ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

37 / 165
今回最後まで書ききれなかった……
あと雷竜の名前が被っていたので変えました


37 最大の危機

ノアside

 

異変を知り、急いで城へ戻り王たちにあのランボーグについて聞くと、バッタモンダーが送りつけてきた脅迫状には、どうやらこれまで青の護衛隊が倒したランボーグのエナジーが集まった爆弾ランボーグとの事。一時間後に爆発し、この地を闇のエナジーが包み込むほどのものらしい。エルを渡せば爆発させないでやるとの事だが……

 

「あぁいうタイプは信用できないな」

 

「ノア……」

 

エルを渡したところで素直に撤退するなんてしないだろうな。だとしたら浄化した方が早いが……

そんなことを考えているとボロボロになったツバサを連れて、桜空とましろの二人が来た。

 

「何とか……しないと……」

 

「ツバサくん、アスさんと一緒に偵察に出て……」

 

「アスさんは……突然現れた邪竜の手下……雷竜から僕を逃がすために……」

 

「雷竜……」

 

邪竜の手下が出てくるとはな…………

シャララはランボーグをどうにかする方法としてアップドラフト・シャイニングで浄化できないかと提案された。確かにあれなら何とかできそうだが……あのバッタモンダーが自信満々に脅迫状送りつけてきたんだ。対応されているかもしれない。それなら…………

 

「桜空!お前はアスの救援に向かえ。俺はスカイたちをサポートする」

 

「分かった」

 

「それとアスを助けるだけに専念しろ。決して戦おうとするな」

 

「それほど……雷竜はヤバイのか?」

 

「雷竜自体は俺も初めて知った竜だ。どれくらいの強さか……それに邪竜の力もあるからな……」

 

「分かった」

 

気がかりは……竜の気配が他にも感じることだ……警戒しとかないとな

 

 

 

 

 

 

 

ソラたちはプリキュアに変身し、アップドラフト・シャイニングを発動させ、ランボーグを吸い込んでいくが、ランボーグの身体から無数の手が生え、アップドラフト・シャイニングの円盤を掴み、吸い込まれないように耐えつつ、破壊しようとしていた

 

「だろうな!それなら下から押し上げる!」

 

俺は翼を生やし、ランボーグの下から押し上げようとした。だがその瞬間……

 

「狙いはいいが……そう簡単にやらせぬ!」

 

不意に誰かが現れ、爆発に飲み込まれた。

 

「ぐっ!?」

 

俺は地上に下り、見上げるとそこには赤黒い髪の男がいた。こいつは……

 

「邪竜の手下か」

 

「その通り!我名は爆竜のエクス!炎竜よ!楽しもう!竜の戦いを!」

 

「そう言うのは余所でやれ!今はランボーグをどうにかするのが先決だ!」

 

「人がどうなろうが我ら竜には関係ないだろう!闇に染まろうが死に絶えようが!」

 

エクスが殴りかかる。俺は防御するが殴られた瞬間に爆発がおき、ダメージを負う……

 

「くそが……」

 

スカイたちもどれくらい持つか分からない……急がないと……

 

 

 

 

 

 

桜空side

 

アスの所へ向かっていると細身の男が立ち塞がった。

 

「お前が竜と混じった人間か」

 

「邪竜の手下か?」

 

「桜空!気を付けろ!こいつは……強いぞ」

 

グーリが警戒するように伝えた瞬間、僕は突然吹き飛ばされた。

 

「なっ!?」

 

「氷の力……それに地の力。だが私の嵐には通じない!」

 

細身の男が竜巻を起こし、僕に向かって放ってくる。僕は氷の盾で防ぐが……

 

「削れ!」

 

氷の盾が削られていき、僕はまた吹き飛ばされる。

 

「ぐぅ……」

 

僕の身体は竜巻で切り刻まれていた。早くどうにかしないと……

 

 

 

 

 

 

 

 

アスside

 

「ねぇ、防いでばかりでつまらないよ」

 

「はぁ……はぁ……」

 

あれから私の防膜を何回破壊された?身体の所々が痛い……ふふ……痛みなんて久しぶりに感じたかも……ね

 

「あぁそうか。近づけないもんね。仕方ないか~」

 

ライは小さな雷で私の肩を抉る……遊んでいるつもりなんだろうな……

 

「こっちとしては……ツバサくんをお城に向かわせるのが目的だから……目的は達成したんだよ……」

 

身体が万全なら……ダメージ関係なしに突っ込んでいきたいところだけど……流石に今はキツい……

 

「あのプリキュアがどうなろうが関係ないけど……あれを見ても強気でいられる?」

 

さっきから見えてるよ……アップドラフト・シャイニングが破られようとしてるのも……ノアが押し上げようとしたら妨害を受けているのも……

 

「プリキュアも限界みたいだし、折角だから更に絶望を与えよう……」

 

ライが片手を上げるとこれまで以上の雷の球体が現れた。

 

「これが発動したら……街や人間はどうなるかな?」

 

人溜まりもないし、下手すればあのランボーグも爆発か……今までだったら関係ないって思っていたけど…………

 

「ツバサくんに嫌われたくないな……」

 

あれが放たれる前に……ライをどうにかする!私は覚悟を決め、突っ込んでいく

 

「悪いけど……大人しく見ててよ」

 

ライがそう告げた瞬間、両足が何かに切られた。気がつくと背後にはフード姿の奴がいた。

 

「ぐぅ……」

 

「やぁ、動かないから高みの見物かと思ったよ。それで話はついたの?」

 

「…………」

 

フード姿の奴は頷くのみだった。奴の手には何もない。私は……何に切られた?

 

「それじゃ……終わらせようか。きっと邪竜様の復活も近づくからね!」

 

雷の球体が上へ上がっていく。

 

 

 

 

 

 

 

ソラside

 

あちこちで煙が上がっている……ノアたちが戦っているのかもしれない。助けにいきたいけど……今はランボーグを……でもこのままだと……プリズムも限界が近い……どうしたら……

そんなことを思っていると、ランボーグに向かっていく影が見えた。あれは……隊長!?

 

「相手がどんなに強くても、正しい事を最後までやり抜く。それがヒーロー!頼むぞ!鷲よ!」

 

隊長は鷲に乗りながら、ランボーグの手足を切っていく。これなら……だけど、隊長が乗る鷲に雷が落ち、隊長はそのまま投げ出され、ランボーグのエナジーに飲み込まれた

 

「ヒーローの出番だ……」

 

呑み込まれる直前、隊長がそう言ったように聞こえた。私たちは……力を振り絞り……

 

『プリキュア! アップドラフト・シャイニング!』

 

ランボーグを浄化し、そのまま気を失ってしまうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

ツバサside

 

二人の様子を王さまたちと見ていると、バッタモンダーが突然現れた。

 

「ざっけんなよ! 弱いくせに……弱いくせに……」

 

「バッタモンダー!」

 

「強いオレに逆らうなんて、ありえない!」

 

僕はバッタモンダーと対峙するが、殴り倒されてしまった。アスさんが…みんなが頑張っているのに……

 

「僕とした事が、つい取り乱してしまった……ごめんね。怖かっただろ? はい、これでケンカは終わりだ! じゃ、プリンセスをこっちに!」

 

「決して渡すものか!」

 

「この身に代えても、プリンセスは守ります!」

 

プリンセスを守ろうとするが、バッタモンダーは退屈そうにしていた。

 

「そうかい、残念だよ……バッタモンモン」

 

王さまたちはバッタモンダーが放った黒いエナジーに包まれて倒れてしまった。ダメだ……このままだと……

 

「プリンセスは僕とお散歩の時間だよ」

 

プリンセスは映し出された映像を見て、助けを求めるように叫んだ。

 

「ソラー!」

 

その瞬間、天井を破り、スカイが現れた。だけど、スカイはもう限界に近かった。バッタモンダーは余裕そうにしていたが……

 

「動くな!」

 

スカイの言葉に怯えた

 

「そこからエルちゃんに1ミリでも近付いたら、絶対に許さない!」

 

怯えるバッタモンダーだったけど、何故か笑みを浮かべていた。その瞬間、スカイが殴り飛ばされた。

 

「くっ!?」

 

「なんだ。手伝いに来てくれたんだ」

 

そこにはフード姿の人物がいた。折角……スカイが来てくれたのに…………

 

 

 

 

 

アスside

 

ライが隊長を雷で撃ち落とすと同時にフード姿の奴が消えた。

 

「なんだ。ランボーグ倒されちゃったか……まぁいいや。この王都くらい破壊しておこう」

 

雷の球体が上へ上がりきり、今には大量の雷が降り注ごうとした瞬間…………

 

『風よ斬り裂け』

 

雷の球体が切り刻まれた。

 

「なっ!?」

 

更にライが風に包まれ、吹き飛ばされる。

 

 

 

 

 

 

桜空side

 

隊長が……くそ……

 

「桜空……しっかりしろ!」

 

身体中切り刻まれ、動けない……隊長を助けられなかった……

 

「弱いね……まぁ仕方ないよね。君みたいな雑魚では勝てないよ」

 

僕は……僕は……

 

「あれを見るがいい。ライが放つ無数の雷で……この地も人も終わる!」

 

「させて……たまるか……」

 

立ち上がろうとするが、ダメだ……ダメージが大きすぎる……みんな……

 

「終わりだ!」

 

『風よ斬り裂け』

 

ダメかと思った瞬間、雷の球体が切り刻まれ、更には細身の男が吹き飛ばされた。

 

「この風は!?」

 

 

 

 

 

 

 

ノアside

 

エクスと殴り合う中、雷の球体が切り刻まれた。それと共に聞こえた声は……ふっ、来ていたのか

 

「仲間のところにいったらいいんじゃないのか?」

 

「何?」

 

「滅多に手を出さない平和主義の奴が……戦いに来た!」

 

 

 

 

 

 

 

 

スカイside

 

バッタモンダーとフード姿の人物の前に現れたの……風を纏ったフウさんだった。

 

「…………」

 

「な、なんなんだよ!次から次へと!バッタモンモン!」

 

バッタモンダーは撤退し、残ったフード姿の人物も何処かへ消えた。

 

「すまない。嫌な予感がして、来てみれば……」

 

「フウ……さん……皆さんを……ノアたちを……助けてください……」

 

「安心しろ。最悪の事態は回避したが……間に合わなかった事もあったみたいだな」

 




感想待ってます
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。