魔法少女まどか☆マギカ ~全てを開きし者は英雄となる~ 作:ぼけなす
風邪で戦闘不能になりまして執筆するにもできませんでした……。てか、この小説を楽しみしてる人って少ないかもしれないけど。
では、どうぞ!
「だからお前なんて大嫌い」
byソラ
秋山清太郎は勇者である。幼馴染み夏海ユミカと異世界から召喚された正義感のある少年だ。ユミカもまた勇者であったが、先の戦いで戦線復帰できなくなりついこの間だが、聖勇教会の騎士の一人であるサトルと婚約した。
清太郎の初恋は実はここで破れることとなったが、大事な人と国を守るために戦ってきた。
そしてクロイヌ傭兵部隊が滅び、聖勇教会の教皇は王国と同盟を組んだ。おそらく一気に魔族を滅ぼす魂胆である。
何より教皇は愛娘である聖女が魔王軍に拐われて焦っているに違いない。
(ミランダ……君は無事だろうか)
清太郎もまた大切な人である聖女のことが心配だった。彼もまた冷静になれないときがあった。勇者として魔族を滅ぼす。悪を滅ぼす。それは正しいことと思っている。
――――ゆえに理解する
――――ソラという存在はもっとも偽善者で未熟な彼が許せない人間であったことを
☆☆☆
きらびやかな教会の中は神々しい場所だった。ガラスでできたインスピネーションの絵がかけられた講堂。そこを円卓にして同盟について話し合っていた。
参加しているソラは終始無言だった。
彼としてはここは気に入らない場所であった。まどかを人質にとり、自分を手込めにしようとした本拠地に安寧があろうか。そんな不機嫌な彼に教会のお偉いさんが口を開く。
「『無血の死神』殿はこの同盟に賛成ですか?」
「意味のある同盟ならな」
「どういうことですかな?」
ソラは席を立ち、ギロリと教会側を睨み付ける。
「そもそも魔族を滅ぼす必要があるのか? 滅ぼしたところでメリットがあるとは思えない。あるとしたら魔族を奴隷にすることしかない。土地はあいつら特有の身体でしか生き残れない過酷な環境だし、生産物も人間が食えたもんじゃない」
まあ身体は人間と大して変わらないが、魔力で淀んだ水や食料を普通の人間が食べれば食中毒を起こすことがある。耐性がない人間が魔力の含んだ飲食を体内に入れば、身体の具合が悪くなるのだ。
おまけに環境も劣悪。ときには吹雪、ときには豪雨に台風。魔力が強い者や身体が強い者でしかこの過酷な環境を生き残れない。
「魔族は邪悪だから滅ぼす。それが我々の聖戦であります」
ソラは教会側の人間の言葉を聞いて呆れて嘆息を吐いた。それに気にくわなかったのが清太郎だ。この少年はさっきからやる気が無さすぎる。大事な戦いだということの自覚が無さすぎる。
「君ッ。さっきからなんだその態度は!」
「教会側の戦う理由が微妙過ぎるからだよ」
「なんだと!?」
やれやれこの熱血馬鹿は……とソラは冷めた目で清太郎に聞いた。
「じゃあ聞くが魔族のどこが邪悪だ? 身体は人間と大して変わらないし、魔力が多いだけ。見方を変えればある意味人間より進歩した人類だぞ」
「魔族が邪悪なのは当たり前だろ!」
「だから何が邪悪なんだ? さっきから邪悪な理由が『魔族だから』しかなってないぞ。ほら、言ってみろよ邪悪な理由」
「そ、それは……」
魔族のどこが邪悪なのか?
ソラはそこが疑問だった。
邪神を信仰してるからか? しかしそれは自分達人間と同じく神を信仰すると道義だ。
人間じゃないからか? 人間じゃなかったら邪悪になるのか?
ソラはその差別意識が納得できなかった。種族が違えば何を言われてもされても許されるわけではない。聖勇教のその傲慢な考えが気に入らなかった。
「大方、敵を作って結束力を高めようとしたのだろ」
「そんなわけない! ミランダの父が――――ルーズベルトさんがそんなこと考えるわけない!」
「その根拠はなんだ? いいか。オレ達人間は常に利益を求めて打算的になる。黒い考えのない人間などいないはずがない。この敵を作るというのは結束力を高めることに関しては良い策略だ。自分達共通の敵がいたら多くの住民が団結する――――過去にヒトラーだってユダヤ人をドイツ共通の敵として扱っていたじゃん」
過去の日本も共通の敵を作っている。しかも日本はドイツとは違い天皇を神聖視していた。そこは聖勇教と似ていた。清太郎はソラの言葉に反論できず、口を食い縛るしかなかった。
「じゃ、じゃあ君達は何を大義名分に掲げているんだ!」
「利益さ」
清太郎の小さな反撃はソラではなく、彼の隣にいた小さな少女が答える。左目を眼帯しており、軍服を着た美少女だが侮るなかれ。この小さな少女には大総統という肩書きがある王国軍のトップだ。
名前はキアラ。
ソラよりかなり年下に見えるが、実力も剣術だけなら彼の遥か上だ。歳のことを聞かれれば一度だけソラが追いかけ回されたことがある。
「我々の目的は軍力と労働力の増強。そのために協力な手駒が必要なのさ。まあ、要するに魔族を我が軍に取り入れることだ。奴隷が一番望ましいがね」
「なっ、あなたはそんな酷いことに心を痛まないのですか!」
「痛むな。まあ、大して心には来ないがね」
これだ。冷たい心と合理的な考えで彼女は行動する。全ては目的のためだ。
「これが我々の目的だ。君達は邪悪を滅ぼすヒーローのつもりらしいが、我々は違う。我が国の欲望のために魔族には犠牲になってもらう」
「なんてことを……!」
「悪いかね? 己の欲望のために何かを犠牲にする、踏み台にすることが悪いかね?
我々人間がそうまでしてきたことを君達は否定するのかね?」
それに、とキアラは続けて言った。
「君達は邪悪と決めつけているまだ罪の無き魔族の子どもを殺すのにか?」
「ッ……!」
清太郎は論破された。彼は何も言えないこととこの二人の言い分に納得してしまったことが悔しかった。キアラはふぅと息を吐いた。
「最も我々にとってもこの同盟は悪くない。照っとり早く魔族を支配するのに好都合どが、しかしかと言って結ぶべきと言うわけではない」
「な、なぜだ!」
聖勇教の教皇――――教国のトップであるルーズベルトは狼狽した。
「君達はどうも負け続きではないかね?」
「ッ…………」
そう教国は連敗だった。いや引き分けもあったが、全て敗北していた。と言っても教国は侵軍して魔王軍に敗戦したというわけだが。
「何が言いたい……?」
「どちらが優位かわかってないのではないかね?」
「ッ、貴様!」
この小娘が言わんばかりにルーズベルトは剣呑な顔になっていたが、彼は頭を垂れるしかない。先の戦いでルーズベルトの娘、ミランダが奪われたのだ。それを取り戻すためにも一刻も早く軍備を増強するしかない。
「さあ、何をするかわかってるかね?」
不適に笑うキアラに「このドSが」とソラは呆れた目で見ていた。自分が優位ではないと許せないこの女性は教皇を頭を下げさせるつもり満々だ。
「た、頼む……」
「んん~? そんなお願いがあったかね?」
「ッ……お願いします……我々に力を……」
「声が小さい! トップが我が軍の衛士より小さいとは何事か!」
「お願いします! 我らに力を貸してください!」
「よろしい」とキアラは満足そうに頷いて踵を返した。ソラはその後に付いていくが、後ろでは険しい顔をしているだろうなぁと一人で考えるのだった。
☆☆☆
キアラがソラと出会ったのは、彼が牢屋の中だ。当初、彼女は虚ろな目のソラを利用するために彼を出し、死ぬかもしれない作戦を参加させた。捨て駒のつもりだったが、ソラは見事に成功させた。
また自分のライバルである者達をソラに勝手に絡んでくれたおかげで、自分もあっという間にトップにとることになった。
ソラはもちろんそのことを知らない。全ては自分自身のためであり、勝手に絡んできたヤツらが悪い。だが、キアラにとってソラは恩人であり、失いたくない駒だ。
(これではどっちが恩人なのだろうがね……)
彼女の最終目標は弟であるマイルズ第三王子を王にすることだ。彼女は王女だったが、立場がひどく周りから冷たかった。ゆえに彼女は王女の肩書きを捨て、軍に入ったのだ。
(駒としても、一人の女としてもこの男はほしかったが……)
夜のお誘いをしたがきっぱり断られた。彼の保健体育は赤点クラスだったし、何より色事は今はどうでもいいと考えていたからだ。
(その仕返しに英雄化させたが……まさか我が軍ではここまで人気だったのか……)
窮地に陥った兵士や将軍を気まぐれで助けたことを幸いに彼は人気だった。何より彼の絶対的信頼は『裏切らない』ことだ。過去に裏切りを誘った者達は彼によって自白され、最終的には殲滅された。
ゆえに彼はここを絶対に裏切らない最強にして最凶の味方。これほど心強い者はいない。
「さて、ソラ。夜のこの町で、君はこの後あの愚かな男が何をすると思うかね?」
「暗殺じゃね? プライドが無駄に高そうだし」
「改めて君が言うと実感あるな」
「てか、だいたいあんたのせいだから。挑発したのはオレだけどさすがに頭を下げさせないから」
「では君ならどうしてたのかね?」
「ぶち殺す」
「物騒なモノだな」
「だってあいつらオレの大切な人を手を出した上に責任をとらないんだぜ。もうさすがにキレちまったよ……と!」
ソラはキアラに飛んできたサバイバルナイフを手づかみする。それを合図にワラワラと黒い装束達が現れる。
「ほら見ろ暗殺者共だ」
「むむ……何が悪かったのかね?」
「全体だろ」
ソラはそう答えると黒装束達が剣、こん棒、槍を構えて襲いかかる。神器を召喚したソラは力をためて、フルスイング。そのスイングで起こされた突風で装束達は怯む。
「とっと死ね」
そこからがソラの独壇場だ。怯んだ僅かな隙を狙い、一人一人を斬る。背後から槍を持つ装束が突いてきたが、それを受けたソラは霧のように消えた。
「んな!?」
「ティロれ」
カチャと銃型になった『全てを開く者』から魔力弾が発射された。頭が蒸発した装束は力なく倒れて絶命していた。
「全滅か……さすが英雄だね。それにしてもそれは何かね?」
キアラが見たことのない力をソラは使っていた。それに好奇心に沸くのは無理もない。
「この暗殺者共に拐われそうになった大切な人の話をしただろ? そいつから魔力を頂いてオレの知り合いの力が使えるようになったんだよ」
「だから髪の色が赤だったり、金色だったりするのだね」
「そうなのか?」と言う辺り、容姿が変わっていたことに気づいてなかったらしい。とは言え、聖勇教の暗殺者がこちらを襲撃してきたのは事実だ。キアラは鼻で笑って動かなくなった死体を蹴る。
「愚かな者達だな」
「全くだ」
刹那、ソラはキアラを抱えてその場を飛び引く。ソラ達がいた場所にクナイが串刺しになっていた。
「最初にナイフを投げてきたヤツだな」
「ああ。しかも視界に写らないという神器の持ち主っぽいな」
目に写らない、気配もない。完全に居場所がわからない暗殺者を前に、ソラは目を閉じる。キアラはソラが何をしようとしているのかわからなかった。
視界に写らない暗殺者はソラ達の背後をとり、小刀で二人を切り裂こうとしたときソラの黒い一閃が暗殺者の手に直撃した。
振り返ったときに斬撃をくらわしたのだ。ソラの一撃で小刀を落としてしまい、さらに神器が使えなくなった。
「!?」
「お前の神器は封印した」
ソラは既に拳を握り締め、暗殺者に向けて強烈な一撃を顔面に浴びせた。暗殺者のフードに隠れた顔は表れ、地面を滑走していき、止まった。
ソラはフードに隠れた顔を確認するとやれやれと呟く。
「また千香になんか言われるなこれは……」
「うわー……美少女の顔面を殴ちゃったんだな……」
まあどうでもいいと思い、ソラはとどめをさそうとした刹那、彼に斬りかかる者がいた。清太郎だ。彼は聖剣を引き抜き、ソラに斬り込んだのだ。
ソラはそれをガードして、斬りかかってきた男を睨み付ける。
「なんのつもりだ?」
「俺の大切な仲間に何をしているんだ!!」
この暗殺者は清太郎の知り合いらしい。次々と斬り込む清太郎だが、ソラに軽くあしらわれ、そして蹴り飛ばされる。
「ぐばッ!」
「この女がオレ達を襲撃してきた。その粛清だ」
「そんなことあるもんか! ユイがそんなことを!」
再び斬りかかる清太郎をソラは面倒そうにあしらっていた。ユイと言われるその女が逃げ出そうとしているところを見たソラは神器をユイに投擲。刺さったユイは身体を封印されて動けなくなる。
それを見た清太郎はユイが殺されたかと勘違いし、聖剣から最大奥義を繰り出そうと振りかぶる。
「よくもユイをォォォォォ!!」
ソラはこの一撃がキアラを巻き込むと判断し、アルスの愛剣を引き抜き、腕を突いた。苦痛に歪んだところを狙い、ソラは清太郎の足の関節を外す。
「ぐぎゃあァァァァァ!!」
「うるさい」
容赦なく蹴り飛ばす。ソラは動けなくなったことを確認して、動けなくなったユイに剣を向ける。
「やめろ……やめて、くれ……。ユイは俺の大切な仲間なんだ……。大切な人なんだ……!」
ユイは心無き暗殺者だった。彼女を変えたのが清太郎だ。心ある少女になり、やっと人並みの幸せを感じることを知っている清太郎は彼女を死なせたくなかった。
「お前の都合など知るか。こいつはオレの敵だ。だから殺す。それだけだ」
「殺す必要はないだろ! ユイだってきっと理由があるんだ。だから……」
「黙れ若造」
ソラは冷めた目で清太郎を見ていた。見下した虫のようにどうでもよさそうに見ていた。
「理由なんか知るか。こちらは殺されそうになった。それだけでギルティだ。こいつに生き残る資格も幸せになる資格もない。殺されることしか、オレは許さない」
ゆえに彼の刃は止まらない。清太郎はやめろと叫ぶが彼は止まらない。しかし、それを止めた者がいた。
キアラだ。彼女がソラを止めたのだ。
「なぜ邪魔をする?」
「いやいや、せっかく情報を知ってる者がいるのに殺すのはいけないぞ」
このユイと女性は自分達を殺そうとした主犯が誰か何か知ってるかもしれない。そんな理由があった。
「ふーん……ま、好きにしろ。オレは待つだけだ」
キアラの言葉に納得し、ソラは剣をひいた。キアラはユイに誰が主犯か聞いた。
「知らない……」
「知らないはずがない。君は知ってるはずだ」
「………………」
「話さないとあそこの彼が死ぬよ?」
「ッ……!」
キッと睨み付けられたキアラは涼しい顔をしていた。ユイは誰が主犯か言おうとした刹那、聖勇教の騎士達が現れた。
「何事だ!?」
「私に向けられた暗殺者だよ。いったい誰が主犯なのかちょうど聞こうとしたところだよ」
「その必要はない。こちらが取り調べさせていただく。引き渡してもらおう」
「おやおや……心穏やかじゃないな」
明らかに証拠隠滅のために差し向けられた騎士達だ。ソラはやれやれと呟いて彼らの前に立つ。
「なんだ貴様は! 邪魔をするつもりか!?」
「邪魔はお前ら。てか、いい加減にしないと殺すぞ」
「なんだと!!」
騎士の一人がソラに掴みかかった刹那、その騎の両腕が折られた。ソラが目にも止まらぬ早さで折ったのだ。
「ギャーギャー叫びやがって……――――本気でいい加減にしないとマジで皆殺しにするぞ?」
完全にソラはぶちギレていた。その眼光に騎士達は恐れを抱くのは無理もない。目の前にいるのは『無血の死神』。関わった者は必ず死に、そしてそれは関わった者の親族にも及ぶ場合がある。
それほど凶暴な男がぶちギレてるとなるとたじろぐのは当たり前だ。
「だ、だからなんだと言うのだ!」
一人の若い騎士が反論した。ソラは彼に向かって言った。
「妹のジュリー、父のマードック、母のキャサリン――――親戚に貴族の家系があるな」
「なっ!?」
ソラが口に出したのはこの若い騎士の家族だ。構成だけでなくソラは居場所も頭に入っている。もし、彼がこの若い騎士を殺した後にすることはもはや決まっていた。
一族を本気で滅ぼすつもりなのだ。
「邪魔するなら覚悟しろ。オレは本気だ」
その目は本気だった。そしてキアラとユイの会話はそこでちょうど終わった。
「どうだ?」
「ぜーんぜん。なーんもわからないよ」
そうかと言ってソラは剣を――――ユイの頭に突き刺した。
「なん……で?」
清太郎の震える声がソラの耳に届いた。
「なんでって……もうこいつに価値がないだろ?」
ケロリと言わんばかりに彼はあっさり答えた。価値がなければ切り捨てる。戦争の中で上に立つ者の考えに染まってきたソラである。
☆☆☆
その後、ソラとキアラは事情聴取を受けたが教国側が逆に聞かれたくないことを言われてしまい、釈放となった。
彼と彼女は拠点に戻ろうとしているとそれを立ち塞ぐ者がいた。
「なんのようだ」
「お前だけは絶対に許さない……! 絶対に!」
ギラギラとした目で宣言する清太郎にソラは興味もなく、無視した。それにキレた彼が手を出そうとした刹那、神器を首に添えられていた。
「時と場所を考えろクソガキ。お前がしていることは無駄なことだ」
「ッ……くそ!」
ソラは神器をしまい、前に進み始める。キアラはふと気になったことがあるので言葉に出した。
「君は彼のことが嫌いかね?」
「嫌い。大嫌いだ」
清太郎が言っていることは甘すぎる。それがソラが許せないことだ。
そう、それはかつて自分がしていたこと――――だから……。
「許せないんだよ……あんな甘い考えが。昔の自分が!」
それは怨念と言っていい。彼は過去の自分を許さない。許してはならない。
その理想で失った者がいた。
その理想で救えなかった少女がいた。
だから彼は否定する。
――――ソラは夜空は曇天。明るくない空を彼は睨み付けるかのように見ていた。
えげつねぇようちの主人公……。まあ聖勇教会は敵として見ているので彼は容赦しません。
ちなみに王国軍ではソラは英雄であり、部隊長であります。軍の地位は少佐ですがまあ彼は前へ前へ進む切り込み隊長です。
なので王国軍は味方と見ています。
次回、決戦前
――――徐々に近づく『叛逆』。彼女の危機に彼はまだ気づけなかった。