ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

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ひろプリ……最終回良かった。こちらはまだまだ続きますので!


91 恋話?宇宙から近寄るもの

未唯side

 

うーん、失敗したかもしれない。

私が知るソラちゃんたちとは別の世界のソラちゃん達のいる世界に来てしまったのはもうしょうがないと思うしかない。それに来れたのだから帰る方法もあるはずだし……

それにこの世界のソラちゃんたちは変わらずソラちゃんたちだったから良かったけど……まぁ男の人がいるのは驚いたけど、今はそこが問題ではなく、その男の人たちに警戒されている事だ。

警戒されている理由は何となく分かる。私がこっちの世界に転移したことに対してどうにも慌てている様子もなく、何だか慣れている感じを出しているからだ。

いや、仕方ないじゃん。元の世界でも色々な経験を……いや、あれは経験ではなく被害にと言うべきか……そう言うことがあったから私的には不思議なことに対して慣れてしまっている。

 

「何だかごめんね~ノアたちが警戒してて」

 

「あ、いや、まぁ……」

 

因みに今はアスちゃんと一緒にエルちゃんのお世話をしている。ツバサくんは勉強で忙しいみたいなので、私とアスちゃんで引き受けることになった。

 

「警戒するのは普通のことだし、気にしてないよ」

 

「そもそも警戒されてるって気づいてたんだ」

 

「うん、人の視線とか空気を感じるようにしてるから」

 

じゃないと色々と大変な事が起きる。特に幼馴染関連で……

 

「そっか~」

 

「みい、だっこ~」

 

エルちゃんに催促され抱っこする私。それにしても私が知るエルちゃんはここまで歩いたり、話したり出来なかったけど……赤ちゃんは成長が早いってことかな?

 

「さっきの警戒の話だけど、アスちゃんはあまり警戒してない感じがするけど?」

 

「んー未唯から感じるのは特に怪しいものじゃないし……ただ怒らせたりしたらダメかなって感じはする」

 

「私はそんなに怒っても怖くないはずだけど……」

 

容赦はしないだけ……

 

「因みに聞くけど……ツバサくんに対して変な気とか起こさないよね?」

 

「え?どういうこと?」

 

「いや、好きになったりとか……」

 

なるほどね。アスちゃんは……

 

「大丈夫だよ。私には好きな人がいるから……そもそもアスちゃんはツバサくんのどこが好きなの?」

 

「うーん、初めてツバサくんがプリキュアになったとき、凄く惹かれた。それから気になるようになって……この気持ちが好きだって言うものって知って……」

 

「一目惚れと……なるほどね」

 

「それにツバサくんの優しいところとかたまに見せる格好いいところとか本当に好きで……エルちゃんもそう思うよね!」

 

「える!」

 

本当にツバサくんの事が好きなんだな~と言うか何となく気づいたのは、ソラちゃん、ましろちゃんにお相手がいる感じだし、あげはさんはどうにも気になっている人がいる感じがするけど……わざわざ聞く必要はないよね。

 

「あす、おなかすいた」

 

「あ、ちょっと待ってて。用意してくるから」

 

アスちゃんはその場から離れると、エルちゃんと二人きりになった。いや、警戒してなくてもエルちゃんと二人きりにしていいものなの?

 

「みい、なやみごと?」

 

「そんなところかな……」

 

とりあえず元の世界に戻れればいいけど、きっかけはないものか……ただ気になるのは持ち歩いていた訳ではないのに、いつの間にかポケットに入っていたこれは……

 

「必要になるってことなんだろうけど……」

 

正直こっちに来て誰にも見せてない。もしかしたらソラちゃん辺りが気にするかもしれない。

 

「みい?それ……」

 

ポケットから取り出したこれを見てエルちゃんは驚いていた。まぁ驚くよね

 

「エルちゃん……この事は秘密ね。必要にならなければいいと思ってるから」

 

「わかった。やくそく」

 

「うん、約束」

 

本当に何もなければいいのに……

 

 

 

 

 

 

 

深い闇の中、嵐竜テンペスターは一人焦っていた。

 

「まずいまずい。ライだけではなくエクスまで……このままでは残された私は……」

 

昔みたいに役立たずと言われてしまう。私はもうあの頃に戻りたくない。だからこそ邪の力を手にしたというのに……

 

「切り捨てられるくらいなら……邪の力を限界まで……」

 

私は邪の力を取り込み始めた。この場所は邪竜さまの力の源が封じられている事もあり、取り込むのは容易い。ならば…………

 

「奴等を倒し!私が使えることを!証明する!」

 

そんなテンペスターを見つめるとオルドグルスとウロボロスの姿があった

 

「よろしいのですか?」

 

「あぁ、テンペスターが何処までやれるか楽しみだね。それよりも……」

 

テンペスターへの興味を無くし、天を見つめるオルドグルス

 

「この気配……僕の勘違いではなければ……」

 

「えぇ、奴が迫ってきています。それと破壊の力を持ったものも」

 

「厄介だね。奴等が手を結ぶことはあり得ないから、偶然同じタイミングで地球に向かっているのか……」

 

「どうするおつもりで」

 

「このまま見過ごすことは出来ないからね……竜たちでも太刀打ちは出来ないくらい厄介だよ」

 

「では……」

 

「現状の力以上を得るためにテンペスターには頑張って邪を……負のエネルギーを溜め込んでもらわないと……奴には……宇宙から来る皇帝竜には勝てない」




未唯は大切な存在に対して、傷つけるような人物がいれば怒り、容赦なくなり使える手札を全て使う感じです
未唯がいつの間にかポケットに入っていたものは、次回明らかに
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