ハリー・ポッター実況プレイ トム・リドルの親友ルート   作:すも

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初投稿です。


Part1(キャラクリエイト~組み分けの儀式)

トムと同世代に生まれて友人となる実況プレイはーじまーるよー!

 

今回は「ハリーポッター_ウィザードライフ」を実況いたします。目標としてはトム・リドルの同期としてオリキャラを作成し、最終的にトムを勝利させることです。早速始めて行きましょう。

なおこの実況プレイはRTAではないつもりです。

 

 

 

まずは「オリジナルモード」を選択し、「キャラクリエイト」を開始します。

 

性別:男

名前:ウィリアム・ゴーント

 

はい、あのゴーント家です。ゴーント家はかつて純血の名家でしたがトムの世代では没落しており、近親婚の影響で精神・肉体的に欠陥を持っています。クソみたいな家ですが魔力補正と()()があるので選択しました。

 

 

パラメータは身体能力を削りその分知力と魔法の才能に極振りします。続いては特徴の選択です。

 

・【類まれなる魔法の才能】

・【頭脳明晰】

・【好奇心旺盛】

・【脆弱な肉体】

・【天才薄命】

 

以上の5つとなります。これで魔法の才能がトム・リドル並みかそれ以上の化け物となりますが寿命が20代前半までとなります。まあ寿命については後に解決するつもりなので問題ありません。

態々マイナスの特徴を選択したのはとある動機作りのためです。

 

最後に開始年月を1937年とします。ホグワーツに入学する1年前から開始としキャラクリを終了します。では始めますね。

 

 

 

 

はい、よーいスタート。オープニングはキャンセルです。現在9歳のウィリアムは掘っ立て小屋……ゴーント家にいます。

どうでもいいですがウィリアムは黒髪で目鼻立ちが整った美少年です。

 

『おいウィリアム!お前は身体が弱いんだからさっさと寝ろ!』

 

偏屈で〇イジっぽい爺がいます。マールヴォロ・ゴーントですね。トム・リドルの祖父にあたる人物です。

 

『お前は息子に全然似てないな……でも蛇語が話せるからモーフィンの、ゴーント家の子なのは確かだ』

 

モーフィンのような〇イジが子供を作れるとかあり得ないと思いますでしょうが、生まれを確認したところモーフィン・ゴーントがアズカバンに収監される前に若い魔女を泥酔させたうえで睡〇していました。人間の屑がこの野郎……相手はウィリアムを産んだらそのまま逃げ出したようです。モーフィンはその分の罪も追加され未だアズカバンに収監中です。そのままアズカバンでくたばってしまえばいいのに。

この生まれだとマールヴォロ・ゴーントが何故か生きています。原作だとメローピーが出ていった後に家に戻り衰弱して死んでいましたが、孫が生まれて生きる気力が湧いたのでしょう。

 

『ウィリアム、お前は天才だ、偉大なるサラザール・スリザリンの再来かもしれねぇ。お前ならゴーント家を再び盛り上げることができる!』

 

ロクデナシでも孫は可愛いようですね。貧乏ながらも教科書や本を与えて勉強させてくれます。でもマールヴォロはウィリアムが入学するまえに不摂生と老衰で死にます。

 

『ゴホゴホ、もう俺も長くねぇ。お前がホグワーツに入学する姿を見る事ができないのは無念だ』

『俺の杖を渡す……それを売ってオリバンダーの店で新しい杖を買うんだ』

 

餞別として杖を渡してくれました。一応使えなくはないですが素直に売って新しい杖を調達しましょう。

 

『ウィリアム、お前はゴーント家の最後の希望だ……血を絶やすなよ』

『さよなら、お爺ちゃん』

 

マールヴォロが死にました。孫に看取られて死ぬとは原作よりも恵まれていますね。まだ10歳にもならない子供1人で生きて行けるわけがないですが魔法省の役人が来て保護してくれます。

その後入学案内のためホグワーツの教師が来ます。

 

『ホッホウ……君がウィリアム・ゴーント君だね?』

 

あ、今回はホラス・スラグホーンが来ました。才能マニアな彼はウィリアムを一目見て気に入ってくれたようです。彼に付いて行きホグワーツに入学する準備をしましょう。マールヴォロがなけなしの金を残してくれましたので最低限の用意はできます。購入風景なんて見てもつまらないので加速しますね。

 

 

 

 

スラグホーンに連れられて中古のローブや教科書・鍋などを購入しました。最後に杖を購入します。オリバンダーの店に向かいましょう。おうオヤジ、一番いい杖をくれ!

 

『ううむ、難しいですな……これは難しい』

 

非常に難航しています。すいませーん、実況者ですけど……まぁーだ時間がかかりますかね?

 

『これはどうでしょう。暴れ柳、バジリスクの心臓の琴線、30㎝、凄まじい魔力を持つが非常に気難しい』

 

え、何それ……よくそんなのありましたね。試したところ相性は抜群にいいようですが。

 

『ふむ、これが一番ですな。しかしこの杖が売れるとは』

 

じゃあなんで作ったし。料金代わりにマールヴォロの杖と交換してくれましたので実質タダで手に入りました。

その後は余った金で中古の上級生向けの教科書を買います。ホグワーツに入学するまでは呪文の練習をしておきましょう。未成年なので呪文を唱える事はできませんが入学に向けて先に予習しておきましょう。ウィリアムは天才なので入学前に本の内容を完全に把握するのは余裕です。

 

 

 

 

いよいよ入学する時が来ました。9と4分の3番線からホグワーツ行きの列車に乗ります。ちなみに9と4分の3番線は1850年代に作られており、車内販売のおばちゃんもその時からいました。顔が一切変わってないので同一人物ではないかと走者達から疑われています。

列車に乗ったら目当ての人物を探すとしましょう。

 

『……』

 

いました!!トム・リドル……後のヴォルデモート卿です。コンパートメントで1人過ごしていますので話しかけます。

 

『ごめん、ここ空いてるかな』

『……いいけど』

 

運よくOKをもらいましたのでコンパートメントに座ります。そしたら自己紹介をしましょう。

 

『ありがとう、どこも一杯で探すのに苦労したよ。僕の名前はウィリアム・ゴーント。君は?』

『トム・リドル』

 

コミュニケーションの時間だ!今のトムはまだ10歳の子供なので普通に話しかけても問題ありません。ある程度話したら自分がパーセルマウスであることをカミングアウトします。

 

『僕は蛇と話せるんだ。ホグワーツにも同じような人はいるかなあ?』

『えっ、君も話せるのか?』

 

ヨシ!パーセルマウスであることを告白しトムの興味を引きました。同じパーセルマウスがいる事に2人は興奮しています。ちなみにパーセルマウスは希少ですがゴーント家出身なら生まれつき話せます。

 

【本当だ、僕と同じく話せるのか!】

【へえ!君もなんだね!】

 

興奮した2人は蛇語で会話が盛り上がっています。傍から見るとシューシューと唸っているようにしか見えないのでシュールです。ホグワーツ到着まで加速します。

 

 

 

 

ホグワーツに到達しました。同じパーセルマウスという事で2人は少しだけ仲良くなりました。

 

『組み分け帽子で寮を決めるのか』

『サラザール・スリザリンはパーセルマウスだった、同じパーセルマウスの僕達はきっとスリザリンに入るよ』

 

組み分け儀式の時間です。トム・リドルは確定でスリザリンに入りますがウィリアムもゴーント家の人間なので余裕でスリザリンに入れるはずです。

 

『ウィリアム・ゴーント!』

『スリザリン!!』

 

早いよ!帽子を被った瞬間にスリザリン行きが決まりました。

 

『ようこそスリザリンへ!!』

 

寮監のスラグホーンに歓迎されました。ウィリアムは魔法の才能だけはトム並かそれ以上なので、人材マニアのスラグホーンから熱烈歓迎されます。

 

『トム・マールヴォロ・リドル!』

『スリザリン!!』

 

『おおっ、彼もスリザリンに来るのか!』

 

はい、トムも無事スリザリン入りとなりました。スラグホーンは将来有望な2人がスリザリンに入ったことで非常に上機嫌となります。

しかし一目見ただけで才能を見抜くとか凄いな……

 

『おめでとうリドル。これからよろしく』

『ああ、こちらこそよろしく』

 

同じ寮に入れたと2人は喜んでいます。後の闇の帝王もまだ10歳の子供ですし微笑ましい光景ですね。

 

『ゴーント家だって?確かあの家って』『そういえばあの噂は本当なのか?魔女を酔い潰して……』『おい、口を慎め』

 

なんで初対面で名家の先輩達から憐れみの目で見られるんですかねえ……ゴーント家が現在かなり()()な状況だというのは純血の名家達の間では有名な話で、ウィリアムの出生についても噂で知っているみたいです。

 

『……』

 

先輩達の反応を察したウィリアムは仏頂面となりました。まあ初対面で憐れまれたらムカつくのもしゃーない。

 

『おい失礼だぞ!……気を悪くさせて悪かったね。僕はアブラクサス・マルフォイ、君達新入生を歓迎するよ。わからない事があれば何でも聞いてくれ』

 

ドラコのお爺ちゃんちーっす!トム・リドルと同期でスリザリンに入るとアブラクサス・マルフォイが先輩となります。同じスリザリン生だと何かと世話を焼いてくれるいい人です。

 

『先ほどの非礼は許してあげてほしい。皆いい人達なんだ』

 

アブラクサスから詫びられたので水に流すとしましょう。今後ともよろしくお願いしますね。

 

『うむ、よろしく頼むよ。同じ純血の家同士仲良くしよう』

 

先輩達との挨拶も終わりましたので晩餐となります。ゴーント家でテーブルマナーなんて教えてもらえないので品の悪い食べ方をしてますが、ウィリアムは食事に夢中で周りの目なんて気にしていません。

 

『君、名家の生まれだったんだ』

『一応ね。でも今は落ちぶれて掘っ立て小屋で暮らしているから、名家と言われても実感がないよ。お金がなくて杖以外は全部中古品だし』

『ふうん、そんなものか。確かにローブも古ぼけてるな』

 

食事の合間にトムと雑談し友好度を少しでも上げておきます。トムったら警戒心が強くて友好度上げが大変なんですよね。

 

『でもマールヴォロなんて奇遇だね、僕の死んだお爺ちゃんもマールヴォロって名前なんだ』

『へえ、そうなんだ』

 

まあ時間はたっぷりありますし焦らず進めていきます。これからホグワーツで7年間一緒に過ごす間にトムと仲良くなって友人となるつもりです。拙い実況ですがよろしくお願いしますね。

 

 

 

今回はここまでです。

ご視聴ありがとうございました。




次回の投稿は不定期となりますのでしばらくお待ちください。失踪したらお許しを。
評価・感想くれると嬉しいです。

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