桜空side
ソラシド写真館にやって来た僕ら。早速衣装を見ることになったが……
「では、こちらからお衣装を選んで下さい」
「ゆ、夢みたいな可愛さだよ!」
「これ! 私、これにします!」
「お2人のために来たんじゃないんですけど……」
「ハッ……」
盛り上がるソラとましろの二人にツバサがツッコミを入れる。まぁ今回のメインはエルちゃんだからな~
そんな中、あるものが目に入った。それはプリキュアの衣装だった。店員さんの話を聞くには巷で噂になってるプリキュアたちの衣装が子供たちに人気であり、作ったらしい
エルちゃんはプリキュアの衣装に興味津々だった。
「どのプリキュアが一番好き?」
店員さんがそう聞くとエルちゃんはしばらく悩むけど……ましろたちは誰のを選ぶのか気になって仕方ないみたいだけど……
「みんな、すき!」
エルちゃんの答えを聞いてホッとするましろたちであった。
それからプリキュアの衣装全部着たり、色んな衣装を着てエルちゃんも満足そうだ。
帰り、ツバサがプニバードの姿で車に乗るため、僕はあげは姉の車に乗ることになったが……よくアスが僕に譲ったな~
アスside
フウの車に乗り、家に帰る中……
「私……あっちが良かったんだけど……」
「仕方ないだろ。フウが大切な話があるらしいからな」
写真館から帰る際にフウが私たち竜に話があるからと桜空をあげはの車に乗るように誘導したけど……
「それで話って?」
「…………色々と調べて分かったことがある。グーリと水竜の事だ」
「水竜……奴は死んだろ?グーリが殺し……それがきっかけで奴は邪に染まり、俺と相討ちになり……グーリは死に魂となって桜空と融合し、俺は大怪我を負いソラに救われた」
「私は水竜に関してはあまり知らないけど……どんな人なの?」
「……強い奴だった」
うーん、フウがそう言うなら本当に強いんだろうけど…………
「それで何か分かったのか?水竜に関して……」
「…………奴の遺体が見つからない……奴が死んでいるならば遺体…もしくは骨でも鱗でもあるはずが……何も見つかっていない」
それってつまり生きているってこと?でも…
「グーリはなんと?」
「確実に殺した…そう言っているが……もしかしたら……」
フウが言いかけた瞬間、突然急ブレーキがかけられた。一体何事?急ブレーキの理由はあげはが突然車を止めたことみたいだけど……
桜空side
帰り道、疲れて眠っているエルちゃんとその側で眠る星竜をソラは見つめ、ソラはエルちゃんに触れると……
「そら……」
「はい?」
「だいすき……」
「私も大好きですよ……エルちゃん……」
再び眠りにつくエルちゃんを見て、頬笑むソラ。
「いつの日か、アンダーグ帝国との戦いが終わって、世界に平和が訪れて、もうプリキュアがいらなくなった時、エルちゃんはスカイランドに帰って、私達のプリンセスから、みんなのプリンセスになる……それがエルちゃんのためです……なのに、エルちゃんが大きくなるのを、隣でずっと見ていたい……今、そう思ってしまいました……未熟です……」
涙を浮かべるソラは涙を拭った。いつの日か……
「いつかは離れ離れになる日が来る……でも、それは、今日じゃないよ?」
「はい……」
「その日が来るまで、ボク達のプリンセスを、エルちゃんを一緒に守っていきましょう!」
「はい!」
決意を新たにする中、突然急ブレーキがかけられた。一体何が起きたのか分からなかった。
「どうしたの、あげはちゃん?」
「た、確かに人が……」
「あげは!合図をしたら直ぐに車を走らせろ!」
突然の事で困惑する中、ノアたちが駆け寄ってきた。もしかして敵の襲撃か?
「桜空!お前はそのまま車に!」
「……フウ、ノア……ちょっとヤバイかもね。あげはは直ぐ様車を走らせて」
ノアたちが見つめるほうを見るとそこにはフード姿の男がいた。あげは姉は直ぐ様車を走らせる。
「アンダーグ帝国の新たな敵なら、戦いましょう!」
「ヤバいよ、あれ……」
「ただの敵ではありません……あの目、戦いの前につきものの高ぶりも、緊張も、怒りも憎しみも、何もありませんでした……あんなに冷たい目、見た事がありません……」
不意に車の上に物音がなり、そして……突然目の前に黒い穴が開き、そのまま吸い込まれた。
気がつくと霧のかかった薄暗い場所にいた。外にはノアたちの姿があったが……
「ああ!」
「どうしたの?」
「エルちゃんと星竜が……」
慌てて外に出てエルちゃんを探すことに
「プリンセス!」
「どこにいるの? 返事して!」
不意に上を見るとエルちゃんと星竜が黒い穴へと吸い込まれていった。そして僕らの前にフードの男がいた。ソラたちは直ぐ様プリキュアに変身し、僕らも戦闘スタイルに変わった
「エルちゃんを返しなさい!」
「答えろ! プリンセスはどこだ!」
「アンダーグ帝国に送った」
「エルちゃんがアンダーグ帝国に?」
「そんなの嘘に決まってる!」
「嘘? 嘘はつかない。私が求めるのは真実のみ」
男はフードを脱ぎ捨てるとそこには頭に二本の角を生やし、モノクロをつけた男の姿を現した
「私の名は、スキアヘッド。帝国の支配者、カイゼリン・アンダーグ様の命により、プリンセス・エルをいただいた」
「カイゼリン・アンダーグ?」
「私はプリンセスを連れてくるようにとしか命じられていない。今日のところは、ここで帰ろう。カイゼリン様のお気持ちが変わらなければ、お前達は助かるかもしれない」
スカイは直ぐ様スキアヘッドに襲いかかるがスキアヘッドは転移するとプリズム、ウィング、バタフライは追撃を与えるがスキアヘッドは物怖じひとつしてなかった。
「返しなさい……私達のエルちゃんを……」
「「「「返せー!」」」」
僕らも戦いに参加しようとすると……
「竜たちよ。お前たちの相手は私ではない」
突然黒い穴が開くとそこから現れたのは黒髪の子供とエクス、テンペスター、ウロボロス、ボロボロの服を着た男。そして何度も姿を現してきたフード姿の人物。
「あの子供は!?」
「なるほどね。邪竜の仲間だったんだ」
「だとしても何も感じなかったが……」
あれが話に聞いた謎の子供……
「器の人間だけ初めましてかな?僕は邪竜オルドグルス」
「奴が……邪竜!?」
あの子供が……なのに……どうして何も感じないんだ?
「さて、少し遊ぶ前に……君の力を見せてあげな」
フードの人物がフードを脱ぎ捨てるとそこには青い髪の少女がいた。
「馬鹿な!?何故お前が……お前が生きている!水竜リウム!」
「久しぶりね……グーリ。そしてさようなら」
リウムが刀を抜き、僕に向かって切りかかってきた。僕は咄嗟に氷の盾を出し、防ごうとするが……
「防ぐな!避けろ!」
グーリの声が聞こえた瞬間、僕の右腕が切り落とされた。
「桜空くん!?」
感想待ってます