ノアside
突然襲ってきたアス。こんなときまで戦うことを楽しむか
「貴方がその翼を広げるなんて……少しはこちらで本気で戦う気になれたのかしら?」
「必要だから翼を広げたまでだ。街に被害を出すなんてするつもりはない!」
互いに殴り合う。このまま戦い続けるとこっちが不利になるな
「あはは!短期決戦で終わらそうとしてるの?それじゃつまらないじゃない!それなら長く楽しみましょう!」
「悪いがこっちは色々とやることがあるんだ!」
俺はブレスを吐くとアスもブレスを吐き、互いのブレスがぶつかり合い、衝撃波が起こるのであった。
桜空side
空に浮かぶランボーグ。それにはカバトンが乗っているみたいだった。僕らは何とかランボーグに攻撃を仕掛けようとするが、空を飛んでるんじゃこっちの攻撃が届かない
スカイたちはビルの屋上まで上がり、大きくジャンプするがあれじゃ届かない!
『そんなへなちょこジャンプで届くもんか』
「スカイ!」
「うん!」
プリズムがスカイを蹴りあげ、更に距離を伸ばし、スカイはパンチを喰らわせようとするが、ギリギリの所でランボーグが避ける
「ずるくない!それ!」
スカイは落ちていく中、ランボーグはビームで攻撃を仕掛けていく。スカイは空中で避けながら、プリズムが出した光弾を足場にして着地する
「ねぇあれやばくない?」
「はい、やばやばです」
「まずい!二人とも僕の後ろに!」
ランボーグがエネルギーを貯め、こちらに向かって放った。僕は氷の壁を出して防ごうとするが……
「まずい!強度が……足りない……」
氷の壁が壊され、僕らは吹き飛ばされる。
『俺TUEEEE』
ノアside
アスと何度目かのぶつかり合い。どうにもこっちが不利なのは明確だった。アスは戦うにつれてテンションが上がり、周りに何があろうとお構いなしに暴れまわる。
「こっちも本気を……」
本気を出せばアス程度……
『ダメです!周りを巻き込んではいけません!』
くそ、そうだよな。約束してたんだよな。仕方ない……
再度攻撃を仕掛けようとしたとき、この場にいてはいけないはずのエルとツバサの姿があった。何で二人とも来てるんだよ!助けるか?
「ノア……みーつけた!」
「本当にやることが多すぎだろ!」
桜空side
目を覚ますとあげは姉がいた。吹き飛ばされた僕らを介抱してくれたのか?
「あげはちゃん?」
「良かった…あなたたちを追ってエルちゃんが飛び出して、そしたら……」
僕らはエルちゃんたちの方を見ると、エルちゃんとツバサの二人がランボーグに吸い込まれていく
「エルちゃん!」
「ツバサくんまで!どうして?」
「質問はなし、二人を助けないと!」
二人を助けるために、あげは姉はある作戦を伝えた。それならスカイとプリズムの二人なら何とかなるかもしれない。僕は……
(現状できることを考えるんだ。遠距離攻撃は無理。氷の礫を投げても届かない。氷の壁などを作ることは可能。武装とかも作れる……あとは…………)
加減なしにジャンプすれば何とか出来るが……ましろとの約束がある。
どうしたらと考えているとスカイたちの作戦が始まった。
二人は同時に跳び、プリズムがスカイを蹴りあげつつ、更にジャンプ力をあげるために光弾を放つ。プリズムは光弾を放つとそのままビルの屋上に落ち、あげは姉は辛そうな顔をしていた。
スカイは何とかランボーグの所へと行こうとするが届かず、そのまま落ちていく
「中止!やっぱり私の作戦じゃ……」
「まだ……です!」
「うん……」
二人が頑張ってる。僕はこのまま見ていることは……
「プリズム……無茶をするよ」
「桜空くん……でも!」
「このまま見てることなんて……出来ない。少し……少しだけ本気を出すだけだ」
氷の足場を出し、本気の力のほんの少しを出し、ジャンプする。ジャンプと同時に足場は崩れたが、何とかランボーグの一部を掴めた
「足は痛めたが……それでも動ける……」
「桜空さん!?」
「ツバサ?」
揺りかごに乗ったツバサがこっちにやってきた。まさかランボーグの中から落とされたのか?
「行くんですか?」
「あぁ……ツバサはどうする?」
「僕は……」
迷ってるのか?まぁそうだよな。自分に出来ることがもうないと思ってる感じだ
「お前に出来ることはある。エルちゃんを助けることだ」
「助けることって……僕には皆さんのような力は」
「力はなくても助けることは誰にだって出来る」
僕はランボーグの上に立ち、ツバサを見つめた。
「やるかどうか……今決めてほしい」
「…………分かりました」