海斗Side
竜化し、桜空と戦う僕。僕が放つ水のブレスを桜空は氷の刃で凍らせ、水の刃で切り裂く。
「その程度じゃないだろ!海斗!」
「あぁ!」
僕は桜空を自分の身体で覆い尽くす。
「海竜螺線水弾!」
僕の鱗から無数に放つ水弾が桜空を襲う。この技に対して桜空の2本の刃は効果は薄いはず!
僕は攻撃をやめ、桜空から離れるが……桜空は水の障壁を張っていた
「馬鹿な……僕の攻撃はお前の水を……」
「四元の器の力にはその性質を変化させる力がある。前まではお前の力の方が強かったが……」
桜空は2本の刃を一つにし、両刃の剣を作り出す。片方は水、片方は氷……二つの性質を持った剣を構え……
「海斗……お終いにしよう」
桜空は僕の額に剣を突き刺すと、僕の身体から水と氷の刃がいくつも貫いていく……
「体内から……身体を貫く……か……やるな…桜空…でも…」
僕はそこで意識を失い…その代わりに何かが目覚めた
桜空Side
竜化した海斗を倒すが……竜の中から海斗が落ちると……
「ようやく…取り戻したぞ!」
「グーリ、アレは?」
『どうやら海斗の中にいた海竜が目を覚ましたか』
「ほう、貴様の中には氷竜と水竜…そして四元の器を守りし、白竜と黒竜……更には神竜、邪竜、地竜、そして星竜……ここまで竜たちがそろい踏みとはな」
「……星竜の事まで知ってるなんてな」
「我の性質は海だからな。自然と知識が流れ込むのだよ」
海竜は笑みを浮かべる。こいつ……何か…
「さて、四元の器を持ちし者よ。このまま我と戦うか?それとも我を見逃すか?」
「見逃してもいいけど、あんたは死獄の器の仲間だろ。放置すればまた…」
「ふむ…どうやらそこが誤解を生んでいた所だな」
「どういうことだ?」
「元々我は死獄の器と盟約をして居らぬ。していたのは現海竜の器であるこやつだ」
本当にどういうことだ?今回の件は…海竜の意思ではなく、海斗の意思?
「こやつの記憶を読み取ったが、どうやら死獄に騙されておるようだな。本来の盟約は……こやつのいる土地を守り続けろ。さすれば我は人を襲わない」
「じゃあ…海斗は……」
「死獄は長い年月をかけ、偽りの盟約を教え込ませていたのだな」
騙していたって事か……
「さて、我は眠る。こやつのことを憎むではないぞ。四元の器を持ちし者よ」
海竜はそう言って海斗の中に戻った。とりあえず海竜との戦いは終わったのか?
「そうじゃ言い忘れていたが」
戻った海竜がまた出てきた。いや、一度に全部言えよ
「死獄を守りしものは四体。恐竜、戦風竜、天炎竜、獄炎竜がおるが……」
「獄炎竜?天炎竜は……あれ?」
セウはあの時自分のことを……?
「ふむ、獄炎竜は気をつけろ。奴は強い」
「多分だけど大丈夫。あっちにはヒーローガールと頼りになる奴がいるから」
「そうか!では」
海竜は海斗の所に戻る。さて、少し疲れたから休みたいけど……
「桜空くん?」
気がつくとましろ…いや、プリズムが目を覚ましていた。
「起きたか…身体は大丈夫か?」
「うん…ごめんね…」
「気にするな…」
「それで…桜空くん。みんなの前であんな…あんな…」
何かプリズムが大きなプリズムショットを作り出した。えっと……
「桜空くんの……馬鹿!」
僕は照れ隠し?のプリズムショットを喰らうのであった。
ノアSide
俺とスカイはセウと対峙する。
「ソラ、まだそいつと…」
「セウさん…何故そこまでノアを…いえ、竜族を恨むのですか!」
「俺達竜族に対して恨みがあるのはいいが、お前が協力している死獄もまた竜族みたいなものだろ?」
「あの方は……竜たちが私の故郷を焼いているときに…私を助けてくれた!」
セウは黒い炎を俺達に向かって放つ。
「貴方達竜が罪を犯しても、断罪するべき人はいない!それは何故か!」
黒い炎の柱が現れ、俺達を包み込む。俺は自分の炎で相殺し、スカイはスカイパンチで抜け出す
「お前たちは世界を救ったから…お前たちの罪は世界を救った功績で消える!私はそれを許さない!だからこそ断罪する!それが私の正義!」
「セウさん…貴方の正義は分かりました…私はどんな悪人だろうと許したい……その人に償う機会を与えたいから!」
スカイは飛び出すとセウも飛び出す
「ひろがる!スカイパンチ!」
「天炎拳!」
2人の拳がぶつかり合い、互いに吹き飛ぶ。
「……まだ私は!」
セウの纏う黒い炎が激しく燃え上がる。よく見るとセウの身体に火傷が……
「のんびり戦ってる場合じゃないぞ。スカイ」
「はい、あのままでは……セウさんはあの黒い炎に焼かれてしまいます!」
「だとすれば……スカイ」
「…ノア。分かってます」
俺は飛び出すとセウは黒い炎の拳で俺の身体を貫く…だがその隙にスカイがセウを殴り飛ばした。
「あー痛ぇ」
「ノア、分かっていてもびっくりしました。身体を貫いてましたが大丈夫ですか?」
「あれぐらいなら……」
直ぐさま傷が再生した。とは言え再生力に体力を使うから……割とギリギリだな……さて、セウは?
「くっ…うぅ…」
タフな奴だな……スカイのパンチを喰らってまだ立ち上がるか
「セウさん、もうやめましょう……こうやって拳を交えるのではなく、話し合いを……」
「私は!まだ!負けない!戦うことをやめれば……この憎しみは!ずっと私の中に残り続ける!だから……」
セウは両手を自分の胸に当てると、セウの胸から黒い炎と白い炎が現れ……
「この力を…使いたくなかった……来て、天炎竜!獄炎竜!」
二つの炎が激しく燃え上がり、二匹の竜へと変わった。一体は白い炎を纏う竜、もう一体は黒い炎を纏う竜……これは……一体?
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