桜空Side
「ダークショット…」
無数に降り注ぐ光弾を僕は避けながらプリズムに近付いていくが、光弾の数が多い……全部避けるのはキツく、僕は被弾する。
「ぐううう!?」
『桜空!すまない、相殺が間に合わなかった』
「大丈夫だ……相殺するのに力を使い果たしたら、再生能力はどうなる?」
『機能しなくなるけど……』
だとしたら僕が選ぶ道は……
「相殺しなくていい。再生に……回復に専念してくれ!」
『大丈夫なのか?お前がダメージを負う度に彼女が……』
辛そうにしてるか…ましろ。少し我慢してくれ……
僕は再度近付こうとする。プリズムはさっきまでの無数の光弾ではなく、少し大きめの光弾を放った。これぐらいならオルドの力を使わずに弾けるはずと思い、触れた瞬間、爆発した
「ぐう!?」
右腕が吹っ飛んだけど……こんなもの……
「もう…やめて……」
プリズムの声が聞こえた瞬間、無数の光弾が降り注ぎ…僕は地面に落ちる
「これ…以上……桜空くんを……大好きな人を……傷付けたく……ない」
涙を流すプリズム……悪い、辛いよな……
「オルド……再生を頼む」
『ダメージが大きすぎる……完全には…』
「動けるなら…関係ない……」
『………分かった』
ある程度回復すると…プリズムは僕の目の前まで近付いていた
「プリズム……」
「桜空くん……もう私は……貴方を傷付けたくない……だから」
プリズムはゆっくりと手を開くと黒い光弾が生み出され、その光弾を自分の胸に当てようとした。
「さよなら………」
優しすぎるよ…プリズム……
だけどそんなこと僕は許さない!
「プリズム!」
僕はプリズムの手を掴む。光弾は僕の脇腹を抉るが今は関係ない。
「オルド!融合解除!」
『分かった!』
オルドとの融合を解除し、僕はプリズムの………ましろとキスをした
オルドSide
二人がキスをするけど、そんな簡単に死獄の力をどうにかするなんて……だけど僕はあることに気が付いた。
「長くない?」
キスってそんな長いものなのか?と言うか何か変な音が聞こえるけど……吸ってるような…絡め合うような……
「オルド!まだ早い!」
不意に姉さんの声が聞こえた瞬間、目の前が真っ暗に……
「ちょっとアスさん?急に目を塞ぐのは……」
「ステラ!?今は戦闘中なのに何で目を塞ぐの?」
「「二人には早すぎる!!」」
何か合流してきたメンバーがいるみたいだけど……何で目を塞ぐ奴と塞がれる奴が?
「オルドの事を心配してきたら、なんて言うことを…」
「わ、わ、わわ、いつか私もツバサくんと///」
「お願いですからまだそういう事に関して知識が乏しい子たちがいるんですから!」
本当にあの二人は何をしてるんだ?
「あ、終わった」
終わったみたいだからか目が解放されたけど……何で長いキスされてプリズムが元の姿に戻ったんだ?あとちょっと服が乱れてるのは何で?
桜空Side
無事にプリズムが元に戻った。元に戻す方法としては愛の力だったけど……うん、愛の力愛の力……首とか……とりあえずいつの間にか来ていたアスたちにプリズムの事を任せ、
僕はグーリたちの所に向かう
「戦闘中何してるんだ?」
「集中乱されて、少し傷を負ったのですが?」
「僕が言うのも何だけど……真面目にやってくれない?」
グーリ、リウム、海斗に怒られた。うん、本当に申し訳ない。
「グーリ、リウム、融合だ!」
「分かった!」
「行きましょう」
僕の中にグーリたちが入り込み、僕は水のヴェールを纏い、その手には氷刃刀が握られた姿……水氷竜の姿へと変わった
「待たせて悪かったな。海斗」
「連戦で僕に勝てるとでも?」
「悪いな……お前の後は死獄がいる。時間はかけてられない!!」
「ならば…来い!」
海斗の槍、僕の2本の刀がぶつかり合う。
「多少は力が上がってるみたいだけど!海竜としての僕の力がまだ上だ!」
槍から生み出された海水の柱が僕に襲い掛かる。僕は水刃刀で柱を切り裂き、氷刃刀で切り裂いた柱を凍らせる。だが、海斗はその間に距離を詰め、僕の肩に槍を突き刺す
「つぅ!?」
「彼女を救うのに力を使い果たしているみたいだな」
「大好きな彼女を助けるのに力の出し惜しみするわけないだろ………海斗、お前はどうなんだ?」
「何?」
「お前は何のためにその力を使う?いい加減教えろよ」
「……僕に勝てたら教えてやるよ!勝てたらな!」
海斗の身体から黒いオーラが溢れ出し、蛇のような竜へと姿を変える
「桜空、君を全力で潰す!」
「そうか……本気を出したなら……四元解放!水氷竜!」
桜空がしたのは大人なキスのみです
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