ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

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72 飛行機好き同士と嫉妬

ある日のこと、僕はましろの部屋に来て、一緒にリモートに参加していた。リモートの内容は定期的のましろの両親とのリモートだ。普通なら僕は参加しなくても良いのだけど、今回は僕の母親も参加している

 

「本当!?」

 

「そうなんだよ!」

 

「仕事が一山越えて、やっと休みがとれたの!」

 

「あー! 早く会いたい! ほっわほわの真っ白綿雲、ま、し、ろ、ちゃん!」

 

相変わらずましろのお父さんはましろの事を溺愛してるな~

因みに付き合っていることに関しては既に話している。その反応は……反対されるかと思ったら、意外と賛成されており、それはましろのお父さんが結構信頼しているからとのこと。また健全な付き合いなら尚更信頼度が高い。

 

「もう、やめてよ。パパってば! もう子供じゃないって言ったでしょ!」

 

「あ、そうだった! ごめんごめん! でも、いくつになっても、可愛い娘に変わりはないんだ」

 

「ええ、早く会いたいわ……」

 

ましろの両親の話が終わると今度は僕の母親が画面に映った。仕事関係でましろの両親と合流したらしいけど……因みに僕の両親は父さんが小説家。ただしネタ探しのために世界を回っている。母さんは父さんのマネージャー。僕が虹ヶ丘にお世話になった理由としては、母さんは残るつもりだったが、父さんがネタ探しのために危険なところに行くことがあるから、そのブレーキ役のために付いていっている。僕も了承しており、ヨヨさんも僕が了承してるならと許可している。

 

「父さんは?」

 

「ちょっとしばいといたわ」

 

相変わらずだな……今度は一体何をしたんだよ?

 

「桜空の話を聞いて、ネタに使える!って言い出してね」

 

「それぐらいなら別に……」

 

「えぇ、ましろちゃんと付き合い始めた事を聞いたら…………まぁ二人の歳的には見ちゃいけないものを書き始めてね…………しばいたわ」

 

うん……それは仕方ない。なので今回の帰国は母さんのみだ。

リモートを切るとましろからあることを聞かれた。

 

「桜空くんのお母さんたちに話してるんだ」

 

「話してるって?」

 

「グーリさんたちの事とかプリキュアのこと」

 

「母さんからきつく言われているからな……秘密は絶対にしないこと。ちゃんと全部話すようにって」

 

これは僕ら家族の間のルールみたいなものだ。下手に秘密にしておくと後々面倒になる。ただし今回の場合は僕がそうしたいって決めていると意思を伝えているから反対はされてない。

 

「それにしても……桜空くんのお父さんが書いてた私たちが見せられない小説ってなんだろう?」

 

「…………知らない方がいいよ」

 

言えないよ……それは……いや、ましろが疎い……いや、ソラも含めると女子組は基本的に疎いのかも。あげは姉は……多分察すると思う。

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで親組が帰国する日、僕らはももぞの空港に来ていた。僕らは親組が乗る飛行機が来るまでの間、空港内を見つつ展望台に来ていた。丁度飛行機が離陸していた。

 

「やっぱ、空港っていえば、飛行機っしょ!」

   

「はい! ボクは、ずっと空を飛びたくて、航空力学を勉強してきました。だから、夢が叶った今も、飛行機が憧れの存在である事に、変わりはないですから……」

 

そうだよな。ツバサからしたらずっと行きたがっていた場所だもんな。

 

「そういえばどうして飛行機は羽ばたいたりしないで飛べるのでしょうか?ノアですら羽ばたかせているのに?」

 

ソラはそんな疑問を投げ掛けると、ノアとアスは……

 

「科学の進歩でいいんじゃないのか?」

 

「そうだね。因みに翼を羽ばたかせないで飛べるのは、フウくらいだよ」

 

アス曰くフウは風を操作しているとのこと。因みにノアも翼を使わないで飛べるとのことだけど、その方法は炎を一気に解き放つことで飛べるらしい

ソラの疑問にツバサは答えた

 

「鳥は、羽ばたく事で、翼に風を受けますが、飛行機はジェットエンジンなどで加速して、その時に受ける風の力で、飛ぶ事ができるんです」

   

「えー!? ジェットニンジン!?」

    

「空飛ぶ野菜かな?」

 

「つまり! 鳥も飛行機も、翼を受ける風の力で飛んでいて、その力を専門用語で言うと……」

 

「揚力!」

    

「そうなんです! よく知ってましたね! って……」

 

気がつくと僕らの側に小さな女の子がいた。誰かの知り合いと言うわけではなさそうだけど……

 

「そんなの簡単過ぎよ! 風って目に見えないけど・・・。」

 

女の子はシャボン玉を膨らませるとシャボン玉が風に乗った

   

「ほら! 風に乗って飛んでくの!風って、飛ぶのにすごく大事なのよね!」

   

「もしかして、君も飛行機に興味が?」

 

「あなたも詳しそうね! 望遠鏡で一緒に見ましょう!」

 

同じ趣味仲間だからか直ぐに意気投合するツバサと女の子。微笑ましい事なのだけど…………何か僕の中にいるグーリ、白竜、黒竜が危険信号を……あとノアの頭に乗る星竜が怯えてるのは気のせいだと思いたい

 

「私は、天野翔子! 『翔子』には、空高く飛ぶ子って意味があるのよ! 素敵でしょ!」

    

「あなたは?」

 

「ボクは……夕凪……夕凪ツバサです」

 

「へー、あなたも素敵な名前ね!」

 

「はい!」

 

「「「夕凪?」」」

   

「名字があった方が、何かと便利でしょ? この前、少年と考えたんだ!」

 

「そうだったんだ!」

 

「ツバサ君にピッタリです!」

 

「翔子ちゃんって、本当に飛行機が好きなんですね!」

 

「そうよ! だって、私、いつかママみたいな、パイロットになるのが夢だもの!」

    

「ちょ、ちょっと待って下さい……じゃあ、翔子ちゃんのママって、パイロットさんなんですか!?」

 

「すごいでしょ!」

 

「すごい! すご過ぎです!」

 

「今日ね、ママが操縦する飛行機に初めて乗る日なの!」

    

「それは楽しみですね!」

 

「うん!」

 

本当に仲いいな……うん、分かってる。僕もさっきから気づいている。アスが笑顔で二人を見てるけど…………何だかヤバイオーラが見えてるのが…………

 

『あれ、邪竜化してないか?』

 

『いえ、その……』

 

『しているが完全に邪竜の力をコントロールしている……流石は戦闘狂……』

 

『白竜、お前の力で……』

 

『勘弁してください』

 

『主、とりあえずは……』

 

僕の中の竜たちが奥に隠った。逃げたな…………




A アスはエルちゃんに対して嫉妬は?

Q しません。アスが色々とエルちゃんに仕込んでます。またエルちゃんがツバサと結婚すると言っても、エルちゃん将来的には国を納める立場になるから、重婚ありという法律を作ってもらうように仕込んでます

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