ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

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こちらも徐々にクライマックス!


161 盟約と断罪

海斗Side

 

竜化し、桜空と戦う僕。僕が放つ水のブレスを桜空は氷の刃で凍らせ、水の刃で切り裂く。

 

「その程度じゃないだろ!海斗!」

 

「あぁ!」

 

僕は桜空を自分の身体で覆い尽くす。

 

「海竜螺線水弾!」

 

僕の鱗から無数に放つ水弾が桜空を襲う。この技に対して桜空の2本の刃は効果は薄いはず!

僕は攻撃をやめ、桜空から離れるが……桜空は水の障壁を張っていた

 

「馬鹿な……僕の攻撃はお前の水を……」

 

「四元の器の力にはその性質を変化させる力がある。前まではお前の力の方が強かったが……」

 

桜空は2本の刃を一つにし、両刃の剣を作り出す。片方は水、片方は氷……二つの性質を持った剣を構え……

 

「海斗……お終いにしよう」

 

桜空は僕の額に剣を突き刺すと、僕の身体から水と氷の刃がいくつも貫いていく……

 

「体内から……身体を貫く……か……やるな…桜空…でも…」

 

僕はそこで意識を失い…その代わりに何かが目覚めた

 

 

 

 

 

 

 

桜空Side

 

竜化した海斗を倒すが……竜の中から海斗が落ちると……

 

「ようやく…取り戻したぞ!」

 

「グーリ、アレは?」

 

『どうやら海斗の中にいた海竜が目を覚ましたか』

 

「ほう、貴様の中には氷竜と水竜…そして四元の器を守りし、白竜と黒竜……更には神竜、邪竜、地竜、そして星竜……ここまで竜たちがそろい踏みとはな」

 

「……星竜の事まで知ってるなんてな」

 

「我の性質は海だからな。自然と知識が流れ込むのだよ」

 

海竜は笑みを浮かべる。こいつ……何か…

 

「さて、四元の器を持ちし者よ。このまま我と戦うか?それとも我を見逃すか?」

 

「見逃してもいいけど、あんたは死獄の器の仲間だろ。放置すればまた…」

 

「ふむ…どうやらそこが誤解を生んでいた所だな」

 

「どういうことだ?」

 

「元々我は死獄の器と盟約をして居らぬ。していたのは現海竜の器であるこやつだ」

 

本当にどういうことだ?今回の件は…海竜の意思ではなく、海斗の意思?

 

「こやつの記憶を読み取ったが、どうやら死獄に騙されておるようだな。本来の盟約は……こやつのいる土地を守り続けろ。さすれば我は人を襲わない」

 

「じゃあ…海斗は……」

 

「死獄は長い年月をかけ、偽りの盟約を教え込ませていたのだな」

 

騙していたって事か……

 

「さて、我は眠る。こやつのことを憎むではないぞ。四元の器を持ちし者よ」

 

海竜はそう言って海斗の中に戻った。とりあえず海竜との戦いは終わったのか?

 

「そうじゃ言い忘れていたが」

 

戻った海竜がまた出てきた。いや、一度に全部言えよ

 

「死獄を守りしものは四体。恐竜、戦風竜、天炎竜、獄炎竜がおるが……」

 

「獄炎竜?天炎竜は……あれ?」

 

セウはあの時自分のことを……?

 

「ふむ、獄炎竜は気をつけろ。奴は強い」

 

「多分だけど大丈夫。あっちにはヒーローガールと頼りになる奴がいるから」

 

「そうか!では」

 

海竜は海斗の所に戻る。さて、少し疲れたから休みたいけど……

 

「桜空くん?」

 

気がつくとましろ…いや、プリズムが目を覚ましていた。

 

「起きたか…身体は大丈夫か?」

 

「うん…ごめんね…」

 

「気にするな…」

 

「それで…桜空くん。みんなの前であんな…あんな…」

 

何かプリズムが大きなプリズムショットを作り出した。えっと……

 

「桜空くんの……馬鹿!」

 

僕は照れ隠し?のプリズムショットを喰らうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノアSide

 

俺とスカイはセウと対峙する。

 

「ソラ、まだそいつと…」

 

「セウさん…何故そこまでノアを…いえ、竜族を恨むのですか!」

 

「俺達竜族に対して恨みがあるのはいいが、お前が協力している死獄もまた竜族みたいなものだろ?」

 

「あの方は……竜たちが私の故郷を焼いているときに…私を助けてくれた!」

 

セウは黒い炎を俺達に向かって放つ。

 

「貴方達竜が罪を犯しても、断罪するべき人はいない!それは何故か!」

 

黒い炎の柱が現れ、俺達を包み込む。俺は自分の炎で相殺し、スカイはスカイパンチで抜け出す

 

「お前たちは世界を救ったから…お前たちの罪は世界を救った功績で消える!私はそれを許さない!だからこそ断罪する!それが私の正義!」

 

「セウさん…貴方の正義は分かりました…私はどんな悪人だろうと許したい……その人に償う機会を与えたいから!」

 

スカイは飛び出すとセウも飛び出す

 

「ひろがる!スカイパンチ!」

 

「天炎拳!」

 

2人の拳がぶつかり合い、互いに吹き飛ぶ。

 

「……まだ私は!」

 

セウの纏う黒い炎が激しく燃え上がる。よく見るとセウの身体に火傷が……

 

「のんびり戦ってる場合じゃないぞ。スカイ」

 

「はい、あのままでは……セウさんはあの黒い炎に焼かれてしまいます!」

 

「だとすれば……スカイ」

 

「…ノア。分かってます」

 

俺は飛び出すとセウは黒い炎の拳で俺の身体を貫く…だがその隙にスカイがセウを殴り飛ばした。

 

「あー痛ぇ」

 

「ノア、分かっていてもびっくりしました。身体を貫いてましたが大丈夫ですか?」

 

「あれぐらいなら……」

 

直ぐさま傷が再生した。とは言え再生力に体力を使うから……割とギリギリだな……さて、セウは?

 

「くっ…うぅ…」

 

タフな奴だな……スカイのパンチを喰らってまだ立ち上がるか

 

「セウさん、もうやめましょう……こうやって拳を交えるのではなく、話し合いを……」

 

「私は!まだ!負けない!戦うことをやめれば……この憎しみは!ずっと私の中に残り続ける!だから……」

 

セウは両手を自分の胸に当てると、セウの胸から黒い炎と白い炎が現れ……

 

「この力を…使いたくなかった……来て、天炎竜!獄炎竜!」

 

二つの炎が激しく燃え上がり、二匹の竜へと変わった。一体は白い炎を纏う竜、もう一体は黒い炎を纏う竜……これは……一体?

 

 




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