ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

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25 特訓開始!

アスside

 

授かりの儀を行うために、人を探しているとおでんを食べているカバトンの姿を発見した。

 

「ヤバい……ヤバ過ぎるのねん……次にしくじったら、俺は……ランボーグじゃ、プリキュア達には敵わねぇ……もうあの奥の手を、使うしか……」

 

「奥の手なんてあるの?」

 

「そりゃとびっきりの……ってお前!?」

 

「やっほーカバトン」

 

「この間はよくも邪魔を!」

 

「こっちにも考えがあったの。それよりプリキュアとか竜を引き継いだ子を見なかった?」

 

「あん?見掛けてたらそく……ん?」

 

カバトンが何かを見つけ、私も振り向くとそこには探し人がいた。

 

「お祖母ちゃんのお使いが終わったら、プリホリのカフェでお茶していこうか!」

 

「はい! あそこのスイーツは絶品です!」

 

「へー、行きましょう!」

 

「まぁたまにはいいかもな」

 

「桜空くん、あんまり付き合ってくれないからね」

 

「二人きりだと色々と……」

 

タイミング良かったのかもしれないね。カバトンは直ぐ様彼らの前に立ちはだかり……

 

「お前は……」

 

「カバトン!」

 

「いらつくぜ! いらついて、しょーがねーのねん! こっちは、いよいよヤバい事になってるってのによ!」

 

「ヤバい? どういう事です?」

 

「うるせー! そもそも、ぜーんぶ、お前が悪いのねん! プリンセス・エルをさらおうとしたあの時、お前さえ邪魔しなけりゃ……あれから、やる事なす事、まるで上手くいかねぇ!お前は、俺の疫病神だ! お前さえ倒せば、全部上手くいく! 俺と、1対1で勝負しろ!勝負は3日後! 最強につえー奥の手で、お前を倒してやるのねん!」

 

「逆恨みもいいところです!」

 

「ソラちゃん! そんな勝負、受ける必要ないよ!」

 

「嫌とは言わせねぇ! もしお前が勝ったら、もうプリンセス・エルには手は出さねぇと約束してやる!」

 

「その言葉に嘘はありませんね?」

 

「ああ!」

 

なるほどね。後がないから焦っているみたいだけど、勝つための作戦があるみたいだね。それじゃ私も……

 

「なら私もそこの氷竜を継いだ子と戦おうかな?」

 

「アス!?」

 

「アスさん……あの、この間……」

 

あ、ツバサくん……ごめんね。お礼を言いたいみたいだけど、後でちゃんと聞かせてね。

 

「お前も決闘する気か?」

 

「そうだね。でも決闘ではなく……授かりの儀を受けてもらうよ」

 

「授かりの儀だと!?」

 

突然グーリが現れ、私がやろうとしていることに驚いていた。それもそうだよね。この儀を私がやると言うこと時点で驚くよね

 

「授かりの儀?」

 

「本気の本気の戦い。この戦いに敗北した人は相手にその力を半分授ける……私に勝ってみせなよ……氷竜を継いだ子……桜空」

 

「アス!貴様は何を企んでいる!」

 

「決まってるじゃない……この儀に私が負けたら……ツバサくんとお付き合いしてもらうために!」

 

『はい?』

 

何故かその場にいた全員が驚き固まっていた。私はツバサくんを見つめ……

 

「ツバサくんの格好いい姿を見てから……ずっと気になってたの。だから……ね」

 

「え、は、はい?」

 

「それじゃ楽しみにしてるからね」

 

 

 

 

 

 

 

 

桜空side

 

家に帰り、改めてカバトンとアスとの決闘についてヨヨさんとノアに話した

 

「ソラちゃん、本当に大丈夫なの?」

 

「私が決めた事ですから……この先、エルちゃんをスカイランドに送り届けたとしても、カバトンに狙われている限り、安心できません。これで、決着をつけます!」

 

「でも、あんなヤツの言葉を信じていいんでしょうか?」

 

「カバトンの目は、いつになく真剣でした。」

 

「だったら、奥の手と言ってたのも、ハッタリじゃないって事です。一体どんな手を使ってくるか……」

 

「どんな手かは分かりませんが、それでも勝つのが……」

 

「ヒーロー、だよね?」

 

「ましろさん?」

 

「ツバサ君、心配なのは私も一緒だけど、こうなったら、ソラちゃんを応援しようよ! 決戦までまだ3日もあるし、良い考えがあるんだ!」

 

ましろのいい考え……それは特訓することだった。確かに時間があるならするべきだしな。

 

「あとはアスとの授かりの儀か……そっちも合わせて桜空には特訓を受けてもらう必要があるな」

 

「あの……ノアさん……アスさんが言ってたことは……」

 

「前にラソ山で聞いてたが……まぁアスが授かりの儀を提案してくるのは意外だったな」

 

「戦うことが好きだからこそ、奴から授かりの儀をやろうと言い出したのには驚いたぞ……」

 

「いや、僕に好意を寄せている事に対してですよ!何で!?」

 

「一目惚れだから……諦めろ。奴もお前に釣り合うようになりたいんだ」

 

「ツバサくん……頑張って!女の子を悲しませたらダメだからね」

 

「ましろさんまで……ソラさん助けてください」

 

「ツバサくん……頑張ってください!」

 

何だかツバサが不憫すぎないか?うん……

 

「それで特訓って何を……」

 

「お前の特訓は決まっている……それは必殺技だ!」

 

『必殺技?』

 

 

 

 

 

 

 

次の日、あげは姉が調べた特訓に向いている場所に来ていた。あけば姉……レポートで忙しいって言ってなかったか?

僕たちはとりあえず特訓の定番である滝に来ていた。

 

「どう? 私の調べたアゲアゲのパワースポット!」

 

「ソラちゃん、ここなら良い特訓できそうだね!」

 

「はい!では、早速滝に打たれて……」

 

ソラが滝に入ろうとすると、先客のお爺さんを見て何かに気がついた

 

「あれは……」

 

「ただ者じゃないです……一言で言えば、無の境地……何も雑念がない、自然体です……」

 

「肩凝り解消!」

 

お爺さんが笑みを浮かべたらと思ったら、肩凝り解消って……もしかしてここって……

 

「よく見たら、ここって、肩凝り解消のパワースポットだった!」

 

『え……?』

 

「まったく、しっかりして下さいよ……」

 

「ごめん、ごめん……」

 

「さっきは、超優秀とか言ってたけど、本当は学校が忙しくて、余裕がないんじゃないですか?」

 

「え!?」

 

「あげはちゃん……」

 

「そうなんですか?」

 

「アハハ! 違う違う! それより、次は、山の主だっけ? ちょっと調べて……」

 

「しょうがない……ボクが、この辺の鳥達に聞いてきます」

 

「ツバサ君、鳥と話せるの?」

 

「そりゃ、まあ、ボクも鳥なので、ここは任せて下さい!」

 

「じゃあ、その間に私は、キャンプの準備するね! 夕ご飯、期待してて!」

 

「ありがとうございます! では、私は滝に打たれて精神統一します!」

 

「えっと……私は?」

 

『学校のレポート!』

 

「アハハ……了解!」

 

ソラたちがそれぞれ別れる中、僕とノアも離れた場所で……

 

「必殺技……竜なら誰にでも使える」

 

「ブレスとは違うのか?」

 

「違う。そして竜の必殺技は必ず相手をころ……倒す技だ」

 

何か不吉な単語が聞こえたんだが……

 

「グーリ、お前が使っていた技を教え、そして俺に向けて放て」

 

「それだとノアが……」

 

「安心しろ。俺も必殺技を使って相殺する。覚えたてなら……使用しても問題はないしな」

 

ノアの笑顔がちょっと怖いけど……やるしかないよな




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