スーパーロボット大戦Z×地球防衛軍6   作:白騎士君

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更新遅くなってすみませんでした!それとアンケートありがとうございました!

今回の話は改変されし歴史の話の続きとなります。


赤い空

新世時空震動が発生してから一年後…。

 

翠の地球…。

 

 

 

 

 

 

 

ーセツコ……セツコ!ー

 

 

 

 

 

「ッ!」

 

 

「目が覚めた?うなされてたみたいだけど…?」

 

「……はい、大丈夫です…。…………昔の事を少し…」

 

「昔所属してたチームの事を?」

 

「…………はい、今でもあの時の事を思い出すんです」

 

彼女……セツコ・オハラはあの防衛戦で奇跡的に生還した。

 

《遮蔽物を貫通する武器を持ったハイブリッド似》のエイリアンの攻撃を受け、撃墜されたが幸い動力部が爆破する事は無かった。

 

だが、コックピット部に損傷を受けた事で負傷し、《左目を失う》事になり眼帯をしている。

因みに髪型もロングヘアーからショートカットになっている。

 

「そっか……そろそろ出撃する準備して………《赤い空と荒廃した》地獄みたい世界だけど、こんな状況でも食糧や《ジェム》が必要だし」

 

「そうですね。……私もすぐ支度しますので、《ナオミ》さんは先に行って下さい」

 

「………分かったわ。《エンブリヲ》にもそう伝えておくね」

 

そう言いナオミは待っている者の所に向かった。

 

セツコはベッドの上で膝を抱え込んで、これまでの事を振り返った。

 

 

 

 

 

 

あの後、何とか生き延びたセツコは半壊したガナリー・カーバーとバルゴラ改と共に各地を転々と移動し修理をしながら何とか戦闘に参加していたが、現在バルゴラ改は最早戦闘が出来る様な状態でなく修理も出来ない為、動力を今居る地下施設の一部に電力として使われていた。

 

そしてなによりも……。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーすまないファ、俺はここまでみたいだ……ぐあああああああ!!ー

 

 

ー父さん、母さん…マユ。俺は…結局何も……うわああああああああああ!!ー

 

 

ーソシエお嬢様危ない!…うわあああああああああ!!ー

 

 

ーティファ?…ティファ!?……くそっ!くそぉおおおおおおおお!!ー

 

 

ーゲイナー…君?……嘘…でしょ?……ゲイナァァァァァァァァァァ!!ー

 

 

ー…僕は…空っぽだ……ー

 

 

ータルホ…。エウレカを連れて、お前らだけでも……逃げろ…!ー

 

ーごめんね。ごめんね……ホランド…レントン。……私が居たから…こんな…事に…!ー

 

 

ーシルヴィア、シリウス。お前らだけでも脱出しろ…!ー

 

ー何を言うアポロ…!ー

 

ー私達も…最後まで付き合うよ…!ー

 

 

ーやるぞ…!闘志也、マリン!俺達の命を掛けて…機体を特攻してでもゴリアテに一矢報いるぞ!ー

 

 

ー動いてくれ!…頼む動いてくれ!グレート…ぐっああああああああ!!ー

 

 

ーさやかさん……すまねぇ!仇を取れなくてっ!ー

 

 

ー僕らの力では……護れないのか…!ー

 

 

ー皆離脱しろ!最早基地の防衛は無意味だ!ー

 

 

ーやるぞ、メール!此処から先はザ・クラッシャーだぁぁぁぁ!!ー

 

 

 

 

 

 

 

 

ZEUTHのメンバーの悲鳴、悲痛、無念、叫びが何度もセツコの頭の中に響いていた。

 

自分だけ生き残った事、仲間達を護れなかった事、生きている意味等の負の念がセツコの精神を少しずつ磨り減らしていった。

 

(チーフ……トビー……皆……私は何の為に生きて………)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃ナオミはエンブリヲが待っている施設の出入口の所に着いていた。

 

「お待たせエンブリヲ。今日もセツコは出撃出来るみたい」

 

「そうか、精神面はまだ安定しているんだな。……《繰り返してきた歴史の改変》で此処でのループは彼女は生き延びた」

 

「……ねぇ、エンブリヲ。セツコも《連れていく》ってのはどうかな?今更だけど人手が多いのは越した事はないし、セツコが大切な人達を救える事も…」

 

「いや、それは難しいだろう。彼女は《悲しみの乙女》のスフィア・リアクター、例え私達が《簡易のタイムマシン》を作って過去へ跳んでると教えたとして必ずその者を救えるとは限らない。最悪の場合、スフィアの反作用が酷くなるかもしれない」

 

「……そっか、そうだよね。ごめんエンブリヲ」

 

「いや良いんだ。この光景を《何度も》見れば、何かしらの希望にすがりたい気持ちにもなる。……私達は何度も繰り返したが、アンジュ達を救えず、何一つ変えられず、悲惨な未来を迎える事となった」

 

ナオミはエンブリヲにある提案したが、不安要素がある為その案は却下されるが、エンブリヲも自身もナオミの気持ちを分からなくなかった。

 

 

血の様な赤い空。

 

聳え立つ《異様なツリーとタワー》。

 

蒼の地球と翠の地球の両人口の9割強が減少。

 

最早復興すら出来ない現代文明。

 

そして地上で徘徊するエイリアンと《アンドロイド》の機械兵達。

 

 

二人はこの光景を《何度も》見てきた。

 

どれだけ変えようと、奴等………《プライマー》と言う名称を付けられた者達の力は強大でどうにか戦況を持たせても、プライマーの歴史改変や《サイデリアル》より発展された《次元科学》によって何度も人類が劣勢になる歴史に改変された。

 

「エンブリヲ…」

 

「大丈夫だナオミ、希望を捨ててはいないさ。君や希望を探しに行った《彼女》が居る限りは…私も諦めはしないよ」

 

そう…まだ希望はある。

 

ナオミやエンブリヲ以外にも、《もう一人》の同志が居る。

その者は今は此処には居ない、理由はプライマーのある行動理由を解明する為。

プライマーが何故か機動兵器がある世界なのに《歩兵を優先的に狙い》、機動兵器の方が脅威なのに《歩兵の方を恐れている》様な様子と行動が度々見られていた。

 

それを解明する為に彼女は自身の《能力》を使って他の《平行世界》でプライマーに関連する情報や対抗出来る世界へと旅立った。

 

「……そうだね。希望はある」

 

ナオミはそう言い、出入口付近にて少しだけ外を見た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤い空に佇む《巨大な円形のゲート》

を見て。




αやOGをやった方には最後の部分が何なのかもう分かっちゃいますよね?

次回もお楽しみに!

※アンケート内容の説明が足りなかったので伝えます。

『EDFメンバーとZEUTHメンバーのこの中で見たいキャラ達の交流は?』

EDFメンバーとZEUTHメンバーのこの中で見たいキャラ達は?

  • ストーム2とミネルバ隊
  • スレッタとキラ
  • プロフェッサーと風見博士
  • 武とたきなとアムロ
  • 千束とエウレカとレントン
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