先ずはスカイチーム
桜空side
何かが消えていく中、僕の目の前には兎の頭をした何かと三つ首の竜の姿があった…………それと同時に砕ける音が鳴り響く
「はっ!?」
目を覚ますと見たことのない荒野にいた。
「ここは……何処だ?」
何で僕はこんなところに……
『目を覚ましたか。桜空』
僕の肩に現れたグーリ。僕より先に目覚めていたのか
「グーリ、ここは?」
『我にも分からぬ。気がついたらこの場所に……』
『私たちも分かりませんね』
『主が目覚めた事だけは喜ばしいことだが……』
ノワールとブロンも姿を現す。三人ともこの場所が何処か分からないか……
「何か身体が変な感じがするけど……怪我とかしてないよな?」
自分で見える範囲では怪我はない。グーリたちにも見てもらうが特におかしなところはないらしい
「とりあえず誰かを探さないと……」
この不思議な世界にいるのは僕だけじゃないと思いたい。ましろたちやノアたちもいるかもしれない……
そう思い適当に辺りを散策しようとすると……
『む?誰だ!そこにいるのは!』
グーリが近くにあった岩場に向かって叫ぶと、岩場の影から一人の少年が出てきた
「ようやく人を見つけられた」
そこにはいたのは白髪の少年。この世界の住人か?
「お前は……この世界の人間か?」
「いや、僕も気がついたらこの世界に……あぁ自己紹介がまだだったね。僕は……マリス」
マリス……変わった名前だな。とは言えこんな状況で出会えたことは何かしらあるな
「僕は桜空。よろしく」
「あぁ、よろしく。それで桜空。何処に向かうつもりなのかな?」
「とりあえず他にも誰かいないか……友達や大切な人がこの世界にいるかもしれ……」
不意に何か感じ取り、周辺を見渡すと少し離れた場所に土煙が上がった。
「あそこに行ってみよう」
「そうだね」
マリスと共に土煙が上がった所へと向かうことになった。
土煙が上がった場所にたどり着くとそこには悪魔みたいな姿をした化け物とそれと戦う三人の少女たちがいた。その少女の一人に見覚えがあった
「スカイ!マリス、悪いけど避難しててくれ!」
「わ、分かった」
僕は戦闘スタイルになり、スカイたちの援護に向かった。
「氷竜弾!」
氷のつぶてを放ち、化け物の注意を引く。
「誰?あの人?」
「あれは!?桜空さん!」
「貴方の友達?」
「スカイ!それと……えっと……プリキュア?」
スカイたちにプリキュアが……いや、いるのは聞いてたけど……まさかこんな世界で出会うことになるとは……
「あの化け物は?」
「分かりません。急に襲ってきたので……」
「プリキュアーーーー!」
化け物が大きく拳を振り上げて殴りかかってくる。僕らは咄嗟に避けると、化け物の前に見知らぬ黒髪の少年がいた。
「おい、危ないぞ!」
「やれやれ、変な場所にいたと思ったら、こんな怪物がいるなんて……」
化け物は少年を殴るが少年は殴り飛ばされることなく、微動だにしなかった
「悪いけど、僕にはこういう攻撃は効かない」
少年はまばゆい光と共に姿を変えた。髪は黒から灰色に変わり、白いコートを羽織った神秘的な衣装の姿に……
「なゆくん!」
「再会を喜びたいけど、今はこの化け物をどうにかするしかない!」
なゆと呼ばれた少年は化け物を殴り、化け物は仰け反るとその場から逃げようとするが……僕は化け物の足を凍らせた。
「スカイ!決めろ!」
「はい!ひろがる!スカイパンチ!」
スカイパンチを喰らい、吹き飛ぶ化け物だったが、立ち上り空へと飛んで逃げた
どうやら撤退したみたいだな。他にも化け物はいないみたいだし……とりあえず僕らは元の姿に戻った
「桜空さんもこの世界にいたんですね」
「あぁ、気がついたら……でもソラがいるってことは……」
「はい、他のみんなも……きっと……」
ソラと合流できただけでも喜ぶべきだな。
「なゆくんもいたんだね」
「あぁ、ゆいも……」
「とりあえずさ、みんな自己紹介しない?私は夏海まなつ。さっき変身したときのはキュアサマー!」
「私は和実ゆい。こっちはコメコメ」
「よろしくコメ」
「結城なゆだ」
「私はソラ・ハレワタールです」
「僕は真倉桜空。それと……」
僕の肩にグーリ、両隣にノワールとブロンが現れ紹介した。それと安全を確認して、マリスがこっちにやって来て、自己紹介を済まし、どうするか話し合うと
「あの遠くにあるお城……なんだろうね?」
まなつが指を指した方向には遠くだが確かにお城が……何かしらあるだろうなと思い、お城を目指そうとするが……大きなお腹の音が鳴り響き、
「はらぺっこたー」
ゆいがお腹空いたとのことで先ずは食料探しをすることになった。
ソラside
桜空さんと合流できましたが……ノアやましろさんたちは……一体何処に……
ふとポケットの中に何かあることに気がつき、取り出すとそれは真っ赤な宝石があった。
「これは……?」
オリキャラ紹介
真倉桜空
炎と氷の竜のオリ主の一人。氷の竜グーリがその身に宿ったことで氷竜の力が扱える。またグーリが宿ったことで『四元の器』と呼ばれる力を扱えるようになった。ましろとは幼馴染であり恋人同士。
見知らぬ荒野で目を覚まし、ソラと合流するが、自身の身体に何か違和感を覚えていた
結城なゆ
大罪の勇者のオリ主。あることが切っ掛けで神と共にデパプリの世界に転移した。元の世界で勇者と呼ばれる少女たちを見守ることになっていたが、デパプリの世界に転移する際に自身も勇者の力を得るが……7つの大罪の力を扱え、基本的には攻撃吸収を中心とした能力『暴食』の力で戦っている。
マリス
桜空がおかしな世界で初めて会った少年。
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