ツバサがプリキュアに変身してから数日後、あれからツバサはエルちゃんの騎士としてお世話をしている。そんなある日の事
「歓迎会ですか!?」
「新たにプリキュアになったツバサくんとこれから一緒に頑張ってこうねって言うパーティーをしたいな~って」
確かにこういう親睦を更に深めるパーティーをやるのはいいけど……
「え?僕のですか?」
鳥の姿のツバサが巣箱にいたことに気づかずに話してしまっていたましろ。まぁ仕方ないか
「ツバサくん、そこにいたの……まだちょっと慣れないな~」
「あの……そんなに気を遣わなくても…」
「気を遣ってなんかいません。やりたいです!歓迎パーティー」
「えぅ!」
「エルちゃんも賛成みたいですよ!」
「ツバサくん、ダメかな?」
「あ、いや、ダメって訳では……嬉しいです」
こうしてツバサの歓迎パーティーの準備が始まることになった。そういえば……
「ソラ、ノアは?」
「ノアなら裏山に行ってますよ?少し考え事をしたいと」
この間の戦いからノアは何か思い詰めていた。もしかしてアスの事か?
ノアside
裏山で一人、集中する俺。龍の力を制限してるとはいえ、アスにそれなりに苦戦することになるとは……
「何を考えている?」
そんな時、声をかけられ振り向くとそこにはフウがいた。相変わらず神出鬼没だな
「龍の力の制限の中で何処までやれるかと……お前とアスがどうしてこちらの世界にいるのかを考えていた」
「そうか……」
「フウ。お前はどうしてこの世界に?」
「簡単な話だ。こちらの世界についてより深く知識を蓄えたくてな」
「知識か。戦いを好まないお前らしいな」
「そんな中で色々と情報を知り得た。プリキュアについてだ」
プリキュアについて?何か分かったのか?
「この世界にはプリキュアと呼ばれる戦士が多数いる。スカイランドに伝わる伝説の戦士だけではないらしい」
「なら桜空やましろは何故その事を知らない?」
「さぁな。世界中に広まっていないだけかもな」
世界中に広まらない。まぁそこら辺は深くは考えない方がいいかもな。もしかしたら時空の歪みとか関係してるなら考えても無駄かもしれない
「そしてアスは……」
「分かっている。より強くなるためにだろ」
戦闘狂らしい考えだ。後は……
「こちらの世界には他の竜はいないだろうな?」
「あぁそれだけは確実に断言できるが……何を気にしている?」
「色々とな」
俺が知り得ない竜が現れる可能性を考えていた。それに……
「桜空はグーリの記憶で彼女を見たらしい」
「……そうか」
桜空がグーリの記憶を見たこと……それが何を意味するか……
桜空side
ましろの提案でツバサの希望を聞きながら四人で歓迎会の準備を進めていた。
「飾り付けは、こんな感じでやるとして……」
「後は料理ですね!」
「ツバサ君、何か食べたいものある?」
「やっぱり、パーティーといえば、ヤーキターイですかね!」
「そっか! ヤーキターイか! ん? ヤーキターイ?」
何だか聞いたことのない料理名が出てきたな。
ソラの話ではプニバード族がお祝いに食べる料理らしい。
「外はふわふわ、中はしっとり甘くて凄く美味しいんですよ。最後に食べたのは、ここに来る少し前だったな……ボクの絵が、コンクールに入選して、父さんと母さんが、すごく喜んでくれて……あの時、みんなで食べたヤーキターイは、とっても美味しかったな~」
「そういえば、ツバサ君は、もうずっとこの世界にいるんですよね。」
「あ、ホームシックとかじゃないですよ! 両親とは、ヨヨさんのミラーパッドで連絡もとれてますし!」
「作ってみようよ、ヤーキターイ!」
「で、でも、どうやって? ボクも作り方は分からないし……」
「それは……えっと……」
「そこは諦めずにチャレンジです!一度やると心に決めた事は絶対に諦めない! それがヒーロー! ですよね! ツバサ君!」
「うん!」
「まぁもしかしたら簡単に作れるかもしれないしな」
と言うことで早速ヤーキターイについて調べることになるのであった。