桜空Side
天獄竜と激しいぶつかり合いを繰り返す。
『『対となる力をここまで扱えるとはな!流石は四元の器を持ちし者!!だが!』』
天獄竜は両手に黒い炎と白い炎を生み出し、僕に向かって放つ。僕は左手を突き出し……
「凍てつく炎!」
水色の炎を放ち、天獄竜の炎を凍らせる
「燃え盛る氷!」
追撃として真っ赤な氷を放ち、天獄竜の両腕を凍らせる。
だか天獄竜は両腕を切り離して、再生させる
『『無駄だ!どれだけ攻撃を喰らったところで!我々は何度でも再生する!!』』
『厄介な再生能力だが……』
「僕らなら…お前たちを倒せる……」
僕は両手を広げると、燃え盛る氷の刀と凍てついた炎の刀を出現させた。
『『そのような武器で!我々を倒せるとでも!!』』
天獄竜は二つの炎を混ぜ合わせ、巨大な火球を放つ。僕は迫り来る火球を……
「『切り裂け!!』」
二つの刃で火球を切り裂き、更には天獄竜を凍る炎と燃え盛る氷で拘束する
『『このような拘束…なんだ!?破れない!?』』
「その炎と氷は対象を拘束し続ける。解く方法ない。今だ!!みんな!!」
僕はスカイ達に指示を出した瞬間…
『マジェスティクルニクルン!プリキュア! マジェスティックハレーション!』
マジェスティックハレーションが天獄竜に放たれる。天獄竜はマジェスティックハレーションを喰らうが、拘束されていても耐え続けている。だが天獄竜……お前が耐えることで……見えた!
僕は天獄竜の背後に回り込み、マジェスティックハレーションによって浄化されていく身体からセウを抜き取り、救出した。
『『ば、馬鹿な!?これを狙って……』』
「後は大人しく浄化されろ」
『『こんなことがぁぁぁーーーーー!!!?』』
天獄竜の身体は消えるが、黒い何かが何処かへ消えるのが見えた
ノアSide
天獄竜を倒し、救出したセウはバタフライによって傷を癒されたが……
「セウさん……」
セウは虚ろな目で何も話さなかった……
俺達はどうしたらいいのか考えているとティアとオルドの2人がやって来た
「心が壊れてます」
「それだけショックだったんだろうな」
「ティアさん、どうにか出来ませんか?」
スカイがセウを助けられないかティアに頼み込むが……ティアは首を横に振った
「彼女が心を治したいと願うのであればどうにか出来ますが……彼女はそれを拒んでいる感じです……それ程自身の手で故郷を燃やしたことを……」
「そんな……どうしてセウさんにそんな事を……」
「その答えは…あいつに聞くしかないな」
俺はそう言って空を見上げるとそこには死極の器がいた。死極の器は笑みを浮かべている。
「どうやらセウの心は壊れたようだな。流石は天獄竜……長い間ご苦労だった」
死極の器の手には天獄竜が浄化される前に消えた黒い塊……あれは天獄竜の魂みたいなものか?
「死極……後は貴方を倒すのみですね」
「神竜の小娘か…先代の神竜や神炎竜たちには痛い目にあったな……まさか封印された際に、力と器を分断されるとは……」
力と器を分かれさせたと言うことか?なら今俺達の目の前にいる死極は力そのもの……器は…
「炎竜、お前の考えたとおりだ。器はそこにいる壊れた小娘の中にある。長い時間をかけ、我の守護竜たち探させていたが……見つけた時は直ぐさま取り戻そうとしたが……厄介な事に神炎竜たちは小娘に結界を張り、心を壊さない限り器を手に入れることが出来なかったが……」
死極が手をかざすと、セウの中から黒い何かが抜け出し、それを取り込む
「天獄竜たちにより、セウを操り、故郷を燃やさせ、戦風竜により、セウの心に憎しみを倍増させ、恐竜により、セウの力を上げさせ、海竜を利用し、セウと海斗に同族意識を目覚めさせる。我が計画はようやく達成させる」
死極は黒いオーラーを纏い、俺達と対峙する。
「お前の計画?」
「この世界のあり方を変える!憎しみに包まれた世界を!この世界を悪意に満ちたものに……ぐべぇ!?」
死極が目的を語ってる最中だったが、桜空が飛び出し……思い切り殴り飛ばしていた。
「お前の計画なんてどうでもいい。こっちとしてはお前の計画に利用された人が多くてな……ましてや人の大切な人を……覚悟しろよ!!」
桜空の言うとおりだな……俺達は桜空の隣に並び立ち……死極との最後の戦いを始める
こちら次回と次々回で終わりとなります!
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