なんか、変な奴と暮らしてたら変な組織に人理を救えと言われて連れ去られた件。 作:にわかによる妄想劇場
「 ………?」
「起きたようね、マスター」
「ああ」
意識が浮上して、目が覚めるとカルデアの天井が見えたので何してたっけとぼんやりとする頭で考え込んでいると、オルトが覗き込んできたのでそう言えば特異点Fから帰ってきた直後に失神したんだと思い出した。
何しろ、本来なら今回の様なレイシフト前にサーヴァントを何体か召喚して彼らと共に俺が持つ能力を使って、実地試験をするつもりだったのにほぼ1人でシャドウ・サーヴァントと戦った挙句にセイバーだったサーヴァントとの一騎打ちで勝ったのだ。
想定外の環境と戦闘で、予想以上に精神と肉体をすり減らしただろうと推測可能なので四肢を軽く動かして異常がないかを確認した。
(右足と、左足は………大丈夫。右腕と左腕も………問題なさそうだ。指も普通に動かす分には違和感はない。後はどれだけ、戦闘で動かせるかだな)
「治療はオルトがやってくれたのかい?」
「Dr.ロマニにデータを取ってもらいながらね。私がいれば損傷箇所をすぐに治す事はできるけど、すぐに対応できない場合は彼らに頼る事になるから」
「ああ。て事は特異点Fで起きた事やそれに関する事は全て喋ったのか?」
「えぇ、勿論。必要な範囲で」
どうやら、オルトの独断で色々とやってくれた様なので俺個人でやる事は殆どないだろう。元々、オルトが協力してくれたからこその改造人間だし、俺が認知していない事も彼女なら知っているなんて事もあるだろうからね。
「そう言えば、ロマニが起きたら連絡を寄越すに来る様に言われてたわ」
「そうか。頼む」
「ええ」
俺の体に乗っていた掛け布団を脇にやり、起き上がってノソノソと着替えている間にオルトが部屋に備え付けの通話機でロマニに連絡を取ると、暫くしてからロマニの他にダ・ヴィンチちゃんと藤丸、そして所長とマシュが来た。
「まさか、全員で来るとは思っていなかったでござる」
「当然でしょ。冷静に考えてサーヴァント相手に唯の人間が単独で撃破できる方がおかしいんだから」
「オルトの治療を計測してみたんだけど、人間相手にやる治療じゃなかったよ。普通なら人体そのものが爆発四散してもおかしくない治療方法だった」
「やっぱり、凄いです。誠さん」
「俺も頑張れば戦えるかな?」
「オルトありきな能力だからなぁ。つーか、やめとけよ藤丸。所長やロマニの反応が正しいからな?」
俺の言葉に、オルガマリー女史が呆れてロマニは唖然とする一方でマシュに至っては目を輝かせながら見てきたので、ボリボリと頭を掻きながら見当違いな努力をしそうな藤丸に釘を刺しておく。
実際、聖杯の泥を被ったセイバー 黒いアーサー王とタイマンで戦えたのはオルトが前もって改造してくれたお陰であり、普通ならまともに戦えずに宝具を放たれて蒸発してもおかしくなかった。
そうならなかったのは、オルトによる改造と言うチート級のバフの内の幾らかを解放したからに過ぎず、生粋の人間である藤丸がどんなに努力してもサーヴァントと戦えないので他の所で努力してもらいたいね。
「つーかあれだ。所長の生死に関する事なんだが」
「あぁ、それ? オルトから聞いたわ。今回の破壊工作時に肉体は死んだのでしょう?」
「ああ。それにしても冷静だな。もっと動揺してるかと思ってたわ」
「流石に3日も経てば落ち着くわよ。それに、今回の件は完全に私の落ち度なんだし、冷静に考えればもっと他の人の話も聞けば良かったと反省するわよ」
どうやら、オルガマリー女史の肉体がくたばった事に関しては既に納得済みの様なので第三者である俺からは何も言う事はない。
「そうそう。肉体繋がりで言うなら誠くんの肉体も変わってるよね。本来なら、サーヴァントとの連戦でどこかしらが壊れてもおかしくないのに全身が筋肉痛と重度の疲労だけで済んだのだから」
「細かい事はオルトから聞いた方が早いな。俺が知っているのは、骨や筋肉などの体を動かす為の部分を重点的に弄られたのと戦いに必要なエネルギーを供給する魔力炉、そして戦い方に関しては通信教育みたいに武術の達人の動きをトレースした特訓を散々やらされたからな」
「それだけ、分かれば充分だよ」
とは言え、その話になると本人や俺らは気にしなくとも藤丸やマシュの雰囲気がやや暗くなったので、ロマニが話題を変えたので俺も答えられる範囲で答えた。
何しろ、俺自身も改造人間としての自分の実力を完全に把握できていない上に、今回の様なサーヴァントと戦う度に反動で失神する状態は戦力としてかなり不安定だ。
今回の特異点は、滞在期間が短めで敵も少なかったから何とかなったが別の特異点で月単位の期間を滞在したり、敵がうじゃうじゃといる様な場所だったら中々に苦労する羽目になる。
その為、他の7つの特異点を攻略する為にサーヴァントを召喚して戦力の拡充をしようとの話になって、サーヴァントを召喚する部屋へ向かう事になった。
「召喚か。藤丸はどんなサーヴァントを召喚したいんだい?」
「俺? 俺はセイバーかキャスターかなぁ」
「あぁ。特異点Fでの光景が基準になってるのかな? まぁ、悪くはないんじゃないかな」
「そう言う誠さんは良いんですか? オルトさんが居るのに他のサーヴァントを召喚したりして」
「オルトは強すぎるからねぇ。牛刀で鶏を割くっつー言葉が当てはまるレベルで過剰火力だから、逆にサーヴァントが来てくれないと困るのさ」
実際、オルトが行動するだけで大抵の事柄は解決できるだろうがそれはあくまで強大な戦闘力と言う点であり、戦闘訓練や頭を使って論理と根拠を持って解決する事件の様な状況などでは中々にハードルが上がる。
その為、そう言った穴を埋める意味でもサーヴァントの召喚は藤丸だけじゃなく、俺にとっても必要な事なのでどんなサーヴァントが来てくれるかなと期待しながら召喚する部屋に到着した。
アンケート第二弾です。
本作主人公の召喚に応じたサーヴァントはどんなクラス?と言う物です。
今回の召喚で呼び出す人数は、3騎ですので投票数が多い順からどんなクラスにするかを決めようと思ってます。
アンケートの回答数の関係で、どんなサーヴァントにするかは独断と偏見で決めちゃう事になりますのでご容赦ください。
個人的にお勧めなクラスやサーヴァントがあれば感想欄にどうぞ。
本作主人公の召喚に応じたサーヴァントはどんなクラス?
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セイバー
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アーチャー
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ランサー
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ライダー
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キャスター
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アサシン
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バーサーカー
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ルーラー
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アヴェンジャー
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アルターエゴ
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ムーンキャンサー
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フォーリナー