ツバサside
桜空さんとましろさんの二人が付き合いだして数日経った。その間起きたことと言えば、アスさん関連の事だ。
何故か僕の事を好きになった事で色々とあったが現在は友達という関係に落ち着いたのだが……
「ツバサくん、遊ぼう!」
遊びに来ては僕に抱きついてくる。一回くらいならまだしも、話しかける度に抱きついてくる。正直プリンセスを抱っこしているときに抱きついてくるのはやめてほしい。そう言うことが続いたからか僕はついアスさんに……
「今はプリンセスのお世話で忙しいんです!」
と強めの口調で言ったら、アスさんは申し訳なさそうに謝り、物凄く落ち込んでいた。
それを見てヨヨさんがアスさんを連れて何処かに行き、帰ってくるとアスさんはヨヨさんになついていた。更にアスさんは遊びに来ても抱きつかず、僕の様子を見るようにしていた。僕はため息をつき、一緒にプリンセスのお世話をしないかと言うとアスさんは大喜びしてプリンセスのお世話をするようになった。
そんな事があった数日間、僕は桜空さんに相談を持ちかけられていた。
「恋人らしい事ってなんだろう?」
「はい?」
桜空side
僕はツバサに相談をしていた。ツバサはと言うと……
「あの、まず何で僕に?ノアさんとかグーリさんの方が相談に乗ってくれるはずじゃ……」
「恋人関係はあの二人は感性が違いすぎて……」
「あーなるほど……」
竜たちは恋人関係はよく知らないというか……付き合う=結婚という感じだった。そんな二人に恋人云々について相談するのはと思い、年下だけどしっかり理解しているツバサに相談することにした
「そもそも普通に恋人らしいことをすればいいんじゃないんですか?例えば……一緒に学校に行ったりとか」
「付き合う前からしてる」
「…………手を繋ぐとか。ほら、学校に行く時とか帰るときとか」
「しようとしたけど、ソラが『今日はみんなで手を繋いで行くんですね!では私も!』って言い出して……」
「…………ソラさんに話して学校に行く時間を…………」
「一回したら、物凄く悲しそうな顔をされて…………」
「…………………………休日にデート」
「ソラがついてくる……」
「…………………………………………」
静かな空気が流れた。いや、ソラが悪いとかではない。ソラはみんなと一緒にと言う気持ちが強いだけなんだ…………うん
ましろside
私はあげはちゃんに恋人らしいことについて相談していた。因みにソラちゃんとアスさ……アスちゃんも一緒だ。
「あー、うん、それは……なんと言うかね」
「すみません……気を遣うべきですよね……」
「ううん、ソラちゃんは悪く…………ないよ。ただその……ね」
ソラちゃんが物凄く悲しそうな顔をされると私たちが悪い気がして……
「うーん、まぁましろんと桜空は一緒にいる時間が多いんだし、気にせずいちゃつけばいいんじゃないの?」
「気にせず!?」
「そうです!例えばましろさんと桜空さんが手を繋ぐときだけ、いつもと違う繋ぎかたをすればいいんです!」
「えぇ!?」
いや、確かにそれは……うん、ありかもしれないけど……私に出来るかな?
するとパフェを食べていたアスちゃんが私の肩をたたき……
「もっといい方法があるよ。ましろ」
「え?」
「家に帰ったら……抱きつく!」
「それハードル高すぎない!?」
「アスちゃん、それいいね!」
「なるほど……確かに私たちには普通に『ただいま』と言い、桜空さんには抱きついて『ただいま』と言うですか……他の挨拶の時も……」
「それ却下!」
あげはちゃん、少し悪のりしてるし、ソラちゃんは純粋だし、アスちゃんは恋愛に関してちゃんと学び直した方がいいよ……
桜空side
夜、ましろと話し合った結果、手の繋ぎ方だけを変える所から始めることにした。因みに僕はヨヨさんにも相談し、
「そう言うのは一歩ずつ一緒にやっていくのが大切よ」
との事だった。こうして僕とましろの悩みは解決したのだが…………また一つ問題が起きた…………
それは次の日の朝、三人でランニングに行こうとすると、ソラがあることに気がついた。
「裏山に家なんてありましたっけ?」
「「え?」」
何故か見知らぬ家が出来ていた。
ソラちゃん空気を読まないのではなく、ソラちゃんは犬みたいな感じと思ってください。
次回は本編に戻ります
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