異世界はタイムストッパーとともに   作:茶の間

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 どうも作者の茶の間です。
 ジェットジャガーの話が全然進まないので新しい話を作りました。
 本作はイセスマの二次創作で、まさかのスーパージェッターがクロスオーバーしています。知っている人いなさそう……。

それではどうぞ。


第一話 異世界転生

「というわけで、お前さんは死んでしまった。本当に申し訳ない」

 

 俺の名前は『夏見未来(なつみ みらい)』、16歳の高校1年生だ。好きなものは特撮とアニメ、主に昭和のもの。

 今俺は何故かお爺さんの家みたいな古めかしい和室にいた。目の前にはお爺さんがおり、先ほどの言葉を俺に言い放った。ちなみに神様と名乗っている。

 確か俺は学校からの帰り道を歩いていたら、突然視界が光に包まれて、激痛が走って……。

 

「雷を落とした先に人がいるかの確認を怠った。本当に申し訳ない。落雷で死ぬ人間もけっこういるが、今回のケースは予定外じゃった」

 

「あの光は雷だったのか……。死んだということはここは天国ですか?」

 

「いや、天国よりさらに上、神様たちのいる世界……そうじゃな、いうならば神界じゃ。本当は人間はここに来ることはできないのじゃが、特別に君を呼んだのじゃ。確かえーと、なつ……」

 

「夏見未来です」

 

「そうそう、夏見未来君」

 

 そう言いながらヤカンからお茶を注いでくれる神様。

 

「しかし君はやけに落ち着いておるのう。もうちょい慌てたりしないのかね?」

 

「まあ現実味がないと言いますか。死んだのは悲しいですけど慌てふためいても意味ないので」

 

「達観しとるのう」

 

 まあ、まさか16で死ぬとは思わなかったが。しかも落雷で。

 

「それで、俺はどうなるんです?」

 

「ワシの落ち度で君は死んでしまったのだからすぐにでも生き返らせることができる。しかし……」

 

言い淀む神様。なんか嫌な予感が……。

 

「元の世界に生き返らせるわけにはいかなくてのう。すまんがルールなのじゃ。こちらの都合で申し訳ない。そこでじゃ」

 

「お前さんには別の世界で蘇ってもらいたい。そこで第二の人生スタートというわけじゃ。申し訳ないが」

 

「いいですよ」

 

「……いいのか?」

 

 まあなんとなく読めてはいたので転生を選ぶことにした。俺はラノベも好きなんだ。

 

「ここで駄々を捏ねてもしょうがないですからね。それにこういう展開には憧れていましたから」

 

「…お前さんは人格ができとるのう。あの世界で生きているれば大成できたろうに……本当に申し訳ない」

 

しょんぼりとする神様。なんか罪悪感が湧いてくる。

 

「罪滅ぼしになんかさせてくれんか。ある程度のことなら叶えてやれるぞ?」

 

「うーん」

 

 俺はうんうん唸りながら考える。俺の好きなキャラの能力とかを幾つか思い浮かべるが、いまいちパッとしない。

 仮面のバイク乗りの能力や悪魔の男の能力とか……。

 ……あ、あれにしよう。だいぶ古いけど。

 

「じゃあ『スーパージェッター』の装備と流星号で」

 

「ス、スーパージェッター?あの未来から来た少年の?」

 

 神様は目を丸くさせて言う。さすがに古すぎたか。

 

「はいそうです」

 

「ちと古すぎないかのう。まあお前さんがいいのならそれでいいが」

 

「あとですねそれぞれの装備に機能を付け加えて欲しいんです」

 

「と言うと?」

 

 俺が頼んだのは以下の機能だ。

 

・タイムストッパーでスマホの機能を立体映像で使える   

ようにする。また、タイムストッパーに向かって「スーツ装着」と音声入力することでスーツを瞬時に装着できる。

 

・流星号の最高飛行速度がマッハ30まで出せるようにする。透明化機能をつけ、さらにタイムストッパーで呼び出した時に虚空から現れるようにする。

 

 これを神様にお願いした。

 

「なるほど、あい分かった。言い忘れておったが向こうの世界には魔法があったり魔物という怪物がいたりしてのう、それに合わせてさらに機能を付け加えておいたぞ。ほれ」

 

 神様がそういうと俺の左手首にはタイムストッパーが付けられていた。

 

「スーパージェッターのスーツには防刃と魔法を防ぐ機能をつけ、パラライザー銃には魔物用に殺傷モードを加えておいたぞ。」

 

「なるほど」

 

「あと、流星号のタイムワープ機能は向こうでは使えないようにしてある。代わりに瞬間移動機能が使える」

 

 なるほどこれはありがたい。パラライザー銃そのままだと痺れさせるだけだからな。

 

「最後にもう一つ、蘇ってすぐに死んでしまっては元も子もないからの、基礎能力、身体能力、その他諸々底上げしとこう。これでよほどのことがなければ死ぬことはない。間抜けな神様雷を落とすとかしない限りのう」

 

 神様は自虐的に笑った。

 

「一度送り出してしまうと、もうワシは干渉できんからのう。最後のプレゼントじゃ」

 

「ありがとうございます」

 

「手出しはできんが相談に乗ることくらいはできる。困ったらいつでも連絡しなさい」

 

 神様は俺の左手首にあるタイムストッパーを指差してそう言った。気安く神様に連絡するっていうのはなかなかないだろうと思う。

 

「では、またな」

 

 神様が微笑んだ次の瞬間、俺の意識はフッと途絶えた。

 

 

 俺はジェッター、異世界から時空を超えてやってきた。

 流星号応答せよ、流星号。来たな?よーし行くぞ!

 

 これは未来から来た少年の力を持って異世界に降り立った俺、夏見未来の冒険物語である。

 

 

 次回へ続く




 読了お疲れ様でした。
 いかがでしたか?

 何故これを書こうかと思ったかというと、最近スーパージェッターにハマっているからです。それで、これにパワーバランスが合いそうなものはないかなと思って思いついたのがイセスマです。

 まあweb版を読みながらぼちぼちとやっていきます。

 それではまた。
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