込んだ。

 

「今のは!?」

 

「早くしろ!バッタモンダー、押さえておくのも難しいんだから!」

 

「テンペスター!もっと力を解放しろ!」

 

「や、やってる!」

 

「あぁもう!無理矢理連れてきやがって!ほら!さっさと逃げるぞ!」

 

私たちの前にライ、エクス、テンペスター、バッタモンダーがいた。私たちはバッタモンダーが作った扉に吸い込まれ、別の場所に移動させられる。

 

「よし!逃げるぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

桜空side

 

気がつくと僕らアンダーグ帝国にいた。

 

「無事だったか。プリキュア」

 

「間に合いましたね」

 

出迎えてくれたのはカイゼリンとティアさんの二人だった。

 

「どうして…アンダーグ帝国が?いや、今更か」

 

「あぁ、今更だ。お前たちに少しでも恩を返せたな」

 

「とはいえ状況は芳しくないですね……」

 

みんな、ボロボロ……それにプリズムも……

 

「バッタモンダー、お前はカバトンたちと合流しろ」

 

「はいはい、たくっ、人使いが荒いんだから…」

 

「お前、上司に対して……まぁいいや。俺達も体力回復したらソラシド市に行くぞ」

 

「うむ、奴らの次の狙いが分からない以上は警戒するしかない」

 

「わ、悪いけど俺は…話したい奴がいるからそっちに…」

 

アンダーグ帝国や邪竜の仲間たちがそれぞれの場所に行く中…僕らも治療を受けるのであった。

 

 

 

 

 

 

とりあえず治療が終わった僕、ソラ、ノア、アス、エルちゃん、ステラでカイゼリンとティア、そしてオルドから話を聞くことに……

 

「前々からオルドから話を聞いていたんだ。何か深い闇が近づいていると…」

 

「それが死獄の器とそれを守るものたち…特に死獄は僕に力を与え、更にスキアヘッドが手に入れようとしていた力」

 

その死獄の器が意思を持ち、僕らの前に現れるなんてな……

 

「オルド、奴を倒すには同すればいい?」

 

「無理だ。今の奴は実体を持たない。こちらの攻撃は通じない」

 

「倒せるとすれば、破壊の力を使うか……実体を持たずとも奴にダメージを与えられる……闇の力が必要です」

 

破壊の力……ウロボロスが持っていたが、今はない。闇の力は……

 

「闇の力……ましろさんは今、その闇の力に支配されているんですよね?」

 

「ソラ?」

 

「あぁ、しかも厄介なのは……意思をなくしているのではなく、意思を残しつつ支配している。要するに望まないことを無理矢理させられていると言うことだ」

 

本当に胸くそ悪いな……助けるにしても戦わないといけない。だけどこっちが傷つけば……

 

「……ましろさんを助けるためなら……カイゼリン、お願いします!私に闇の力を!」

 

「ソラ……駄目だ」

 

「どうしてですか!」

 

「オルドが言ったように…奴は意思を残しつつ支配している。お前がまたあの姿になれば…彼女が悲しむだろう」

 

「……オルド。僕には可能か?」

 

「そうだね…出来るけど…カイゼリンが反対してるの分かってる?」

 

「別にましろと戦うつもりはない。ただ僕とお前の力を使えば、なんとかできる。それにソラはもう一つやるべき事があるだろう」

 

「……はい」

 

「とはいえ手が足りないよね?アンダーグ帝国や邪竜の仲間たちは防衛。私たちは体力が回復してても……」

 

この場にいないフウさんの事が気になる。切り刻まれ、かなり重傷だ。あげは姉もついてるけど……

 

「そういえばツバサは?」

 

「ツバサくんはスカイランドの城に言ってる。バリアーの展開を先にさせておくって言っていたけど……」

 

そのバリアーも正直持つかどうか……

 

「……少し気になることがある。ティア、いいか?」

 

「えぇ、良いですが……」

 

ノアはティアさんと一緒に部屋を出た。何かあるのか?

 

「こちらもランボーグを出して防衛に回したいが…奴らに支配されかねない」

 

カイゼリンはそう言うが、僕としては助けて貰ったことが何よりも嬉しい。後は………

 

「グーリ、リウム、頼みたいことが……」

 

『分かっている』

 

『出し惜しみはなしにしましょう』

 

死獄の器……次は負けない…必ず僕らが勝つ

 

 




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