ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

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今週はひろプリなかった……


62 ソラの心、ノアの決意、桜空の目覚め ④

グーリside

 

「四元の器だと!?」

 

フウが桜空の中にあるものを聞いて驚きを隠せないでいた。それもそうだ。器は長い年月見つからなかったものだから……

 

「話をする前に……」

 

凍り付けにした桜空を解放すると桜空は元の姿に戻り、そのまま眠っていた。

 

「先ずは家に戻ろう。話はそれからだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

ましろside

 

家に戻り、桜空くんをベッドに寝かせた。グーリさんの話では目覚めるための選択をしているらしい。

私は桜空くんに貫かれた肩に触れた。傷はミックスパレットによって塞がってるけど、貫かれたときの衝撃のせいなのか少し痛む。きっと起きたら桜空くんは気にしてしまうかもしれない……

 

「私は気にしてないからね」

 

私は眠る桜空くんにそう言って、リビングに戻ると、元の姿に戻ったグーリさんの周りにみんなが集まっていた。そんな中、ノアさんだけは離れている……

 

「すまないな。ソラ」

 

「はい?」

 

「真っ先に話すべきはシャララのランボーグについてだが、先ずはこちらを優先させてもらう」

 

「大丈夫です……今は桜空さんの事が心配ですから……シャララ隊長の事は……私なりに答えを見つけてます」

 

ソラちゃん……本当に大丈夫なのかな?

 

「先ずは四元の器についてだ。大昔に四元竜と呼ばれる竜が存在した。その竜は炎、水、風、地の属性を全て操る竜と知られていたが……本来は四つの属性を一つにすることで覚醒する力の事だ」

 

「炎、水、風、地って事は……ノアさん、フウさん、アスちゃんが揃ってるけど……残りの水は?」

 

「水に関しては我が昔、水竜と授かりの儀を行い、今は我の中にあるが……その後に起こったことは……今は話すことではない」

 

もしかして……ノアさんと戦ったことなのかな?それで魂になって桜空くんと……

 

「我も桜空が器だということはついさっき知った。そして本来なら器は目覚めることはないはずだったのだが……」

 

「グーリが融合したことで目覚めたとか?」

 

「アスよ。確かにそうだが……もう一つはお前がきっかけでもある」

 

「私?……あ」

 

「アスさん……もしかして授かりの儀をした事が……」

 

「きっかけはそれだが、器が目覚めた原因は……今回の件だ」

 

グーリさん曰くバッタモンダーの行動に桜空くんが深く怒りを覚え、器を媒介に邪の力に染まったらしい。

 

「あいつ、本当に余計なことしかしない」

 

あげはちゃんはそう言うけど……まぁその……そうなんだろうけど……

 

「我が一時的に元に戻れたのは器を守る竜たちによってだ」

 

「二匹の竜?」

 

「フウ、これは知られてないことだが、四元の器を守る竜が存在する。一人は全てに染まる白き竜。一人はあらゆるものを塗り潰す黒き竜。その二人のお陰で今は桜空は元に戻り……選択を強いられている」

 

「選択……」

 

「この先、器の力が解放されないように……我も封印に回り、戦いから降りるか……再び邪に染まらないように、二匹の竜と融合し……人を捨て戦い続けるかだ」

 

『!?』

 

「この選択は……桜空にしか選べない。今は相談することできない……そして目覚めるには選択するしかないことだ」

 

グーリさんの言葉を聞いて……私は……桜空くん……

 

 

 

 

 

 

 

桜空side

 

真っ暗な場所で目覚めた僕。確か……そうだ……僕は……

 

『目覚めましたか。主』

 

『あなたは今、精神のみをこの場所に運ばれた状態です』

 

「ここは……」

 

『貴方の心の奥底』

 

『我々は四元の器を守る竜』

 

『選択してください』

 

「選択?」

 

『プリキュアと共にこれからも戦い続けるために、我々と融合し、人の姿を失い、竜として生き、戦い続けるか?そうすれば今回のようなことは起きません』

 

『もしくは氷竜が器を封印に協力し、二度と戦い参加しない。平和な日常を人として生きるか?』

 

『『さぁ選択を!』』

 

いきなり目覚めたと思ったらとんでもない選択肢を……僕は…………

 

「選ぶのはお前だ。桜空」

 

すると見たことのない男が現れた。いや、見たことないけど知っている。

 

「グーリ……」

 

「急を要することだが、これからのことを考えろ……」

 

これからのことを……か……

 

 

 

 

 

 

 

 

ソラside

 

昨日はみんな疲労が溜まっていたから話せなかったけど、シャララ隊長を救う方法……それはミックスパレットの力を使うこと……あれならランボーグを浄化した瞬間に癒しの力で……だけどそれで本当に救えるのかわからない。だけど……

 

「ノアがいてくれたら……」

 

信じられる。救えるって……私にとってノアはそれだけの存在だ。早速ノアに話をしようとしたが……

 

「あれ?ノア?」

 

リビングにノアの姿はなかった。ノアならもう起きているはずなのに……いない?

するとヨヨさんがリビングにやって来て……

 

「ノアさんなら……スカイランドに行ったわよ」

 

「スカイランドに?どうして?」

 

「……もうソラさんに会わせる顔がないって言っていたわ……」

 

ノア……が……




ソラは心折れてないため、ミラージュペンの件はないですが、それでも……

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