ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

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そう言えば結局ミノトンとカバトンはどういう繋がりなんだろう?


70 新たな幹部

ノアside

 

昼食を食べ終わり、ソラたちは触れ合いコーナーに行き、兎と戯れていた。そんな中、桜空はあることを聞いてきた。

 

「そういえば僕らには怯えたりしないんだな」

 

「あぁ俺たちは意識して押さえてるからな」

 

こういう小動物は俺達竜の持つオーラみたいなものを感じとるからな。意識的に押さえてる。じゃないと邪魔しているみたいだからな。桜空の場合は身に宿る竜たちが押さえてる。

そんな中、不意に兎たちは何かに怯え始めた。気がつくと周りにいる動物たちも……これは何かの異変と思い、動物園の外に出るとソラシドサウルスの模型の前に牛みたいな奴と前にスカイランドで俺が戦った竜がいた

 

「その赤子、プリンセス・エルとお見受けする。なれば、貴様らがプリキュアと竜だな?」

 

「あなたは何者です!?」

 

「我が名はミノトン! アンダーグ帝国に仕える者!」

 

「プリンセスを狙う新たな刺客という訳ですか!」

 

「ミノトンって事は、カバトンのお兄さんとか?」

 

「あんな下品で下劣な愚か者と一緒にするでない!意地汚いわ、おならで戦うわ、武人の風上にもおけんわ!」

 

「カバトンは禁句みたい……」

 

「我こそ、真の武人! プリキュアよ! 我がランボーグと手合わせ願おう!来たれ! アンダーグエナジー!」

 

ミノトンはアンダーグエナジーをソラシドサウルスに注ぎ、ランボーグへと変えた。そして……

 

「竜たちよ!お前たちの相手はこの爆竜エクスが相手だ!」

 

俺たちは戦闘スタイルになり、ソラたちは……

 

「「「「スカイミラージュ! トーンコネクト!ひろがるチェンジ!」」」」

 

「スカイ!」

 

「プリズム!」

 

「ウイング!」

 

「バタフライ!」

 

「「「「きらめきHOPホップ、さわやかSTEPステップ、はればれJUMPジャンプ」」」」

 

「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」

 

「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」 

 

「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」

 

「あげて広がるワンダホー!キュアバタフライ!」

 

「「「「ReadyGo!ひろがるスカイ!プリキュア!」」」」

 

プリキュアに変身し、エルを安全な場所に避難するように伝え、ランボーグに挑む。俺たちはエクスと対峙した

 

「スカイランドで戦った時よりも心の強さを強めた炎竜、氷竜と四元の器をその身に宿した少年、四元の中では一番強い風竜、そして戦闘狂と名高い地竜姫!相手に不足はない!」

 

「!?」

 

エクスが何故アスのその名を?いや、今は戦いに集中だ!エクスはまずは俺に向かっていき、殴ると同時に爆発が起きた。俺は爆発の瞬間、炎を出し爆発のダメージを防ぐ

 

「ほう!あの時よりも強くなっているな!」

 

「こっちは色々と乗り越えたからな!」

 

炎を纏った拳を繰り出すがエクスは後ろに下り、攻撃を避けると

 

「悪いけど……その『地竜姫』は捨てたんだよね」

 

アスは背後に回り込み、蹴りを繰り出すがエクスはその蹴りを掴み

 

「そうか!それは……すまなかったな!」

 

地面に叩きつけると同時に爆発が起きる。アスは何とか耐えきり、距離を置くと

 

「グーリ!氷の礫を!」

 

「ならば合わせよう」

 

氷の礫が混ざった竜巻がエクスに放ち、エクスは防御していると、エクスを中心に大爆発が起きた。煙が消えると無傷のエクスが立っていた

 

「面白い!やはり戦いは素晴らしい!ウロボロスの誘いにのって正解だ!」

 

「誘いに?」

 

「知らぬようだな。邪竜様の配下である雷竜、嵐竜、俺、そしてもう一人はウロボロスの誘いに乗った。理由はそれぞれ……雷竜は弱い自分のために、嵐竜は一族の復讐のために、そして俺は強きものと戦い続けるために邪の力を手に入れた!」

 

戦うためにか……分かりやすい理由だな

 

「本来ならば俺は木竜たちと戦おうとしたが、お前たちの力を見てはっきりした!俺はお前たちと戦った方が一番楽しめる!」

 

エクスは駆け出し、俺の目の前に立つと顎に拳を入れた。俺は爆発を喰らいながら上に吹き飛ぶとエクスは俺の両足を掴み、

 

「人間が繰り出す技と俺の力を一つにしたこの一撃!『エクスプロージョンドライバー!!』」

 

足を掴みながら俺を逆さまにして、地面に叩きつけると同時に爆発が起きた

 

「ノア!」

 

「これで立てなければ、俺の勝ちだな」

 

「……桜空、アス、フウ。お前たちはスカイたちの所に行け、こいつは俺がやる!」

 

俺は立ち上り、四元の力を解放した。

 

「ほう、流石は炎竜だ!まだ楽しませてもらうぞ!」

 

 

 

 

 

 

桜空side

 

僕らはプリズムたちの所に行くとエルちゃんが迫り来るランボーグから兎を守ろうとし、スカイたちがそれを守ろうとしていたが、ミノトンがその前に飛び出し、ランボーグを掴み、投げ飛ばした。

 

「どういう状況?」

 

「強者に立ち向かうその心、赤子ながら、あっぱれ!」

 

「エルちゃんと、うさぎさんは、安全な所へ!」

   

「あなた達の目的は、エルちゃんのはず。なのに、なぜ、ランボーグから守ったんですか!?」

 

「赤子に牙を向けるなど、武人のする事ではない!プリンセス・エルは、貴様らを倒した後でよい。我はずっと待ち望んでいたのだ……貴様らのような強者と戦うのを!」

 

ミノトンはランボーグの隣に立ち、ランボーグに指示を出した。あくまで武人として戦うのか。それにしてもあのランボーグ……強い。だけど恐竜だとしたら……

 

「僕があいつの隙を作る!その隙にみんなは!」

 

「桜空くん、分かったよ」

 

僕はランボーグに向かっていき、ランボーグの突進が当たる寸前で上に跳び、ランボーグの身体に掴まり……

 

「凍てつけ!」

 

ランボーグを凍らせるとアスとスカイの二人がランボーグの尻尾を掴み、投げ飛ばした。

 

「行くよ!ウィング」

 

「はい!」

 

「すべての色を1つに!ミックスパレット!レッド!イエロー!ブルー!ホワイト!まぜまぜカラーチャージ!プリキュア・タイタニック・レインボー!アタック!」

 

タイタニックレインボーによってランボーグは浄化されるのであった。

 

「見事だ!プリキュア!ミノトントン!」

 

ミノトンは去ると……ノアがこっちにやって来た。あちこちボロボロになっていたが……

 

「殴りあっている時に、こっちの戦闘が終わったのを勘づいて退いたみたいだ」

 

アンダーグ帝国の新しい幹部に爆竜エクス……これから先、戦いが激しくなりそうだな

 

 

 

 

 

それからみんなでまた動物園に戻り、エルちゃんが動物たちと触れあっているのを見ながら……

 

「そっか。さっきのエルちゃん、ソラちゃんのマネしてたんだ」

 

「そうみたいです! 危ない事はマネしてほしくないのですが……」

 

エルちゃんは動物たちにも優しく餌を分けあっていた

 

「エルちゃん……」

 

「前は、こんな風に譲ったりできなかったのに……」

   

「ましろんの絵本が、エルちゃんの心に届いたんだよ! 」

 

「エルちゃん、私達が気付かないうちに、色んな事を沢山受け取ってくれてたんですね……」

 

「これでいいのかなっていう不安や悩みは、これからもずっと続いていくんだよね……でも、エルちゃんは今、優しく育っている……だから、今はこれでいいのかな……」

 

「大丈夫です!」

 

「ボク達なりの答えを、みんなで考えていきましょう!」

 

「うん。みんなで見守っていこ!」

 

こうしてエルちゃんのちょっとした成長を見届けることが出来たお出掛けは終わるのだけど……そう言えばアスの『地竜姫』ってなんなんだろうか?




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