未唯side
気がつくとなんとも言えない不思議な空間にいた。何なんだろう?ここは……
『目が覚めた?』
声が聞こえ振り向くとそこには朧気な姿をした人がいた。この声は……
「貴方……なんだね」
まさかまた会えるなんて……でも気になる事がある。
「何で貴方はこうして私と話せるの?」
『私だけほんの少し力が残ってるのかもしれないからかな』
そういうものなのかー
「ここは?」
『説明すると難しいけど……分かりやすく言うと、不思議な空間。貴方の意識だけここに連れてきたの』
「ふーん、何となくだけど私をこの平行世界に連れて来たのは貴方なんだよね?」
『そうだよ。この世界は危機に瀕している』
「それはアンダーグ帝国が関係してること?」
『いいえ、宇宙から来る強大な存在』
宇宙から……何か壮大だな……
『普通ならその存在だけならばプリキュアだけなら勝つことは出来るけど……もう1つの存在……そいつがいるせいでプリキュアも竜たちも勝てない』
「私がここに連れてきたのはそのもう1つの存在に対して有効な手段を持っているから?」
とは言ってもそんな大役……
『いいえ、未唯。貴方がこの世界に来ることで……プリキュアも竜たちもプリキュアと共に戦ってきた戦士たちも奴に勝てる力が与えられる』
「切っ掛けみたいなもの?」
『そう……だから……』
段々と貴方ちゃんの姿が消えていく。そろそろ時間だから?
『多くの切っ掛けが……力に変わる……少しすれば貴方は……元の世界に……戻れる……扉を開いた……』
目を覚ますと何処かの部屋にいた。ここって虹ヶ丘家の部屋だよね?
「未唯さん!?目覚めたんですか!」
するとタイミング良くソラちゃんが部屋にやって来て、私が目覚めた事に気がついた
「良かったです……戦いが終わったあと気を失ったから……」
「あー、それは……何かごめんね。あの姿は頭をフル回転させるから……変身後は寝ちゃうんだよね」
想いによって姿を変えるみたいだけど……ソラちゃんたちとは似てるようで違うんだよな~
「そうだったんですね……未唯さん……未唯さんが変身するようになったのは……」
「ソラちゃんたちが巻き込んだことが切っ掛けじゃないよ。私は私なりに助けたい子がいたから……だからソラちゃんみたいにヒーローとして変身したんだよ」
「ヒーロー……私はまだまだですよ」
「ソラちゃんはもう立派なヒーローだよ。私はそう思っている」
「……はい!」
突然私の身体が薄くなってきた。そろそろ帰る頃なんだね
「未唯さん!?」
「そろそろここで私がやるべき事は終わりみたい。色々とありがとうね」
「お礼を言うのは……」
「今度会えるか分からないけど……また会おうね。ヒーロー」
「未唯さん……はい!」
気がつくと元の世界の私の部屋にいた。時間はそんなに経ってないみたいだけど……
「そういえば伝え忘れてた……」
迫り来る脅威について……でもきっとソラちゃんたちなら……
私は窓から見える青空を見て微笑むのであった。
「テンペスターがやられたみたいです」
「ウロボロス……テンペスターはいい仕事をしたよ。お陰で……」
オルドグルスは黒い塊を見つめていた。黒い塊からは黒いオーラが溢れている
「もしものための保険が役に立てばいいが……ウロボロス、ストレイアと共にここを守れ」
「邪竜様は?」
「僕とリウムは地上に出る。それと奴を呼び戻しておけ」
「既に呼び戻しております。それと奴には勝手ながら別命として海竜の元に」
「海竜はこちらの仲間にはならないが、今回ばかりはな」
「では……奴を臥竜が戻り次第……」
「あぁ……奴等の影響が及ばないように……結界を張っておけ。破壊の力を持った奴と宇宙皇帝竜……下手すれば全てが終わる」
桜空side
未唯さんが元の世界に帰ったとソラに言われた。あげは姉はちゃんと見送りたかったと言っていたけど……まぁ突然帰ることになったから仕方ないけど……
ちょっとしたどたばたが続いたが、ほんの少し日常に戻るのであった……
だけど……その次の日……僕らは敗北することになるとは思ってなかった……
次回からオールスターズFになります。これまで出たオリキャラも登場しつつ、止まってしまっているテパプリのオリ主も出そうかな?あとブラペも
未唯はオールスターズFには出ません。オールスターズFには
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