ゲームしてたらパルデア地方に何故かいる『元』24歳は自分です   作:DELTA-nuinui

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【新設定?ピンクの学園】

 

ああああああああぁぁぁ!!!!

落ち着け俺!いくらラノベとか好きで最近ポケモンにもハマってきたからって、『ポケモンの世界』で転生する奴があるかー!

 

俺がベッドに腰掛けて頭を抱えてるとドアの外からゴゴゴゴゴゴと何が地ならしを上げて、迫ってきていて

 

 

 

 

バタンっ!と大きくドアが開け放たれて

 

「デルターっ!おはよー!」

 

と高身長で黒いポニーテールに前髪に緑のメッシュの入った元気いっぱいの女の子が、入ってきた。

 

 

 

そう、ネモである。

俺は状況が掴めてはいないが、とりあえず「お…おはようネモ」と挨拶を返すとネモはムーと両腕を組んで顔をムスッとさせて俺を見る。

 

「え?……あ……どったん?」

 

頭ぐちゃぐちゃながらもネモに聞くと。

 

「遅い!」

 

と返した。

俺は思わず「んん?」と首を傾げると

 

「もう朝の9時だよ!一緒にグラウンドでポケモンバトルするって言ったじゃん!」

 

と言われた。

何故だか俺の頭の中に、昨日ネモとポケモンバトルをする約束は『確かに』あった。

俺は慌ててネモに謝罪言いながら準備を済ませる。

 

 

準備を済ませる最中に俺は色々な事を『思い出した』。

俺の名はデルタ。

パルデア地方のニューチャンピオンであり、ここ『ピーチアカデミー』の生徒だ。

 

 

 

 

 

 

 

(ピーチアカデミーっで何だ?)

 

え?スカーレットは『オレンジアカデミー』でバイオレットは『グレープアカデミー』だよな?

 

俺は自分やネモ、他の生徒の服を見た。

全員がオレンジや紫の所が茶色に少し近いピンク色の制服だった。

 

(そんな事ってあるか?…)

 

俺は更に記憶を辿っていく。

俺がピーチアカデミーに入学してからの出来事が走馬灯のように脳内を流れていく。

そして全ての出来事を思い出てきた。

 

 

 

まずここは『パルデア地方』これは合ってる。

 

通学最中にネモとチュートリアルでポケモンの戦い方やゲットの仕方を学んで、崖から落ちてコライドンと出会い、ペパーとファーストコンタクトをとって戦った。

ここも合ってる。

 

そして俺はピーチアカデミーに入学した。

おかしい。

 

そして俺は初めてスカーレットをやった通りに事を進めてた。

うんうん。

 

砂漠でイシヘンジンに会い、海でコオリッポを見たり、洞窟でタツベイとモノズに出会ったり、ヤレユータンとナゲツケザルの喧嘩に巻き込まれた。

 

(…………)

 

 

ピケタウンの噴水のおっちゃんからは『イワイノヨロイ』と『ノロイノヨロイ』をそれぞれドーミラーとヤバチャの素材で貰えた。

 

(………)

 

 

エリアゼロには過去と未来のポケモン両方がいて、オーリム博士とフトゥー博士と戦い、その後に出会った野生のミライドンをゲットした。

 

 

「おかしぃいい!!」

 

俺は思わず叫んだ。

 

「どうしたの!?」

「え?……あ……ごめん……何でもない……」

「じゃあ早く行こ!」

「う……うん……」

 

そして俺はネモに手を引かれて寮を出た。

俺は今、ピーチアカデミーのグラウンドでネモと対面している。

 

「さぁ!行くよ!デルター!」

「おう!かかってこい!」

 

ネモはチャンピオンルートや学校最強大会で見せるようなボールの構えをするとモンスターボールを投げた。

 

「いけ!パーモット!」

 

ネモが投げたボールからは元気いっぱいに、パーモットが飛び出してきた。

 

【パーモット】♂ Lv.100

 

俺の『目』にパーモットの名前と性別、レベルとHPがゲームと同じように映る。

そして俺もポケモンを出す。

 

「いけ!キラフロル!」

 

【キラフロル】♀ Lv.100 ✧

 

俺が投げたクイックボールから(キラーン☆)と光を放ちながら、水色のキラフロルが出てきた。

その光景に俺とネモのポケモンバトルを見る生徒や先生達はざわめいている。

 

「え?何あれ?新種?」

「すげぇ!カッコイイー!」

「でも何か可愛い」

 

皆んなゲームだと、ただ腕を振ったり、声の出てない応援をするだけのモーションだったのに、この世界だと普通に皆んな驚いたりしてる。

それはもちろんネモもだった。

 

「すごいすごい!それってオモダカさんが使ってるポケモンと同じだよね!?しかも色が何か違う……はっ!もしかして色違いの個体!?」

 

ネモは目をキラキラさせながら興奮していた。

しかしネモは、すぐにはっとなって「でも負けないよー!」と言い

 

「いくよー!デルター!」

 

と言って来た。

それに対して俺も「おう!」と言ってポケモンバトルをする。

 

 

 

 

 

 

「だぁー!また負けたー!」

 

ネモと相棒のポケモン達はグラウンドに仰向けで倒れ込んで、空を見ながら嬉しそうに叫んでいた。

 

「よし!これで5連勝!」

 

俺はガッツポーズをして喜ぶ。

 

「くそぉ!もう1回だ!もう1戦!」

 

ネモが起き上がって、再び勝負を仕掛けてくる。

しかし「お2人ともダメですよ!」と声が聞こえてきた。

俺とネモが声のした方を見ると、少しぷりぷりした表情の数学教師で、元いわタイプのジムリーダーのタイム先生が立っていた。

タイム先生は俺とネモに近づきながら話す。

 

「お2人とも今日だけで5回もグラウンドを独占しています!さすがに他の生徒の皆さんにも譲りなさい!それにネモさんはこれから授業があるでしょう!?」

 

「えー……わかりました……」

 

ネモは渋々と言った感じで返事をした。

俺は「すみません。やりすぎました。皆んなもゴメン。今、空けるから」と言って謝ると、生徒や先生達はそれぞれ

 

「全然大丈夫だよ」

「気にしないで」

「ナイスファイトだったよ!」

 

など言ってくれて、俺とネモに笑顔をくれた。

俺とネモは皆んなに「ありがとう」と言ってポケモンを戻して、グラウンドから出ようとする。

すると俺の耳にこんな会話が聞こえてきた。

 

「すごいよね〜今まで無敗だった生徒会長を倒しちゃう子が来るなんて〜」

「ね〜ネモちゃん、すっごいイキイキしてた」

「それにしても『パモットに進化系』がいたなんてね〜」

「ね〜!私もびっくりした!見た目あんま変わんないけど、めちゃくちゃ強かったね〜」

 

とか聞こえた。

俺は不意にネモに話しかける。

 

「なぁネモ?」

 

俺の呼びかけにネモが振り向く。

 

「ん?どうしたの?」

「パーモット以外に1000歩連れ歩いて進化させるポケモンって何がいるか分かるか?」

 

俺の質問にネモは目を輝かせて俺にずいっと近づいてきた。

 

「え!?パーモット以外にもそんな特殊な子がいるの!?」

 

ネモの好奇心の質問に俺は「ああ…いるよ……パーモット以外に後2匹」と言うと、ネモは更に目をキラキラさせて「教えて!」と聞いてくる。

 

「まずはシガロコだろ?アイツは進化するとベラカスって言うポケモンになる。後はアノクサだな、アイツも1000歩連れ歩くとアノホラグラになる」

 

俺の説明を聞いていたネモは、感心しながら「へぇ〜!!」とキラキラしながらメモしてた。

 

「デルタありがとう!デルタが『教えてくれた』から私のパモットも進化出来た!やっぱりデルタはすごいよ!」

 

ネモのお礼の言葉に俺は「うん」と言ってネモと別れた。

 

(この世界にはレベルアップもしくは石での進化以外、認知されていない…)

 

俺がこの世界で『デルタ』と言う人物の記憶を辿ってみると

 

キリキザンを出すオモダカさん

 

ストライクを出すレホール先生

 

コノヨザルを出さなかったビワさん

 

キリンリキを出したジニア先生

 

そもそも誰もグレンアルマとソウブレイズを知らないって言ってた。

 

(やっぱり…ここは俺の知ってるポケモンsvの世界じゃないな)

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