海兵に撃たれた男の治療をしていたホンゴウとウタだったが、ウタが突然自らの口を抑え顔を赤くして倒れた。
ホンゴウ「ウタ!?」
観客「いって〜〜〜!?」
時を同じくしてそれまで反応の無かった男が悲鳴を上げてのたうち回る。
ホンゴウ「シャンクス、こっち来てくれ!?」
シャンクスは大将二人との交戦を止め、すぐさま降りてくる。
シャンクス「何があった?」
ホンゴウ「わからない。だがお前は倒れたウタを守っててくれ。俺は患者を抑えるのに精一杯なんだ」
ホンゴウの言った通りウタは気を失っており、観客の一人が目覚めている。周りを見ると先程までウタに操られていた観客達も動きを静止させている。
シャンクス「ルフィがやってくれたのか。お陰で助かった」
手当てをしていた男の他にも目を覚まし始めた観客がチラホラ現れている。そしてこの男も……
ロー「・・・・どうやらウタワールドから解放されたみたいだな。どうやって解放されたのか、それだけがよく覚えてないが。そうだ!起きろ、ベポ!!」
ベポ「あ、キャプテン」
事件はこのまま収束するかに思われた。
ᚷᚨᚺ ᛘᚨᚾ ᛏᚨᚲ ᚷᚨᚺ ᛘᚨᚾ ᛏᚨᛏ ᛏᚨᛏ ᛒᚱᚨᚲ
気を失っていた筈のウタから邪悪なオーラが纏われて、ウタの口から破滅の呪文が流れてきた。
ナミ「とんでもないものを見せられたわね」
ブルック「ヨホホホ。良いんじゃないでしょうか。むしろ祝福する場面では?」
ゾロ「意外だな。お前はこういうの怒り狂うと思っていたんだが」
サンジ「俺はレディの幸せを1番に大事してる騎士だ。ウタちゃんを幸せに出来るのがルフィなら譲りもするさ」
ゾロ「そうかよ。俺にも一本吸わせろ。俺も吸いたい気分だ」
サンジ「ほらよ」
フランキー「うちの船長も随分漢を上げたようだな。そうは思わねえかジンベエ」
ジンベエ「全くじゃ。目を見張る成長じゃな」
チョッパー「ルフィめ〜。隅に置けねえなあコノヤロー」
ロビン「記念に残ると良いわね、これ」
ロビンの手には映像電伝虫が握られていた。
ウソップ「さらっと撮ってんじゃねえよお前!!」
ウタが気絶したことで場の空気は穏やかなものになっていた。バルトロメオは意味不明なことを喚きながら号泣し、ブリュレはうっとりして、オーブンが何故か後方理解者面をしてる。
ヘルメッポ「ハッ!?濃厚なラブシーンに目を奪われて忘れてた。ウタが気絶してるけど、とうすんだ?トットムジカを出させる話だろ!?」
ブルーノ「それは恐らく時間の問題だろう。周りを見ろ。トラファルガー・ローがいなくなっている。恐らく彼らは解放された。ということは俺達も直に解放されるはずだ」
コビー「言われてみれば確かに」
ブルーノの言うように囚われていた観客達も3/1はウタワールドから居なくなっていた。
ウソップ「おーいルフィー!!ウタのキスの味どうだったー?教えろよー」
ルフィは全身から蒸気を出すと一気にその場から逃げ出した。
ウソップ「あ、逃げた」
サンジ「待てよルフィ。愛するレディを置いて逃げるのはどうなんだ?」
サンジがルフィの先回りをする。
ウソップ「今だロビン、船長を捕まえろ」
ロビンのハナハナの力で捕まったルフィは暴れもがく。
ルフィ「なんだお前ら!?さっきからニヤニヤして。離せ」
ウソップ「じゃあ逃げねえことだな船長」
とても和やかな空気が流れてた。ウタから邪悪なオーラが出るまでは
ᚷᚨᚺ ᛘᚨᚾ ᛏᚨᚲ ᚷᚨᚺ ᛘᚨᚾ ᛏᚨᛏ ᛏᚨᛏ ᛒᚱᚨᚲ