ましろside
桜空くんは眠り続け、ノアさんも今朝、スカイランドに行ったとお祖母ちゃんに言伝てをしていった。
ソラちゃんはノアさんがいなくなったことがショックで今日は学校を休むことに……
「桜空くん……ノアさん……ソラちゃん……」
学校から帰り、私は桜空くんの様子を見に来た。桜空くんはまだ起きない……
次にソラちゃんの部屋をノックしたけど、返事がなく部屋に入るとソラちゃんの姿はなく……机の上には書き置きが置かれていた。書き置きには……
『今のままじゃ、私はヒーローを名乗れません』
「ソラちゃん……!?」
お祖母ちゃんの話では、私が帰ってくる前にソラちゃんはスカイランドの実家に戻ったらしい。それを聞いたあげはちゃん、ツバサくんはソラちゃんを連れ戻そうとしていたけど……私は……
「本当に行かないんですか?」
「ねえ、やっぱり今は1人しておいてあげよう……周りからワーって言われたら、ソラちゃん、きっと……」
シャララ隊長のこともノアさんの事もあって、きっとソラちゃんの心は深く……傷ついているかもしれない。
「ボクは、そうは思いません……何のための仲間なんです? 何のために、プリキュアは1人じゃなくて、4人なんです?何……何で一言相談してくれなかったんだ……ソラさん……」
「ツバサくん……ましろちゃんの気持ちも考えて」
「あ……」
アスちゃんは私に気を遣ってくれているけど、私は……大丈夫…だよ。
あげはちゃん、ツバサくん、アスちゃんはそのままミラーパットでスカイランドへ行くのであった
アスside
スカイランドのソラちゃんの家に着くと早速ツバサくんが呼び鈴を鳴らすと、ソラちゃんの母親らしき人が出た
「貴方たちは…もしかしてソラの?」
「ソラさんはいますか?」
「ツバサくん?あげはさん、アスさんまでどうしたんですか?」
来客が気になり、様子を見に来たソラちゃん。ツバサくんとあげははソラちゃんに詰め寄った。
「ソラさん!どうして黙って出ていったんですか!」
「色々と辛いこと大変なことがあっても私たちがいるじゃん!」
「えっと……何の話を?私はただノアを連れ戻しに帰ってきただけですよ」
「「へ?」」
何かお互いに噛み合ってなかったみたい。それにしても……
「ノアの居場所知ってるの?」
「はい、きっと……始まりの場所にいると思います。ノアを連れ戻そうと決めたのは夕方だったので、今日は家に泊まって、明日話をしてきます」
「それじゃ……ソラさんは大丈夫なんですか?その、色々と……」
「……辛いですが、私にはましろさんや皆さんがいます……ただシャララ隊長を助けるために……覚悟を決めるためには……ノアがいないとダメなんです……私にとってノアはかけがえのない人ですから」
ソラちゃんらしい……というかそれだけノアを信頼しているって事だよね。
私は二人に帰ろうと伝え、二人も頷きソラシド市に帰ろうとすると……
「あの、ましろさんに伝えてください」
「うん、良いけど……」
「私はみんなのヒーローであり、ましろさんのヒーローにもなりたいと思ってます。だけど……ましろさんのヒーローであり、みんなのヒーローでもあるのは……あの人です。きっとその人はましろさんの危機に駆けつけてくれます……だから信じてあげてください……と」
ソラside
ツバサくんたちが訪れた次の日、私は森の中に入っていく。奥へ奥へと進んでいくと思い出してくる。あの日、あの時……ノアと出会ったことを……
「やはりここでしたか」
森の奥、ここまで歩いてきたが木々が生い茂っていたのが、この場所だけは焼かれた状態だった。どんなに新しい木を植えても緑は戻らない場所……その中心にノアがいた。
「何しに来た。ソラ」
「貴方に会いに……」
「お前がいるべき場所は……ソラシド市だろ。シャララを助けなくていいのか?」
「助けるために……貴方が必要なんです」
「甘えるな。お前は俺に依存しているだけだ!俺がいなくてもお前はヒーローになれる!」
「甘えている……依存している……そうかもしれません。ですが!私は!どんなことを言われても!貴方が必要なんです!だから!」
ノアは笑みを浮かべると同時にノアの身体が燃え上がった。あれは……四元の……
「そうか……それだけお前は俺が必要か……ならそんな考え!この炎で燃やし尽くす!」
「…………ノア!貴方を連れ戻す!」
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