ゲームしてたらパルデア地方に何故かいる『元』24歳は自分です 作:DELTA-nuinui
「クソぉ…」
「……」
始めは全く連携の取れてなかったコルサさんとネモだったが、一瞬で冷静に戦況を分析して、風向きを自分に有利な方向に変えるのは、さすがジムリーダーとチャンピオンなだけあるな。
あっという間に戦況がひっくり返されて、
コルサさんが残るはウソッキー、ネモがマスカーニャと未だ場に出していないポケモンが1体の合計3体が向こうにいる。
はたや俺たちは、これから出す2体のみ
メロコが俺に目を向けて「デルタ、行くぞ」と静かに言う。
俺も「あぁ!勝とうぜ!」と言って、俺とメロコはそれぞれ最後のポケモンを出した。
「いけっ!カイリュー!」
『うおぉぉぉ!やったるぜ!』
俺の投げたボールから暗めだけど薄緑のカイリューが出てきて、キラーン☆と光を放つ。
「やっちまえ!グレンアルマ!」
「グオォォォ!」
屈強な黄色い鎧に身を包んだグレンアルマが、雄叫びを上げて登場する。
「さすがデルタとメロコのポケモンだね…残りラストなのに負けることを考えてないね」
ネモは少し笑みを浮かべながら言った。
「素晴らしいぞ、デルタ!メロコ!ネモ!ウソッキー!最高の合作だ!」
コルサさんは嬉しそうな表情で、俺達に称賛を送る。
「ウソッキ!」
「ニャー!」
ウソッキーとネモのマスカーニャもコルサさんの応援に応えるように返事をする。
「ウソッキー!『ストーンエッジ』!」
「マスカーニャ!『じゃれつく』!」
コルサさんがメロコのグレンアルマを倒そうとウソッキーに指示を出し、ネモが俺のカイリューを倒そうとマスカーニャに指示を出した。
「グレンアルマ!かわして『アーマーキャノン』だ!」
メロコの指示を聞きグレンアルマは、その場でジャンプをしてストーンエッジを回避して、両腕をロックマンみたいにして、ウソッキー目掛けて専用技の『アーマーキャノン』を発射した。
「カイリュー!『エアスラッシュ』で迎え撃て!」
俺の指示にカイリューは『おっしゃ!』と言って飛びつこうとしてきたマスカーニャより高く飛び上がって回避して、ひこう技『エアスラッシュ』を放つ。
「ウッソォオオオオ!」
「ニャー!」
ウソッキーとマスカーニャはモロに効果抜群技を受けて、マスカーニャは倒れた。
そしてコルサさんのウソッキーは特性『がんじょう』で持ちこたえていた。
しかし
「ウッ……ソォ…」
持ちこたえたウソッキーを毒が容赦なく、むしばんで、ウソッキーも戦闘不能になった。
残り1:2
「みんなお疲れ様……後は私が頑張りますね!」
ネモはコルサさんに声を掛ける。
コルサさんも「あぁ!頼んだ!」と言ってネモに託す。
ネモは「うん!」と言って最後のポケモンを出した。
「頑張って!パーモット!」
ネモが出したボールから元気よくパーモットが飛び出して来た。
グサッ
「ビャアアア!!!」
場に出たパーモットは『まきびし』『ステルスロック』を踏んでHPがほぼ半分になり、おまけに猛毒をくらった。
「頑張って!パーモット!『れいとうパンチ』!」
パーモットはネモの指示に「パァァァ!」と鳴いて、カイリューに高速で飛びかかって、ドラゴン・ひこうタイプのカイリューの4倍弱点の氷技『れいとうパンチ』をくらわせた。
『がはぁ!』
カイリューのHPバーが一気に半分以上減って赤に近い黄色になった。
カイリューの夢特性『マルチスケイル』で
HP満タンのカイリューが受けるダメージは半減されたとはいえ、これはキツイな。
そんな時にメロコが「グレンアルマ!『サイコキネシス』!」と叫んだ。
(ナイスだ!)
グレンアルマが「グオォォォ!」と叫んで
、パーモット目掛けて『サイコキネシス』を発動した。
その瞬間だった。
サイコキネシスの音で聞こえなかったがネモが口を動かしていた。
そして、パーモットが光を放ってサイコキネシスに包まれて倒れた。
今の光……っ!まさか!
「おっしゃぁ!……やったな!デルタ!」
メロコは喜んでいたが俺は「いや、まだだと言って」ネモを見る。
ネモは「ふふっ」と笑った。
そして俺の頭の中にテキストが浮かんだ。
パーモットは『さいきのいのり』を使ってマスカーニャを復活させた。