あとがきであんな事を言っておきながら主人公の個性を出してなかったなと思い出し、設定として出します。
今回、八木 映と八木 投子の設定を出します。
4月に行われた
元々、この作戦のために帰国を引き延ばしにしていたので作戦が終わった翌日朝の帰国だった。
そんな訳で、帰国する映の見送りにはスターアンドストライプのみ来ていた。
「今回は助かったよ。複数の国家で同時に行う作戦だったから少数精鋭でやりたかったんだよ」
「え”っっ」
帰国直前に知らされた事実に映は思わず動きを止めた。
それもそうだ、複数の国家で同時多発的に行われた作戦ということはその重要度は通常のヒーローの仕事のそれをはるかに超えた代物だ。それを、自国の人間じゃないインターン生に参加させるという暴挙(映視点)だったからだ。
「なんでそんな大事なこと先に…」
「言ってくれなかったのかって?言ったらあの時以上に騒ぐだろお前」
「言いますよそりゃあ!だって俺インターン生ですよ?それにアメリカ国民ですら「うるさいぞジュニア。それにもうそろそろ飛行機の搭乗時間だから連絡事項だけするぞ」はぁ、分かりましたよ。」
文句を言い続ける映を遮って、スターはインターンシップに関する連絡事項を話した。
「暫くは
映はインターンの場所が国外という特殊な状況により
「インターンをやりたいってんならミス・リカバリーガールのところでやるといいさ。回復系の模倣《トレース》の練習にはもってこいだろ。とはいえ、私の個人的な考えを言うのであれば今は自分の体を鍛える方に注力するべきだと思うがな。お前の”奥の手”は従来の模倣《トレース》より体の負荷が大きいんだろ?」
「そうですね、そこら辺の調整はその時その時にしていきますよ。」
連絡と一緒にもらったアドバイスに対して返事を返していたら搭乗開始の時間になった。
「じゃあ俺は行きますね」
「ああ、頑張れよ」
挨拶もほどほどにして映は飛行機へと向かっていった
「ああ~疲れた」
13時間後日本へと到着した映は固まった体をほぐしながら空港を歩いていた。
(雄英への報告は明日登校した時でいいとしてとりあえず家に「お~い!映~!」
考えながら歩いていたら前方から聞こえてくる声に笑みを漏らした。
その声の主は骸骨を張り付けたような顔に目がある場所は窪んでおりその奥には映と同じ碧い瞳を携えた金髪の男だった。
その声の主を見つけた映はそちらの方へと歩みを速めた。
「ただいま。父さん」
「お帰り!」
映が父と呼ぶその男性”
「新学年早々で大変だったね」
「ええ、全くですよ。しかも、複数の国家で同時に行われた作戦だっていうんですから。」
「え!そうなの!?」what!?
(聞かされてなかったんだ。というか、絶対教えてないなあの人!)
俊典の運転する道中、アメリカであったことを話していた。
「そうだ、今更だけど父さん教職勤まってる?」
アメリカでの会話がひと段落したところで一番気にしていた(不安に思っていたとも言う)ことを聞いた。父が人に教えることが向いていないということは他の誰よりも映自身が知っていた。
「んっ!だ、大丈夫だぞ!さながらマスター・ヨーダのように生徒たちを教え導いているゾ!」HAha...
「本当に?(マスター・ヨーダって確かに偉大なジェダイではあるけどパダワンのドゥークー伯爵が闇落ちしたり、最高議長時代のパルパティーンを暗殺しなかったりでヘタレや無能なんて呼ばれることもあるが)」
「も、もちろんだとも!」
「ふ~ん、父さんがそこまで言うなら信じるよ。そんなことより、父さん今何年を担当しているの?」
「ほっ。い、今か?今は1年のヒーロー基礎学を担当しているよ」
「へ~、1年か、1年の中で面白いやついた?」
「ああ!皆将来性のある子たちだが、A組の緑谷少年、轟少年そして八百万少女が特に目を引いたな!」
「!(そうか、百は頑張っているのか良かった。男の子のほうの緑谷って子は分からないけど轟って)父さん、その轟って」
「ああ、エンデヴァーの息子さんだよ」
「だよね、そのエンデヴァーさんの息子さんの個性って?エンデヴァーさんと同じ?」
「いや、半冷半熱といって右で氷を左で炎を操る個性だ。強い個性だ、今の時点でちょっとしたビルは全部凍らせることが出来るくらいだよ。」
「そいつはすごいな。じゃあもう一人の子は…………
「?ああ、そうだぞ。」
突然雰囲気の変わった息子を怪訝に思いながらも会話を続けた
「……その子が生まれつき持っていた個性は?」
「いや、無個性だが。」
「その子、なにか格闘技とかはやっていたの?」
「そんな話は聞いてないが、」
俊典の答えに助手席から前を見ていた映はその顔を運転中の父親へと向けた
「そんな子にそれを授けたのか!?」
「あ、ああ」
「それがどんなに危ない個性か話したのはアンタだろ!」
実は高校2年の段階で映は
「いや、だから一年間体を作ることに時間を費やしていたのだが」
「体は作れても戦う際の体の使い方とかは分からないだろ。格闘技とかをやっていたのならその動きの基礎が分かるから問題ないけど、それをやっていないとしたら戦闘の力を使う場面でベタ踏みすることになるんだぞ!それをたった3年間で覚えるっていうのか!?しかもさっき体を作ったといったよね?作っただけで扱うだけの器は完成しきっていないってことだろ!?それも3年の間にしなくちゃいけない!その緑谷って子の3年間がきついなんてもんじゃなくなるぞ!」
父の返答により怒った映は俊典に対してそう言った
「確かに、映の言うとおりだ。だが、緑谷少年はヒーローとしての心構えは他のどの同年代よりも持っていたそれだけで後継者たりうると私は考え、渡した。そこに後悔はない」
起こった息子に対して毅然と返した。その姿は間違えなく平和の象徴と言われるものだった。
「心構えだけでヒーローが!!……いや、あなたはそういう人だったな」
その返事に思わず激昂した映だったが、少し間を置き落ち着かせてこう返した。
「だが、映が言ったのも本当だ。だから、緑谷少年の育成に手伝ってほしい。」
「…そう頻繁には出来ないよ。」
「それでも、助かるよ」
会話にひとまずの落ち着きを取り戻すもさっきまでの和やかな雰囲気には戻らず家へと帰宅した。
「ただいま」
そして、そのまま家へと帰宅した映と俊典を出迎えたのは映の母親で俊典の妻の
「お帰り~!アメリカどうだった?」
「疲れた~色んな作戦受けられたから経験にはなったよ」
「そう!それは良かったわ!ご飯は食べる?」
「ああ、食べるよ。その前に部屋に荷物置いたりしてくるね」
「分かったわ。ダイニングで待っているわね」
そう言うと映は部屋へと行った。
「あなた?どうしたの?」
映と投子の会話の間ずっと無言だった俊典に疑問を覚えた投子は夫へと疑問を投げかけた。
「あ、ああ。車で映から怒られてね。」
「映が?」
滅多に怒りをあらわにしない映が怒ったという話に投子は疑問を浮かべた。
「私が目をかけている子がいてね、その子の育成の話をしたら怒られてしまったよ」
「そう。まあ、あまり詳しいことは聞かないけど。あんまり無茶しすぎないでよ。あなたもその目をかけているって子も。あなたそういう所があるから他人にそれを押し付けないでよ」
「ああ、ありがとう。気を付けるよ」
俊典は自身の仕事に基本的に口を出さない妻に感謝していた。
夕食後、自室にて映はある女性と電話をしていた
「久しぶり元気だった?百」
「はい!お久しぶりです、映さん。日々健康に過ごしていますわ!」
電話の相手は
「確か今日は入学二日目だろ?どうだったこの二日間」
「そうですね。まだ二日間ですが、とても濃い内容でしたわ」
「二日目でその言葉って早すぎないか?w」
その女性”
「だって、入学初日から除籍処分なんて単語が出たんですよ?」
「除籍処分?なあ、百の担任って」
「相澤先生ですわ」
「(やっぱり)」
会話の中で出た除籍というワードで該当した教師を頭に浮かべ、その教師の名前を聞きそこから出た返事に納得した
「流石に嘘だとは分かりましたが、それでもビックリしましたわ」
「いや、それは嘘じゃないよ」
八百万からでた反応に思わず返事した
「え?」
「百の担任、相澤先生はヒーローを目指す資格なしと判断したら容赦なく除籍処分にすることで有名なんだよ。実際、百の一つ上、今の二年生の一クラスは丸々除籍されてるし」
「えっ!そ、それは教師としてどうなのでしょうか?」
映から出た衝撃の事実に思わず驚きと教師としての振る舞いに対して疑問の声を呈してしまった。
「まあ、その分生徒思いの良い先生でもあるから何か悩みがあると聞くといいよ」
「はあ、ありがとうございます。」
その後にフォロー?と思しき発言をするもそれを信用してないのか信用していいのか分からないような反応を返した
「まあ、初日でそれは確かに濃いよな」
初日からの出来事に納得の返事を返した
「二日目もすごかったんですよ?」
映が返した返事に更にかぶせるように二日目の事も話した
「自分を壊すほどの超パワーを持ったクラスメイトにそれに固執するクラスメイトねぇ」
「はい。中学時かそれ以前からの付き合いなのでしょうが、それを訓練に持ち出すなんて言語道断ですわ」
「そうだね。(百の言う超パワーが恐らく父さんの言っていた緑谷。固執してたという生徒はその少年の知り合いか何かか?)」
「映さん?」
八百万から聞いた話と帰宅途中に父から聞いた話から人物の照合をしていると長い間黙っていたのか疑問に思った八百万が誰何の質問をした。
「!あ、ああ何でもないよ。それよりも、明日から登校するからそっちが落ち着いたらまた一緒にトレーニングしようか。」
「はい!是非!」
質問を誤魔化す様に今後にやりたいことを言い、それを八百万は嬉々として返事した。
「映さん。アメリカにいたときのお話を聞かせてください!」
「そうだな。これはスターと模擬戦していた時の話なんだけどな……」
今度は八百万から来た質問に笑みを浮かべながら返しつつ夜が更けていった
「今日はここら辺で終わろうか。」
夜も更けそろそろ日付が変わりそうな頃に映がそう言った。
「ええ、そうですわね。明日も学校がありますので。」
「ああ、明日も頑張って」
「はい!映さんも」
挨拶も程々にして通話を終了した。
「まあ、俺は時差ボケでそこまで眠くないんだけどな」
通話を切ったスマートフォンを見ながらそう独り言を言った
そう独り言を言っていると不意に自室の扉からノックする音が聞こえた
コンコン「?何~?」
そう返事すると扉から投子が顔を出した
「映~もう夜も遅いから寝ときな?時差ボケで眠気はないだろうけど横になっているだけでも良いと思うよ。私は寝るから、おやすみ」
顔を出した投子はそれを言うだけ言うとすぐに頭を引っ込めた
「ああ、おやすみ。………寝るか」
投子に就寝の返事をして、映も就寝の準備をして寝た。
「(寝れるかなぁ?)」
そう思いながら床に就いた
こうして帰国初日は終わった
名前:八木 映《やぎ うつし》
ヒーロー名:トレーサー
出身地:愛知県
個性:透写《トレース》
映画やアニメなどの動きを自身の体に透写して動かすことが出来る。
イメージとしては映の体の上に個性で纏うイメージのため、個性を使うと本人に負荷がかかる
透写したものは基本的に透写を終わらせるとその動きをすることが出来なくなるが、一部には透写を終わらせた後も使えるものもある。ただし、それは本人の身体能力に依存するため使えはするが体が出来上がってない場合は出来ないこともある。
現状同時に透写できるのは3つまでとなっている。
透写できる数は本人の記憶力に左右されることになる
A、B、Cの順で透写したのちDを透写しようとすると最初に透写したAの透写を終わらせないといけない。もし、強制的にやろうとすると個性が強制終了することになる。
個性は体を使うもの(か〇はめ波など)にのみ適用されるので杖や剣など物(〇解など)を使うことはできない。
誕生日:11月3日
身長:202㎝
血液型:O型
趣味:映画鑑賞(趣味と実益を兼ねているため、アクションやSFなど動きがあるものを基本的に見ている)
尊敬してる人:オールマイト
好きなもの:家族、アニメ、映画
嫌いなもの:平和の象徴
備考:本作の主人公。
ヒーローとしてのオールマイトは尊敬しているが、平和の象徴としてのオールマイトは嫌っている。
ヒーローの特訓はグラントリノ、サー・ナイトアイが付き合っていたため速度や手数に重きを置いた戦闘をメインとしている。
ヒーローはあくまで手段として考えており本来の目的は違うらしい。
(一応ヤオモモと付き合っている設定だけどそんなエピソード出せるか分からないからそんな設定もあったなぁ位で考えていただければ。まあ、それをアピールするような話を書きたいなぁとは思っていますが)
名前:八木 投子《やぎ とうこ》
ヒーロー名:プロジェクション
出身地:愛知県
個性:投射
自らの視界を画角として「1秒間の動きを24の瞬間に分割したイメージ」を予め頭の中で作り、その後それを実際に自身の体でトレースする個性。 動きを作ることに成功すればトレースは自動で行われる。
ただし、動きを作るのに失敗するか、成功してもそれが過度に物理法則や軌道を無視した動き(例えば加速度が大きすぎる動きなど)であればフリーズして1秒間全く動けなくなってしまうデメリットが存在する。
(ぶっちゃけ呪術廻戦の投射呪法と同じです。)
誕生日:10月22日
身長:168㎝
血液型:O型
趣味:アニメ
好きなもの:家族、アニメ
嫌いなもの:敵《ヴィラン》
備考:元ヒーローでオールマイトとは学生時代からの仲(直接の師匠がグラントリノのため)。
OFAとAFOの因縁は詳しくは知らないが自身の師と夫が強大な敵と戦い続けていることは知っている。
重症の身を押してヒーロー活動している夫に対しては、尊敬しているがそれと同じくらい心配している。
あるヒーローと遠縁ながらも血のつながりがあるらしい。
その個性から最速のヒーロー談義では候補に挙がる。
無事設定を出すことが出来たので、前話のあとがきをもう一度言います。
この作品での時間軸は現実での世界での延長線という設定です。
ですので、この技は出してほしい!という技があったらコメントにてお教えください!
ついでに、必殺技の名前とかも考案してくれると嬉しいです。
2023年4月4日 設定変更、追加しました。
2023年5月29日 加筆しました。
2023年12月29日 加筆、修正しました。