上野発寝台特急「北陸」15分の殺意   作:新庄雄太郎

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高山達も推理してみた。


第3章 高山の推理

南と鶴岡と高山は、寝台特急「北陸」の個室寝台で殺人を捜査をすることにした。

 

早速、時刻表で調べて見た。

 

「つまり広瀬は、上野から寝台特急「北陸」に乗っていたのは確かですね。」

 

「ええ、寝台券も買ってあるので裏は取れています。」

 

「問題は、被害者の彼女も乗っていたのか。」

 

「ええ、彼女は上野から乗っていたから、その時間帯は生きていたそうだ。」

 

「後、その広瀬って言う人はB寝台に乗っていたんだよね。」

 

「そうだ。」

 

と、南は言った。

 

「上野を発車するのは22時44分だから、2人はこの「北陸」に乗っていた。」

 

「篠塚は、個室A寝台に乗っていた。」

 

「ええ。」

 

「そして、広瀬はB寝台に乗っていた。」

 

「柏崎と直江津ではないのは確かですね。」

 

「ええ、そこには停車しない筈です。」

 

「糸魚川、4時37分、そこで誰かが乗っていたと。」

 

「可能性はありますね。」

 

「ええ。」

 

「犯行が行う場所だったら、糸魚川から富山を過ぎたあたりで運んで個室寝台に入ったと考えられるな。」

 

「つまり、犯人は糸魚川から寝台特急「北陸」に乗ってそこから下車したって事も考えられないか。」

 

「その可能性がありますね。」

 

しかし、糸魚川から乗ったのは男か女かはわからなかった。

 

「もし、犯人が富山へ降りたとしたら、そこから特急に乗り換え行ったって事は。」

 

「その可能性もあるな。」

 

「もし、乗るとしたら米原経由の特急「しらさぎ2号」の可能性もあるんじゃないのかな。」

 

「確かに、それに乗ったと考えられるかもしれんな。」

 

「ええ。」

 

「よし、班長に早速石川県警に連絡しておこうか。」

 

「ええ。」

 

「何、犯人は男か女の可能性があるのか。」

 

「ええ、広瀬は誰かに殴られたとしたら男か女って事も考えられるんですよ。」

 

「ほう。」

 

「犯人は、広瀬ではないって事です。」

 

「なるほど、つまり犯人は広瀬に罪を着せて犯人に仕立てようとしたって事か。」

 

「ええ。」

 

そして、次の日南と高山と鶴岡は東京発10時08分発の上越新幹線「あさひ309号」に乗り、長岡に到着したのは11時41分、長岡からは11時49分発の特急「かがやき4号」に乗り、金沢へ到着したのは14時19分である。

 

南と高山達は小沢警部に会い、早速石川県警本部へ向かった。

 

「ええ、その時は目が覚めた時に歩いていたら、誰かになぐ馴れて個室に入っていたんです。」

 

「ほう、それで、相手の方は男か女かわかりますか。」

 

「男か女かは分らなかったです。」

 

「なるほど。」

 

「小沢警部、犯人は別にいるって事になりますね。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「やはり、犯人は別にいるって事になるな。」

 

「はい。」

 

「よしっ、石川県警ではその線で捜査してみますわ。」

 

「ええ、お願いします。」

 

「わかりました。」

 

その後の調べで、広瀬は何者かに殴られて個室に入ったと判明された、犯人は男なのか女なのか。

 

 

 




本当に広瀬が殺したのか?

そして、殴って来たのは男か女か。
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