ニンジャスレイヤーIF少女   作:BANZAINAMUSAN

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◆お知らせ◆このエピソードンを投稿する前に、ニンジャ名鑑#01~050まとめを投稿しているが、そちらはべつに必読項目ではないのでスキップしてもダイジョブだ◆お知らせ終わり◆


アウェアネス・ザ・ハンター・ターンド・ディアー

 

(あらすじ:森に住む猟師、ヴィドスは、

 幼馴染と猟犬を連れて森へ狩りに出かけ、

 ハント中にニンジャ装束の者たちの怪しげな密会現場を目撃した。

 取引を見るのに夢中になっていたヴィドスは、

 背後から近づいてくるニンジャ存在に気づかず、

 謎めいたジツをかけられ……)

 

 

(目が覚めたら、体がノロジカになっていた!?

 ヴィドスは幼馴染と猟犬にノロジカ姿を見られ、

 食卓を彩る鹿肉だと命を狙われる。

 謎めいた赤黒のニンジャ装束のニンジャの助言で逃げることにしたヴィドスは、

 人間の姿に戻る為にも、怪しげなニンジャ装束の者たちを追跡!)

 

 

【忍殺メルヘン紀行】より【アウェアネス・ザ・ハンター・ターンド・ディアー】

 

 

BANG!「キュイー!」バタバタ!ガサガサ!森の静寂を裂くテッポウの射撃音から逃れるべく、鳥は羽ばたき、獣は走る。彼らの遺伝子に刻まれたテッポウへの恐怖は、音源から逃れることでしか助からぬとそのミームに残していた。不運にも人間の食卓に並ぶエジキとなったのは……

 

 

今回はいない。人間がテッポウを外したのだ。「ニィイ!(来るな!)」ノロジカの体は存外、ヴィドスに馴染んでいた。幼少期から良く観察していたからだ。どのような視界で、どのように危険を感じ、どのように避けようとするか。草食動物は臆病であり、人間よりもよほどコワイに敏感だ。

 

 

四肢の動き?アトモスフィアでなんとかなる。ならなければ死ぬ。あの悪いニンジャに迫るには、コワイなほうへと走れば良い。コワイ。ヴィドスは時代錯誤にも森に住む代々からの猟師である。人間だ。だがいま、何故か、ノロジカとなっている。悪いニンジャのせいだ。

 

 

ヴィドスは森の恵みを糧に、ウサギをハントし、その肉や毛皮を持って最寄の村へ降り、物々交換して暮らしてきた。村の幼馴染ヘラとは将来を誓い合い、近々結婚する予定もある。猟犬のトンマは大切な家族で、時に手はかかるがカワイイ。大切だ。

 

 

「バウワウ!バウワウ!」そのカワイイ家族が、追ってきている。自分を殺すために。アトモスフィアで分かるのだ。「アハハー!」将来を誓い合った幼馴染が猟銃を手に!BANG!恐怖倍点!当たったら鹿肉として調理され、骨はトンマに齧られかねない!

 

 

ヴィドスはそのむかしヘラに「その腕で逃げるノロジカを撃っても当たらない」と何度も忠告したが、撃ってくる。照準が合っておらず、外れる。コワイ。「どう、当てて見せたわ」と自慢するためかもしれぬ。コワイ!だが、ヴィドスが本当に怖いことは、彼女らに殺されかけていることではなかった。

 

 

自身が死に絶えたとき、ノロジカの体がもし元の人間の姿に戻ったとしたら、きっとヘラは生涯降ろすことのできぬ十字架を背負うことになるのがコワイなのだ。ヴィドスはヘラに悲しませぬために逃げるのだ。「ニィイイーッ!(諦めてくれ!)」「アハハー待てー!」BANG!ラリっている!コワイ!

 

 

ヘラはマイ・タケを経口摂取しアッパーハイになっていた。マイ・タケは聖なるキノコだ。「あの男のキノコ」とも呼ばれ、聖なる儀式にも邪悪儀式にも重宝される。トブからだ。過剰摂取さえしなければ、用法用量さえ守ればシンピテキに近づける。あの悪いニンジャがヘラにキノコを食べさせたのだ!

 

 

……「ダイジョブ?」「ニイィ……(なんとかな)」愛妻と愛犬は森の恵みの源泉たる泉を超えたあたりでようやく諦めた。「ここから先は野生の領域だから、我々人間が立ち行ってはいけない」と言い聞かせておいたおかげだ。それは同時に、ヴィドスもまたこの先は不案内となることを意味する。

 

 

フシギなことにノロジカとなったヴィドスの言葉に理解を示す謎めいたニンジャ、ニンジャスレイヤー。この少女は、ヴィドスと目的を同じくする。つまり、この森で秘めやかに行われていたニンジャ密会の謎を暴かんとしている。

 

 

「ニィイイーッ、ニィー(痕跡はこっちだ。ついてこい)」ヴィドスは抜け目の無い草食動物の目を活かし、猟師じみて追跡する。ニンジャスレイヤー少女は、それに従う。ニンジャ第六感さえ働けば個人で正確に追跡できるのだが……今現在はニンジャソウル感知範囲外。

 

 

少女はニンジャ密会の場にダイナミックエントリーし、三忍まとめて相手にしようとした。だが三忍はとてもクレバーであった。一切イクサをしようとしなかった。「サン!」という謎めいたチャントとともに逃走し、ニンジャスレイヤーは追うべきニンジャを見失ってしまったのだ。

 

 

そしてヴィドスと出会い、彼を追う猟犬と女から逃れるためのサポートに徹し……今は逆に、サポートを得ようとしている。困っている人を助けないのは腰抜け。ミヤモト・マサシのコトワザは相互にシナジー効果で補完される役割理論めいたニュアンスでネオプロイセンに伝わっている。

 

 

「ホントにこっち?」少女は左方10m先に折れた枝を見つけ、指摘した。ニンジャはあの枝を踏んで跳んで逃げたのでは?「ニイ、ニイイィィイ、ニィィイ(フェイクだ。体重をかけて折れたんじゃない、鋭利な何かで半ばまで折れたんだ)」少女が道を逸れ、調べて見れば、そこにはスリケンを掠めた痕跡。

 

 

猟師は自然を知り、自然に学び、自然を恐れ、愛し、共存する。そして大自然と一体化し、そこに紛れる違和感……アトモスフィアを感知する。フーリンカザンだ。古代ギリシア、あるいは古代ローマから連綿と語り継がれる四大元素の教えは、様々に曲解されてモータルの日常に溶け込み、息づいている。

 

 

分割保存され、暗号化されたニンジャ真実は、断片だけではニンジャ真実と気付かない。ニンジャスレイヤー少女は数多の忍殺メルヘン紀行を通し、それが少しずつ分かりかけてきた。一側面だけ見た、上辺だけの知ったかぶりではない、多角的に捉えたニンジャのフーリンカザン真意に近づきつつある!

 

 

ニンジャアウェアネス……現在で言うところの、ニンジャ野伏力。その基本中の基本。自然洞察力。ヴィドスはモータルで、今はノロジカだが、自然洞察力の一点においてはニンジャスレイヤー少女を凌駕していた。センゾから連綿と語り継がれ、引き継がれてきたミームの歴史が違うのだ。

 

 

猟師というジョブはE・T・シートンが生まれ【シートン動物記】を執筆する前から、追跡不可能な動物はいないことを経験則で知っている!そして継承してきた!たとえ、ニンジャが相手であっても!「ニイィイーッ!ニイイィィイイーッ!(一人目はこの先2km!洞穴の中で休んでいる!)」タツジン!

 

 

「イヤーッ!」深い自然洞察力から発されたヴィドスの言葉を信じ、ニンジャスレイヤー少女は先行する!そして500m進んだところでニンジャソウル感知!(本当に居た!スゴイ!)そこでニンジャスレイヤー少女は考えた。熟考する余裕があった。

 

 

いつものように駆け寄り、トビゲリ・アンブッシュしても良い。それからアイサツを交わし、イクサし、インタビューし、最終的にスレイすることは可能だろう。だが、こうも一方的に索敵できたのなら、一方的なやりようがあるのでは?そう、猟師のように!猟師のハントにイクサ無し。ハントあるのみ!

 

 

少女は自分なりにニンジャ存在感を隠し、自分なりのフーリンカザンで大自然と一体化し、ニンジャアトモスフィアを紛らわせた……少女隠密中な……そしてシノビ・ニンジャクランめいたクリティカルアンブッシュ!「イヤーッ!」「アバーッ!」これが真のニンジャのアンブッシュだ!

 

 

「ドーモ、ニンジャスレイヤーです」「ア、アバッ、ドーモ、グローセフースです。貴様いつの間に」「いまからオマエをインタビューする」「アバーッ!」ビッグ・ニンジャクランのニンジャソウル憑依者であろう巨体を持つグローセフースは、正面から戦えば油断ならぬ強敵であっただろう。

 

 

だがその首はアンブッシュで270°回転し、あと一息で捻り切れそうだ。理想的なアンブッシュを以ってすれば、その強靭な身体能力を活かさせぬまま、ほとんど無力化することさえできるのだ!(こういうやりかたもあるんだ!)カラテ学習!少女の成長期はまだ終わらない!

 

 

……「ニィー?(何か分かったか?)」ヴィドスは早足でトコトコと近づき、インタビュー成果を尋ねた。その足は生まれたての小ジカめいてプルプルしている。コワイなのだ。「マイ・タケの秘密裏栽培計画……」ナムサン。マイ・タケとは平安時代から伝わるマジックマッシュルームだ。

 

 

19世紀においてなお栽培法など確立していないはずだが……少女はポツポツと語る。恐るべき栽培計画を。マイ・タケの大量栽培が可能となってしまったら信心深い多くの者が「あの男のキノコ」を過剰摂取し、ヨーロッパ中で腹筋の捻じ切れたマイ・タケ中毒者死体が多発してしまうぞ!

 

 

「ニーイ、ニィイイィィィイイイーッ!(マイ・タケは聖なるキノコだ……乱用しちゃならねぇ……たとえ誰であっても、侵しちゃいけねえ領分ってモンがあるだろうが!)」ヴィドスは憤った。この邪悪計画を必ずや頓挫させねばならぬと決意した。その足は小ジカめいてプルプルしている。コワイなのだ。

 

 

だが、一時のコワイよりも、もっともっと恐ろしいものがあるとヴィドスは経験則で知っている!過酷な森暮らしには色々あるのだ!「ニィィイー、ニイー(二手に痕跡が分かれた分岐点まで戻ろう。次だ)」ヴィドスは二人目のニンジャをどこまでも追跡する!

 

 

◆キノコニンジャ・クランが◆

 

 

◆キノコを咀嚼する◆

 

 

「アハハー。ドーモ、ブラウイエティです」「ドーモ、ブラウイエティ=サン。ニンジャスレイヤーです」ブラウイエティはヤク中でラリっているとしか思えないニンジャであった。タケノコめいたニンジャ装束を身に纏い、両手にはマイ・タケ。フラフラとフシギなステップを踏んでいる。

 

 

そのメンポが観音開きめいて折りたたまれ、キノコ咀嚼!ナムサン。なんたるアイサツを交わしイクサが始まったにも関わらず趣味嗜好を優先する不届き者か!否!ブラウイエティはマイ・タケ摂取によるアッパーハイによりニンジャスレイヤー少女の隠密アンブッシュを鋭く見切り、反応した。

 

 

つまりブラウイエティにとってマイ・タケはドーピングアイテムなのだ!キノコニンジャ・クランに連なるニンジャソウル憑依者に違いない!先ほどまでより更に奥深い森の中、ブラウイエティとニンジャスレイヤーは畳4枚距離で対峙。

 

 

大地は複雑に起伏し、木々は人の出入りを拒むように乱立。畳4枚距離を実質10枚距離以上のような体感へと誤認させる。周辺には多数のマイ・タケ。キノコニンジャ・クランの妄執的キノコ知識がブラウイエティにマイ・タケ栽培法をもたらしていた。栽培計画のキーマンはブラウイエティだったのだ!

 

 

「もう一匹いるなァ?シカかな?ノロシカかな?アハハー。オニク・ジツしてあげたのに、家族に料理されなかったのかな?」「悪いニンジャはみんな殺してやる!イヤーッ!」KABOOM!ニンジャスレイヤー少女は背面に爆発的赤黒の炎バーストを発生させ、木々の合間を縫う鋭角トビゲリ!

 

 

「アハハーッ!」ブラウイエティはフシギな動きで回避!CRASH!大木無残!ブラウイエティはフシギな動きで踊っている。不気味だ。「ニンジャスレイヤー=サンもオニクになっちゃえー!」ブラウイエティはニンジャサイン先端から電気ビリビリめいたプラズマ放出!

 

 

(((かわせ!オニク・ジツは肉不足の時代にモータルを鹿肉へと変えて喰らった冒涜的マジョジツの一端なり!)))「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーは六連続バックフリップ!電気ビリビリめいたプラズマはエテルに不足し消滅。「アハハー。避けられちゃった」ブラウイエティは不気味に笑っている。

 

 

そして、マイ・タケを口にし、咀嚼!(なんかヤな感じ。さっさとスレイしよう)ニンジャスレイヤー少女はスリケンを二枚同時に投擲!「イヤーッ!」「アハハーッ!」ブラウイエティはフシギな動きで回避!「イヤーッ!」ニンジャスレイヤー少女は一息に接近しアンジェルブラめいたチョップ突き!

 

 

「アハー」ブラウイエティはフシギな動きで回避!「ニャーッ!」右ネコ肘打ち!「アハー」回避!「ニャーッ!」左ネコフック!回避!「ニャーッ!」右ネコストレート!「アハハーッ!」回避!あ、あの動きは!伝説のカンフー!アッパー・ケン!「ハイーッ!」「ンアーッ!」

 

 

フシギな動きから繰り出された裏拳がニンジャスレイヤー少女にクリーンヒット!「アハハーッ!」緩急でハヤイ!フシギなれんぞくこうげき!「イヤーッ!」ニンジャスレイヤー少女は腕ガード!「アハー!」「イヤーッ!」ガード!「ハイーッ!」「ンアーッ!」カラテ強弱にも緩急でガードミス!

 

 

しかし少女は、見切ろうとすればするほど目が滑るワザマエを既に知っている!(シャドームーン・ザンよりオソイだ!)「アハーッ!」「イヤーッ!」ニンジャスレイヤー少女はつづくれんぞくこうげきを赤黒に燃える腕でガード!ゴウ!バックファイア!「アハハー!?」延焼!

 

 

「アッ、キ、キノコが燃えちゃった」ブラウイエティは燃えるマイ・タケを見てロウバイしている。「でも匂いが良い!」「イヤーッ!」ニンジャスレイヤー少女のカマめいたフィッチ!「アハーッ!」フシギな回避!しかし蹴り足が折り返し踵が回避を追尾!「イヤーッ!」赤黒の炎!「アバーッ!?」

 

 

ブラウイエティのくねくねとした回避動作を捉え、踵が側頭部へクリーンヒット!頭部で通常よりダメージ倍点!ケリ・キックはパンチの三倍の威力なので更に三倍点!踵部から飛び出たアサシンブレードで更にクリティカルボーナス!ニンジャギアだ!赤黒の炎ダメージも乗算でダメージ実質100倍!

 

 

「サヨナラ!」ブラウイエティはしめやかに爆発四散した。「なんて恐ろしいニンジャだったのかしら」ニンジャスレイヤー少女はザンシンし、アッパー・ケンの脅威に慄いていた。そのカラテに状況判断が加わっていれば、更なる苦戦を強いられたことだろう……なにより、インタビューできなかった。

 

 

「おお、おお!戻ったぞ!」その時である。ヴィドスは人間の姿を取り戻し、歓喜にうち震えているではないか。オニク・ジツはジツ行使ニンジャを倒せば悪影響が消えるのだ。「御免なさい。インタビューはできなかったわ」「シャーナイ。シャーナイ」少女の謝罪をヴィドスは笑って許した。

 

 

何事にもどうしようもないときがあると、彼は経験で知っているのだ。「ひとまず、マイ・タケの野放図な養殖はなくなった。俺にとっちゃ一段落だ」「でも、計画者がいるわ。アタシ、そっちを追いかけてきたの」少女は踵部から飛び出たアサシンブレードを収納。ヴィドスに頭を下げた。

 

 

「密会でなにか聞こえていたら教えてほしいです」「確かに密会を覗いちゃいたが……まだやっつけてないニンジャはムジークテアターって呼ばれてたな。流石にもう、追えないぜ。痕跡はメチャクチャだ」ヴィドスは両手を広げ、凄惨なイクサ痕跡を指摘した。

 

 

インタビューの連鎖は途切れてしまった……少女はひとまず、猟師フーリンカザンの一側面を気付かせてくれたヴィドスを彼の知る森の泉までプリンセス・ダッコで送り届け、一人追跡を再開する。悪いニンジャに、大自然のオシオキを見舞うために!もとい、悪いニンジャを殺すために!

 

 

【アウェアネス・ザ・ハンター・ターンド・ディアー】終わり【ファントム・パンク・バンド・ブレイ・メンズ】に続く

 




◆忍殺◆ニンジャ名鑑#051【グローセフース】◆少女◆
上半身に比べて下半身が逞し過ぎるビッグニンジャ。逞し過ぎるボー・オブ・ザ・コラシメルを活かしたケリ・キック・ドライを得意としていたが、その一切のワザマエを見せることはなかった。健全だ。


◆忍殺◆ニンジャ名鑑#052【ブラウイエティ】◆少女◆
ハイになればハイになるほどカラテ段位があがる伝説のカンフー、アッパー・ケンの使い手。その使い手にキノコニンジャ・クランとマジョ・ニンジャクランのミームを継ぐバスタード・ニンジャソウルが宿った。何が起こる?事件ですよ。


◆忍殺◆アイテム名鑑#006【レッドシューズ】◆少女◆
履く者の足サイズにジャストフィットするニンジャギア。爪先先端部と踵部にアサシンブレート機構があり、強いカラテ衝突に反応して3インチ突き出る。ノロイめいてモータルをゲゼンする何かも宿っていたが、そのシンピテキは失われている。
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