ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

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20 空を飛ぶプリキュア!

ツバサはランボーグの中に入ってもらい、僕はそのサポートのために外側からランボーグを凍らせていく

 

「これなら倒すまでいかなくても動きが少し鈍るはずだ」

 

するとツバサがエルちゃんを助け出して、外に出てきた

 

「エルちゃん、行って」

 

「える!」

 

「僕は……」

 

『何処だ~!』

 

「ツバサ!カバトンが追ってきてるぞ!」

 

「急いで!一人で行くんだ!」

 

エルちゃんはツバサを放っておけないみたいだった。だけど……カバトンが追い付いてきてる

 

「こっちは僕に任せて、二人は早く逃げろ!」

 

「でも!」

 

「いいから!大丈夫……何とか脱出するから……」

 

「くっ……」

 

ツバサはエルちゃんが乗る揺りかごを掴み、ランボーグから脱出した。さて……

 

「揺りかご……スピード出ないみたいだけど……少しは時間を稼げば……」

 

「ち!ふざけやがって!」

 

カバトンはそう言ってランボーグの中へと戻ると、ランボーグが激しく揺れ始めた。

 

「まずい!?振り落とす気か!」

 

足を氷で固定すれば何とか……そう思った瞬間、ランボーグが逆さになり、僕は落ちてしまうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

ノアside

 

「どうしたの?ノア!もうボロボロじゃない!」

 

「そうだな……」

 

「止めを刺してあげる!」

 

アスが左腕を岩に変化させ、鋭く尖らせ、俺に向かってくる。俺は近づいてくる瞬間を狙い、ブレスを放った。

 

「なっ!?」

 

「相性が悪くても俺のブレスの直撃を喰らったんだ……死にはしなくてもダメージは大きいだろ」

 

煙が晴れるとあちこちに火傷が出来たアスの姿があった。アスはただただ笑みを浮かべていた

 

「いいね!ここまでやるなんて……もっと……楽し……」

 

「そこまでだ」

 

突然俺たちの間に竜巻が起き、そこにはフウがいた。

 

「フウ!」

 

「もっと楽しみたいのに!」

 

「明らかにお前の敗けだ。アス!ノア、お前は急いだ方がいい。二人ほど落ちた」

 

「落ちた?」

 

空を見上げると、落ちていく二つの影があった。まさか桜空とツバサか!?

 

 

 

 

 

 

 

桜空side

 

落ちていく。グーリの力があるとは言え、流石にこの高さから落ちたら死ぬだろうな……きっと両親やましろが悲しむ……また僕は悲しませてしまうのか…………

その時、僕の頭の中にある映像が流れ込んできた。泣きじゃくる一人の少女……これは誰なんだ?

でも……もう悲しませたくないって思いが溢れだした瞬間、落ちていく感覚がなくなった。

 

「これは……」

 

気がつくと僕の背には青白い翼が生えていた。これは……グーリの力なのか?だとしたら………

 

「ツバサたちは!」

 

二人の方を見ると、落ちるツバサをエルちゃんが力を使って、何とか浮かせていたが、ランボーグが近づいている。

 

「行くぞ!」

 

僕はランボーグに体当たりをする。

 

「桜空さん!?」

 

「長くは飛べないから!早く逃げろ!」

 

「つぅ……エルちゃん!僕の事はいいから!」

 

「える!」

 

エルちゃんはどうしてもツバサを助け出したいと思っている。

するとエルちゃんがランボーグの中に吸い込まれていく。

 

『そんな脇役放っておいて、さっさと逃げてればいいものをよ!ぎゃあははははは!』

 

カバトンの笑い声が響く。ツバサは脇役なんかじゃない!僕は必死にランボーグに攻撃を仕掛けていく。

 

「やめろ……エルちゃんを……笑うなぁぁぁぁぁ!!」

 

エルちゃんの涙を見て、ツバサがそう叫んだ瞬間、まばゆい光が現れた。これは……プリキュアの光!?

 

「もし僕に最後が訪れたとして、その時に思い出すのは僕を笑った人たちの顔じゃない!プリンセス、僕を守ろうとしてくれたあなたの顔です!でもそれは今じゃない!だってこれからは僕が貴方を守るんですから!」

 

ツバサの手にはミラージュペンが握られた。だけどランボーグの吸い込みは止まらず、エルちゃんが吸い込まれていくが、スカイが現れランボーグを殴り、吸い込みが止まった

 

「エルちゃん!今です!」

 

「ぷいきゅあーーーー!」

 

エルちゃんの叫びと共に新たなスカイトーンが現れ……

 

「プリンセスエル!貴方の騎士が参ります!」

 

ツバサはプリキュアへと変身した

 

「スカイミラージュ! トーンコネクト!ひろがるチェンジ!ウィング!きらめきHOPホップ、さわやかSTEPステップ、はればれJUMPジャンプ!天高くひろがる勇気!キュアウィング!」

 

オレンジの衣装を纏った姿。あれがツバサのプリキュアとしての姿!

ウィングは空を飛び、エルちゃんを救いだした。

 

「空を飛ぶプリキュア……ツバサくん、頑張ったね!」

 

ランボーグの身体にめり込ませていた拳が抜け、落ちるスカイ。ウィングが助けようとすると、ノアがすかさず助け出した

 

「急いできたら……色々と起きすぎだろ」

 

「ノア!」

 

僕らはプリズムとあげは姉がいる屋上に戻り、

 

「飛べた……」

 

『認めねぇぇぇーーー!空が飛べたからってなんだって言うんだ!TUEEEEのは俺だぁ!!!』

 

ランボーグがエネルギーをため始めた。だけどウィングが飛びあがり、

 

「ひろがる!ウィングアタック!」

 

ウィングの技がランボーグを貫き、煙を吹き出し、落ちていく

 

「スカイ!プリズム!後は任せた!」

 

「「うん!」」

 

「スカイブルー!」

 

「プリズムホワイト!」

 

「「プリキュア・アップドラフト・シャイニング!」」

 

「スミキッタ~」

 

二人の浄化技を喰らい、ランボーグは浄化されるのであった。こうして長い一日が終わるのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜

 

「青白い髪の女の子?」

 

「あぁ、翼が生えたときに何だか頭の中に浮かんだんだ」

 

夕方の戦いの時に見えた映像。僕は忘れてるだけでましろが覚えるかもしれないと思い、聞いてみた。

 

「うーん、私も知らないな~グーリさんの知り合いじゃないの?」

 

「聞いても知らないって……」

 

もしかしたらグーリがしらばっくれてるのかもしれないけど……あの少女は一体……

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