愛すべきネタカード達と送るヒーローアカデミア 作:米ざむらい
利用規約上コメントではなく活動報告にお願いします。
そこからまたたく間に時間が過ぎ、遂に試験の日がやってきた。
余裕を持って梅雨と二人で試験会場につき、時間が来るまで待っていると、緑谷くんが息を切らせて走ってくる。そろそろ時間か。個性を前もって発動させてコストを貯めておく、それと同時にプレゼント・マイクが話し始めた。
「今日は俺のライブにようこそー!エヴィバディセイヘイ!」
シーン...
「こいつあシヴィー!!!受験生のリスナー!実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!アーユーレディー!?」
総スカンを喰らいながらもテンションを維持しながら話すプレゼント・マイクによると、実技試験は十分間の模擬市街地演習、4種のロボットのうち3種がポイントを持っており、倒した敵によってポイントが違う。最後の一種はお邪魔キャラで倒しても0ポイントってところか。
梅雨と一緒に試験会場へ向かおうとすると、場所が違うらしく、俺と梅雨は別の会場になってしまっていた。
「ありゃ、試験会場は別々か。じゃあ試験が終わったらな。梅雨ならきっと合格できるさ」
「勇ちゃんも一緒に合格できるわよ、しっかり努力していたことは知ってるもの」
緑谷くんと同じ会場だったらしく、揉めているのを尻目ににスタートの準備をしておく。
「ハイスタートー!」
スタードダッシュを決め、召喚のスペースを確保する。やはり事前知識があるのは便利だ、皆が呆然としてる中一人抜きん出せるのだから。今回出すカードは少々大きい為、あの人混みの中で召喚したら大事故が起きてしまう。たとえ力が弱くても、質量は立派な兵器なのだ。
召喚の為の言葉を唱える。
燃えさかる業火ですら、その闘争本能の激しさには及ばない。
続けて声を張り上げる
足踏み一つで、大地が震える。巨兵が一歩、一歩と進む度、街は軋み、悲鳴を上げた。人々はその巨体に怯えることしか出来なかった。
その声に答えるように、
ゴリアテは槍でロボットを叩き、メテオレイジ・リザードは熱を発しながらロボットを殴る。悲しきかな、パワーが低いからかどちらも凹み程しか出来ていないが、原作知識によりロボットが脆弱な事はわかっていたため、衝撃と熱によりロボットは次々と機能を停止していく。しかし、他の受験生が追いついてきた、細かい指示が聞かないため、このままでは怪我をさせてしまうだろう、少し場所を変えるか。
「ゴリアテ、メテオレイジ・リザード、移動しよう」
『グルァァ』
『オオォン...』
ゴリアテの肩に乗りロボットの集中している場所を探すと、見つけた。余り人がいなく、尚且つ広い場所へ移動すると、怪我をしたからか動けない受験生がいた。
「すまん、助け...ひゃぁ」
何故か顔を青ざめさせていたが、他の受験生を助ける事もポイントになっていたため、気にせず安全な所へ運ぼう、こうゆう時は1コストで出せるこいつが便利だ。
『どこにでも出てくるガイコツのおばけ。攻撃は弱いが集まると大変』
ワイトを召喚し、怪我をしている受験生を安全な所へ持って行く。ロボットに立ち向かえばたちまち骨粉になってしまうが、人手が欲しい時には便利だ。
それからもロボットを狩りながらワイトで何故か青ざめている怪我人を助け続けていると、ふいに大きな音が鳴る。地下から響くその地響きから出てきたのは、お邪魔キャラとのネーミングからは想像できない程巨大で、威圧感を放っていた。
「さて、こいつもやるか。ゴリアテ、進化!」
嵐の如き猛威の前には、何もかもが無力だった。瞬く間に街は壊滅し、物言わぬ瓦礫の山となった。巨兵は足元を一瞥すると、次なる獲物を求め、地響きと共に姿を消した。
『グルァル!』
『オロロオォン!』
調子に乗りまくり、緑谷くんの事も忘れてゴリアテとメテオレイジ・リザードに攻撃指示を出す。2体は咆哮しながら0ポイントのお邪魔ロボットを攻撃する、が。
ペチッ!
ポコン!
「スゥーーー、逃げろぉぉぉ!」
哀れ自身を強者と誤認した七英 勇はメテオレイジ・リザードと折角進化させたゴリアテを攻撃指示を出した事で失い丸腰になってしまった。しかしゴリアテとメテオレイジ・リザードがやられた事により、一つの影がロボットの目の前に飛び出した。
SMAASH!
大きな音と共に緑谷出久がロボットを吹き飛ばした。それは、まさに勇が憧れるヒーローそのもので、
「やっぱすご…かっこよ…」
Q.主人公めちゃくちゃ強くね?
A.実はゴリアテとメテオレイジ・リザードのパワーがめちゃくちゃ低いので一体一体倒すのに時間がかかっているからそこまで強くはない。
前回のカードの紹介のコーナー
《シザー・アイ》コスト4 パワー3000
作者が一番やっているデュエマのネタカードの一枚。デュエマ七英雄の一柱で、シザー・愛なるデッキも開発される程人気。
本作では初めての召喚を任されたが、基本海でしか活動できないので、あまり出番は無い悲しき一枚。