地獄(冥界)からの使者、ORTマッ!   作:森羅万象チョコ

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送られた感想に嬉しさのあまり涙を流す男、ORTマッ!


冷血神マシーン殺し、ORTマッ!

「さて、早速だがORTとの契約を行ってくれ」

 

オリュンポスの神々との決戦の前夜。

多くの同盟所属のオリュンポス人や汎人類史のサーヴァント達に見守られるなか、立香はORTマンの前に立っていた。

 

「行くよ、ORTマン」

「幼気な子供達のため汎人類史に力を貸す者、ORTマッ!」

デーデデーデデデ!デデッデデー!

 

ORTマンがそう言いながらポーズを決めると共に立香とORTマンの間にパスが繋がれる。

 

「な、なんだこれ!?」

「先輩、どうかされましたか!?」

 

パスが繋がった立香は唐突にそう叫ぶ。

 

「なんか、よくわかんない!」

「ええええ!?」

 

立香は端的に言うとアホになっていた。

 

『多分グランドクラスのサーヴァントと契約したのが原因かなー?』

『それより明らかに画風が変わったことについて説明して欲しいのだかね!?』

 

通信の向こうの指令室が騒がしくなる。

 

『ふむ、なるほど』

『おお、経営顧問!』

『フッ、今はまだ語るときではない・・・!』

『今回ばかりはそれ言いたいだけに見えるのは何故なのかね!?』

 

立香本人以外のIQも下がり、画風が変わっているのは何故なのか。我々探検隊はその秘密を探しにアマゾンの奥地へと向かった(唐突)

 

さて、契約を無事(?)に果たした立香はオリュンポスの攻略作戦へと身を投じていくことになった。

 

「申し上げます!デメテル神がD地区に現れましたァ!」

「なに?デメテル神だと?早速征伐しに出かける!あとに続け、坊主!」

「アホか!お前と僕の二人で倒せるわけないだろ!」

 

オリュンポスの兵士や防衛機構と戦闘を繰り広げていると、オリュンポスの神々の一柱デメテルが現れる。

 

「よし、早速だけどお願いORTマン!」

「情け容赦無き男、ORTマッ!」

デーデデーデデデ!デデッデデー!

 

その言葉と共に周囲にいた大量のORTマンが集まりひとつになっていく。

 

「すっごいおっきい」

「先輩!脳が溶けています!」

「巨大化が特技、ORT!」デーデデーデデデ!デデッデデー!

『喧しい!図体と一緒に声まで大きくするんじゃないよ!』

 

こうして、オリュンポスは巨大な蜘蛛と化したORTマンとデメテルの大怪獣決戦の地になってしまったのだ。

 

「本部より通信が入りました!反対側のA地区にアフロディーテ神出現とのことです!」

「こちらはORTマンさんにお任せして、私達はそちらに向かいましょう!失礼します、先輩!」

 

デメテルとの戦いが始まってすぐにアフロディーテが出現したと報告がされる。

それを聞いたマシュは立香を連れてアフロディーテの元へと向かう。

 

『移動するなら地下を使え!そこならこちらからも支援できる!』

「了解です、ヘファイストスさん!」

 

マシュに通信を入れたのはオリュンポスの神々の一柱、ヘファイストス。

実はオリュンポスでは神々が二つの勢力に別たれており、同盟に協力している神がこのヘファイストスなのである。

こうして、マシュはヘファイストスのサポートを受けて立香と共にアフロディーテの元にたどり着く。

 

「野生の女神殺し、ORTマッ!」

デーデデーデデデ!

「魅了が効かない男、ORTマッ!」

デーデデーデデデ!

「「「「「「「ORTストリングス!」」」」」」」

 

そこでは多くのサーヴァントや同盟の兵士達、そしてORTマン達がアフロディーテと戦っていた。

 

「先輩!皆さんのお陰でアフロディーテ神を追い詰められています!指示をお願いします!」

「ハッ!おれはしょうきにもどったぞ!」

 

すると、立香は辺りを見回して少し考える。

 

「取りあえずバーサーカーで!!!」

「先輩!?」

「おう、オレっちの出番か、大将?」

 

しかし、立香はORTマンに大量の魔力を注いだ後で、何もわからなくなっていた。

 

「うん!あとはマーリンとコヤンスカヤ!金時にスキル全部使って!」

「この辺りいじった方が良いんじゃないかなー?」

「フォーウ!(ノルマ達成だぜ、ベイビー!)」

「ブハァ!」

「ちょ、ちょっと待ってください先輩!マーリンさんはともかくコヤンスカヤさんはいらっしゃいませんよ!?」

 

立香の指示によってマーリンが金時を強化していく傍ら、マシュがそうツッコミを入れる。

 

「わかりました、わかりましたから!そこの方を支援すれば良いのですね!?やりますから、その物騒な巨大ロボの武器を構えるのをやめてください!」

 

と、そのマシュの後ろにボロボロになったコヤンスカヤが現れる。傍らにはオルパルドンに乗ったORTマンも一緒だ。

 

「狐狩りの男、ORTマッ!」

デーデデーデデデ!

「え?なんでここにいるのかって?そんなの、戦闘を高みの見物していたらそこの巨大ロボに首根っこ掴まれて引っ張ってこられたんです!」

「ええ・・・」

 

マシュがあんまりなコヤンスカヤの言い分に微妙な顔をしていると、雷鳴が鳴り響く。

 

「行くぜ!黄金衝撃(ゴールデンスパーク)』!!!

「だ、駄目です!アフロディーテ神依然健在!」

 

金時の宝具によって大ダメージ(1ゲージ分のダメージ)を受けたアフロディーテではあったが、いまだ動くことができた。

 

「ふふ、ふふふふ・・・!よくもここまで虚仮にしてくれたわね!今度は此方の番で」

「ガンド!」

「あふん!」

「あ、あの先輩?」

「スカディ、金時にスキル使ってもう一回宝具行お願い!」

 

立香はガンドでアフロディーテの動きを止めるとそのまま金時に宝具を打たせる。

 

「よっしゃ、もう一発行くぜ!黄金衝撃(ゴールデンスパーク)』!!!

「嘘、私の出番これで終わり!?爆発オチなんてサイテー!!!」

 

哀れ、アフロディーテは爆ぜた。

マシュは急なギャグ展開についていけず困惑。

金時はやりきった感を出してカッコつけ、立香はよくわかっていなかった。

 

「よくわかんないけど倒しちゃって良かったんだよね?」

「今さらですか!?」

「あのー、私のことも思い出していただけると・・・そろそろ解放してもらえませんか・・・?え?だめ?次はデメテル神ですって?」

 

コヤンスカヤはデメテルとORTの大怪獣決戦の地へとオルパルドンに首根っこ掴まれて連れていかれた。

強く生きろ、コヤンスカヤ!

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