ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

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78 ぬいぐるみの思い出

ノアside

 

突然飛び出したぬいぐるみだが、一人の女の子に向かっていくがその女の子が振り向いた瞬間動かなくなった。一体何を思って飛び出したんだ?

 

 

 

 

ソラside

 

その日の夜、ねこさんは動かなくなったままだった。私はおやすみと声をかけ眠りについた。

 

気がつくと私は夢の中にいた。そして私の前にはねこさんがいた

 

「これは……夢?」

 

「ソラ。今日はごめんニャ……」

 

「気にしないで下さい、ネコさん」

 

「でも、騒ぎになっちゃったニャ……」

 

「大丈夫です。何があったのか、聞いてもいいですか?」

 

「似てたんだニャ……友達……」

 

景色が変わり、これはねこさんの思い出……

 

「嬉しい時も、悲しい時も、一緒だったニャ……ずっとずっと、一緒にいられると思ってたニャ……でも……1人ぼっちになったニャ……寂しいニャ……昼間の子は、あの子に似てたんだニャ……」

 

「私が探します! 必ず見つけます! それでも、もし会えなかったら、その時は、私がネコさんとずっと一緒にいます!」

    

「ずっとなんてないニャ……それに、これ以上迷惑をかけられないニャ……」

 

「迷惑だなんて、そんな事ありません!」

    

「ソラ。見つけてくれて、一緒に遊んでくれて、嬉しかったニャ。ありがとニャ……」

   

「でも、やっぱり、あの子の事を待つ事にする……さよニャら……」

   

「ネコさん!」

 

段々とねこさんが離れていく。私は必死に追いかけようとするが追い付けない。

    

「待って!」

 

目覚めるとベッドに置いておいたねこさんがいなくなっていた。私はましろさんたちに話、みんなでねこさんがいるであろう洋館へと向かった

 

 

 

 

 

 

ノアside

 

消えたぬいぐるみ。手がかりとしてはソラ曰くあの洋館にいるはずだとのこと。俺たちは洋館に辿り着き、中に入ろうとすると……ミノトンが俺たちの前に現れた

 

「ミノトン!」

 

「私たちはねこさんを探しに来たんです!邪魔しないでください!」

 

「ねこだと?そんなことより勝負が大事であろう!きたれ!アンダーグエナジー!」

 

ミノトンは洋館をランボーグへと変えた。ソラたちは……

 

「皆さん!行きましょう!」

 

プリキュアに変身した。

 

「「「「スカイミラージュ! トーンコネクト!ひろがるチェンジ!」」」」

 

「スカイ!」

 

「プリズム!」

 

「ウイング!」

 

「バタフライ!」

 

「「「「きらめきHOPホップ、さわやかSTEPステップ、はればれJUMPジャンプ」」」」

 

「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」

 

「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」 

 

「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」

 

「あげて広がるワンダホー!キュアバタフライ!」

 

「「「「ReadyGo!ひろがるスカイ!プリキュア!」」」」

 

俺たちも戦闘形態に変わるが、ランボーグはスカイたちを吸い込んだ。俺たちも吸い込まれそうになったが、俺だけ何かに掴まれランボーグに吸い込まれなかった。

 

「ミノトン!悪いがこいつだけは俺がやらせてもらうぞ」

 

「エクスか。良いだろう!」

 

わざわざ俺と戦いたいからって……ランボーグに吸い込まれたのはスカイたちプリキュアと桜空、アスか。何とかなるだろう。

 

「さぁ!楽しもう!」

 

「楽しむか……」

 

俺は構えるとエクスが直ぐ様距離を詰め、殴ってくる。やはりこの直撃の後に来る爆発はキツいな

 

「どうした!折角の戦いを!楽しまないのか!」

 

「あぁ……そうだな」

 

パンチを繰り出してくるエクス。俺はカウンターでエクスの顔面を殴る。

 

「ふ、いい拳だ!段階を上げようか!」

 

エクスは気合いを入れると体から黒いオーラを纏った。

 

「そいつは……」

 

「邪の力を解放した!その力を喰らうがよい!」

 

エクスが再度距離を詰め、連続で殴ってくる。俺は防ぐがさっきまでと違い、拳の重さが違う。更に爆発が起きない?

 

「奥義!大爆連撃!」

 

大きく振りかぶった一撃を防いだ瞬間、俺の体が何度も爆発した。

 

「ぐうううう!?」

 

「攻撃の度に爆発させず、連続で攻撃を喰らわせた後に、一気に爆発させるこの技……どれだけ防ごうが爆発事態は防げまい」

 

「かなりキツい技だな……なら……」

 

俺は四元の力を解放し、構えた

 

「四元の力と俺が編み出した必殺の技を……喰らえ!」

 

技を放とうとした瞬間、ランボーグの扉が開き、スカイたちが出てきた。

 

「ちっ、邪魔が入りそうだな。この勝負預ける!」

 

エクスは撤退すると俺はスカイたちの所に駆け寄った

 

「ノア!怪我してますが……」

 

「大丈夫だ。ぬいぐるみは助けられたんだな」

 

「助けたと言うより助けられました」

 

よく分からないが、無事ならいい。ランボーグは体を回転させ、迫ってくる。俺とアスは同時に炎と岩を放ち、炎を纏った岩をランボーグに喰らわし、桜空は氷の剣で一撃を与えたあと、プリズムが放った光弾をスカイが思いきりランボーグに叩きつけ、ランボーグを怯ませた

 

「今です!」

 

「すべての色を1つに!ミックスパレット!レッド!イエロー!ブルー!ホワイト!まぜまぜカラーチャージ!プリキュア・タイタニック・レインボー!アタック!」

 

タイタニックレインボーによってランボーグは浄化されるのであった。

 

 

 

 

 

 

ランボーグを無事に浄化し終わり、改めてぬいぐるみの持ち主を探そうと言う話をしながら、家に帰ろうとしていると、ある親子とすれ違い……

 

「りほ、そんなに落ち込まないで。絶対に会えるから! ね?」

 

「うん……」

 

親子があの洋館の敷地に入ろうとしていた。まさかと思いソラはその親子に声をかけた

 

「あの……」

 

女の子はソラが持つぬいぐるみを見て反応を示した。

 

「マロン?」

 

「このネコさんの事ですね?」

 

「りほ! マロン! マロンだよ! 良かったね!」

 

どうやら持ち主みたいだが、女の子は受け取ろうとしなかった

 

「そのぬいぐるみ、この子のお気に入りだったんですが、引っ越しの時に忘れてしまって……でも、なかなかこっちの方まで来れなくて……いいんだよ、りほ。マロン、ちゃんと見つかったよ」

 

女の子もまた忘れてしまったことに罪を感じているみたいだった。ソラはぬいぐるみに小声で何か声をかけ……

 

「ずっと、待ってたニャ。」

 

ソラがぬいぐるみの変わりに気持ちを伝えると女の子はぬいぐるみを受けとり抱き締めた

   

「マロン! 会いたかった!マロン、置いていってごめんね……これからは、ずっと一緒だよ……マロン……」

   

 

 

 

 

その後親子と別れを告げた。あのぬいぐるみも持ち主のところに戻って満足みたいだな

   

「にゃーにゃー、ばいばい!」

 

「バイバイ!」

 

「持ち主、探す必要なくなっちゃいましたね」

 

「再会できたから、すべてよし!」

   

「ソラちゃん、ちゃっと寂しい?」

 

「大丈夫です。マロンさん、嬉しそうだったから。」

 

その瞬間、ソラには何か聞こえ、嬉しそうにしていた

 

「ぬいぐるみって、良いですね」

 

「ね?」

 

 

 

 

 

深い闇の底……ウロボロスは邪竜が封印された場所にいた

 

「そろそろ目覚めの時です。邪竜様……そして……」

 

封印されている邪竜の側には四つの卵……既に何かが孵り、三つの卵を見つめた

 

「…………後はライの後任を……いや、後任ではないな」

 

「それは……俺のことか……」

 

「来ていたのか?腐竜よ」

 

ウロボロスの後ろにはボロボロの服を着た男がいた。

 

「久々だ……邪竜様が封印されてから……ずっと……集めていた……」

 

「お前が一番適任だからな」

 

「いつ……俺は……動く」

 

「少し待て……邪竜様が動く時まで!」




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