公安特捜班・長岡発スーパー特急「かがやき」の客たち 作:新庄雄太郎
石川県・金沢市
午後1時ごろ、パトカーがサイレンを鳴らして、兼六園付近に到着した。
「はい、ちょっと通ります。」
「下がってください。」
と、立ち入り禁止のロープが張られた。
「おい、何があった。」
「人が死んでるんだって。」
「えっ、マジで!。」
「しかも、男たぜ。」
と、やじ馬たちが行っていた。
「で、発見したのは。」
「はい、観光していたら男が死んでいたんです。」
「なるほど。」
「警部、被害者はどうやら東京の人だそうですね。」
「ええ。」
「それで、身元は。」
「はい、被害者は西原 裕太郎さん26歳です。」
「おう、それで死因は。」
「死因は出血死、凶器はナイフです。」
金沢で起きた殺人は、すぐに特捜班にも伝えられた。
「何、金沢で男性の死体。」
「はい、被害者は東京都荒川区の西原裕次郎さん、わかりました、早速調査いたします。」
と、電話を切った。
「おい、石川県警からの捜査協力の要請だ。」
と、メモを渡した、
「早速、当たって見ます。」
南は高山と一緒に、当たって見ることにした。
「まぁ、その人が死んだんですか。」
「ええ、金沢で死体で発見されたんです。」
「もしかしたら、その人は恨まれてるって事も。」
「それは一体どういう事なんですか。」
「はい、実はこんな脅迫文が届いていたんです。」
と、西原の彼女の真弓は手紙を渡した。
「ほう、なるほど。」
「と言う事は、金銭トラブルか何かって事になりますね。」
「ええ。」
そして、特捜班に戻ると。
「何、恨みによる犯行か。」
「ええ、その可能性があるんです。」
「ほう、と言う事は特急「かがやき」に乗っていた野中に犯人がいる可能性があると。」
「ええ、多分。」
「松本、時刻表を持ってきてくれ。」
「はい。」
と、松本は南に時刻表を渡した。
「これが、特急「かがやき2号」の時刻か。」
1025Mかがやき2号
長岡 9:04
直江津 9:48 9:49
富山 10:56 10:57
高岡 11:09
金沢 11:34
「なるほど、1日6往復運転してるのか。」
「はい。」
「と言う事は、その客に聞いて話をしてもらう必要がありますね。」
「ええ。」
「すると、停車駅は直江津と富山と高岡と金沢ですね。」
「ええ。」
「問題は、犯行とアリバイを調べる必要があるんだな。」
「と言う事は、この特急「かがやき」に乗っていた客の中に犯人がいるって事ね。」
「その可能性が高いって事か。」
「調べて見た方がいいですね。」
「ええ。」
特捜班では、特急「かがやき2号」に乗っていた客は3人に絞られた。
池谷 浩二
川井 淳朗
高瀬 隆一郎
の3人が、特急「かがやき」に乗っていたことが判明された。
3人の中に、アリバイがあるのだろうか?