ハリー・ポッター実況プレイ トム・リドルの親友ルート   作:すも

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初投稿です。



【】の会話は蛇語で会話している設定です。


Part3(2年生~夏休み)

マルフォイ邸で快適な夏休みを過ごした実況プレイはーじまーるよー!

 

前回1年生となったウィリアムはトムと一緒に授業で点を稼いでスリザリンに貢献しました。それと並行してアブラクサス・マルフォイ先輩に取り入って友好度を上げ、夏休みの間はマルフォイ邸でお世話になることになりました。今後もマルフォイ家の友好度を上げていきます。

 

 

 

 

ホグワーツに到着し2年生の学校生活が始まりました。1年生の時のように授業ではトムと一緒に点を荒稼ぎするつもりです。やる事は変わらないので授業については大体カットしますがご了承ください。

 

マルフォイ家の資金援助を受けたことでローブや鍋は新品の物を調達できましたが、その代わりスリザリン寮ではマルフォイ家のグループに所属していると見られるようになります。まあデメリットはほぼないので問題ありません。

 

 

 

 

『素晴らしい!ゴーントとリドルが作った薬は完璧だ!とても2年生が作ったとは思えん……スリザリンに10点!』

 

魔法薬の調合で完璧な結果を残して点を稼いでいます。ウィリアムには今後魔法薬学を集中して勉強し制作スキルを上げてもらい、原作で出てきたとあるチートアイテムの作成をしてもらう予定です。

授業後もスラグホーン先生に質問をして友好度を上げます。

 

『スラグホーン先生、この魔法薬の調合についてなのですが……』

『ほう、これは6年生で学ぶ内容ではないかね。まだ2年生だというのに末恐ろしいな』

 

期待の新人に頼られてスラグホーン先生も上機嫌です。ウィリアムとトムはいずれスラグ・クラブに勧誘されると思いますがその時はよろしくお願いしますね。

 

 

 

 

『サラザール・スリザリンが残した秘密の部屋か……本当にあるのかな?』

『マルフォイ先輩が言っていたやつか』

 

トムと図書館で勉強している合間に秘密の部屋について言及がありました。自分は秘密の部屋の入り口の在処を知っていますし、2人ともパーセルマウスなので秘密の部屋を開くことはできます。でも今開けてもメリットがないので放置で。原作通りトムが5年生の時に見つけてもらう事にします。

 

『ホグワーツの何処かにあるということだけど……今まで見つからなかったというなら存在するか疑わしいな』

『君なら見つけられるかも。スリザリンの直系であるゴーント家の人間なら何か手がかりを知ってるんじゃないか?』

 

いやーきついっす。確かに設定上では昔ホグワーツの配管工事が行われた際に、ゴーント家の人間が秘密の部屋の入口を女子トイレに移動させたらしいですが……今の没落したゴーント家には関係のないことです。没落する前ならヒントがあったかもしれませんが。

 

『僕が?ないない、あの掘っ立て小屋に手がかりなんてあるもんか』

『それは残念だ。……マグル生まれの排斥についてはどう思う?』

 

トムからマグル生まれについて聞かれたので当たり障りのない回答をします。

 

『マグル生まれねぇ……僕としてはどうでもいいかな。魔法が使えるってことは魔法族なのは確かだし、僕の邪魔をしなければ別に』

『純血の名家らしくない考えだな』

 

トムの反応はいまいちですね……友好度が下がるのはマズいので適当に誤魔化しますか。

 

『まあマグル生まれの事はおいとくとして、秘密の部屋を見つけるのは君だと思うよトム』

『僕が?』

 

『そうさ、君はパーセルマウスだし偉大なるスリザリンの血を引いているのは明白だ。それに僕と違って健康だしスリザリンの継承者として相応しいよ』

『フフン、そうかな』

 

ヨシ!ヨイショして機嫌が直りました。

 

『勉強の合間に探していけばいいさ。学校の探索なら僕は役立たずだから君1人で頑張ってくれ』

『うん、そうするよ。体力のない君じゃ途中で倒れて医務室送りになるのがオチだ』

 

ククク……酷い事言うな。まあ事実だからしょうがないけど。トムには頑張って秘密の部屋を1から探してもらいましょう。

 

余談ですが別のプレイでトムと協力して3年生の時に秘密の部屋を見つけたのですが、直後にダンブルドアに見つかりました。深夜に探索していたのですが監視されていたようです。秘密の部屋を見つけた功績を讃えられホグワーツ特別功労賞をもらいましたが、バジリスクは没収されニュート・スキャマンダーが管理することになりました。特別功労賞をもらったトムの「違うコレジャナイ」という表情が印象的でしたね。

 

 

 

 

クリスマス休暇となりました。マルフォイ家のグループに所属したことでグループ内の人達からクリスマスプレゼントが贈られました。あざーす!

 

『マルフォイ邸のパーティーに呼ばれるとはね』

『君はホグワーツで勉強したいだろうけどたまには息抜きもすべきだ。僕もこの機会に友人を増やすとするさ』

 

アブラクサス先輩のご厚意でクリスマスパーティーに呼ばれました。断って機嫌を損ねるわけにはいかないので参加します。その間勉強ができませんが少しくらい遊んでも大丈夫でしょう。

トムはパーティーを利用してコネクション作りを行うようです。見ててもつまらないので加速しますね。

 

『ええい、僕の事を小動物か何かだと勘違いしてないか。でもたまに憐みの目で見られるな……僕が気づかないと思っているのか?』

 

ウィリアムは見た目は病弱で儚げな美少年なので女性によく構われています。しかしゴーント家の惨状とウィリアムの出生について憐憫の視線を向けられることもありました。

 

『組み分け儀式の時もそうだったな……嫌な事を思い出した。死んだお爺ちゃんは血を絶やすなと言ってたけど、僕は病弱だし今のゴーント家に来る物好きな純血なんているのかな?』

 

自己評価が少し低いですね……まあいずれ改善されるでしょう。

 

『父さんは何時かアズカバンから釈放されるはずだ。一度も会ったことないけど一応僕の父親だし邪魔をしなければ放置しとくか……そういえばお爺ちゃんから預かったあの指輪はどうしよう』

 

ゴーント家の秘宝……蘇りの石について言及がありました。説明していませんでしたが祖父マールヴォロから杖と一緒に餞別としてもらっています。

 

『指輪に嵌められている石は確かに尋常な物じゃないけど、正体は何だろうな?……お爺ちゃんは誰にも見せるなと言っていたしトランクに仕舞ったままでいいか』

 

蘇りの石については持ち歩かず仕舞ったままにしておきます。もしトムに見つかってしまったらリセです。欲深いトムが蘇りの石を見てしまったら友人とか関係なしに欲しがるでしょうし、最悪の場合「殺してでも奪い取る」となるでしょう。

 

『……聖マンゴで診てもらったところ僕は20代半ばまで生きれるか怪しいらしい。先祖のツケで短命だなんて冗談じゃない。僕はこの呪いを克服してみせるぞ』

 

ヨシ!自分が短命だという事実を知り、延命の為に足掻くことを決意しました。これで今後も高いモチベーションを維持して勉学に励むことでしょう。

 

 

 

 

クリスマス休暇が終わりました。ウィリアムは相変わらず勉強漬けですが、トムの方は時折秘密の部屋の捜索や友人という名の手下を作ったりして充実した学生生活を送っています。

 

『ダンブルドア先生、変身術について質問したいことが』

『うむ、勉強熱心だな』

 

2年生になって変身術の教授がダンブルドアになりました。……早くなぁい?

トムと違ってダンブルドアに苦手意識のないウィリアムは遠慮せず質問しています。

 

『この内容はO.W.L(普通魔法レベル)試験を超えている。君とトムは学校始まって以来の天才かもしれんな』

『ありがとうございます』

 

恐ろしい事にトムの成長速度は原作より上です(白目)ウィリアムと切磋琢磨することで成長スピードが上がっています。卒業する頃にはどれだけヤバくなるんでしょうかね?

 

『友と競い合うのは素晴らしい事だ……君から見てトムはどう見えるかね?』

 

あ、これは探ってきてますな。トムの事を警戒し過ぎだとは思いますが、未来のトムは闇の帝王となりましたし結果論ですが警戒したのは正解でしたね。

 

『トムですか?魔法の腕は互角ですけど僕と違って健康だし、それに友人も沢山いる、正直羨ましいですよ……もうすぐ次の授業が始まりますので失礼します』

 

とりあえず当たり障りのない事を言って逃げました。あり得ないとは思いますが開心術で心を読まれても今のウィリアムなら覗かれても問題ありません。特に悪事をしていませんし。

でも今後非合法な手段を取るつもりなので閉心術の取得は必須です。

 

 

 

 

念の為にダンブルドアに探られたことをトムに報告しておきましょう。

 

【というわけで他の先生達と違ってダンブルドア教授は君について警戒してるみたいだ】

【……アイツめ、忌々しい奴だ】

 

他の生徒に聞かれないよう蛇語で密談しています。サーペンソーティアで蛇を呼び出しており、傍から見れば蛇に話しかけているようにしか見えません。

 

【どうも君のことを注意深く観察しているようだし、あまり派手に動かないほうがいいかも】

【ああ、忠告感謝するよ】

 

密談も終わりましたので呼び出した蛇を帰還させます。

 

『しかしダンブルドア先生は何でホグワーツにいるのかなあ?ゲラート・グリンデルバルドが暴れているのに戦うつもりはないみたいだし』

『確かに、本来なら魔法大臣になってもおかしくないのにな』

 

現在は第二次世界大戦が始まり魔法界ではグリンデルバルドが現在進行形で暴れていますが、ダンブルドアは静観の立場を取っています。まあアリアナの件や血の誓いによって戦えないので仕方ありません。グリンデルバルドがダンブルドアに倒されるのは1945年まで待つことになりますがウィリアムとトムには関係のない事です。

 

 

 

 

『閉心術について記載されている本ね……役に立ちそうだ』

 

ヨシ!閉心術の本を見つけたので練習することにします。本から学ぶのは効率が悪いですがウィリアムは天才なので他の勉強と並行しながらでも1年と半年程度で取得できるでしょう。

ちなみにトムは既に閉心術を習得しているみたいです。まだ2年生なのに早過ぎィ!

 

『しかし図書室にある本は結構読んだけど、魔法薬で延命する手段はいくつかあったが効果は薄そうだなぁ……禁書にある本ならもっと効果のある魔法薬があるかもしれない』

 

2年生の間に図書室の片っ端から本を読んでますが延命手段については有効な物はありませんでした。これ以上は禁書を調べるしかありませんが、禁書を読むには教師の許可がないと無理です。

 

『スラグホーン先生にも取り入ってみるかな。彼には既に気に入られているがスラグ・クラブに入ればコネクションを利用できるかも。1人で調べるのには限界があるし』

 

スラグ・クラブは3年生になればスラグホーン先生から勧誘してくるでしょう。でもそれよりも手っ取り早い方法を使うとします。

 

『……待てよ、そういえば錬金術には賢者の石がある。不老不死をもたらす「命の水」の源だというが、確か製作者のニコラス・フラメルはまだ存命のはずだ』

 

というわけでウィリアムには賢者の石を作ってもらう予定です。でも賢者の石はオーパーツで作成難易度は非常に高く、天才のウィリアムでも1から作るには何十年もかかります。完成する前にまず短い寿命が切れて死ぬでしょうが、既に完成品がありますのでそれを調達することにします。ネタバレになりますが端的に言えば「殺してでも奪い取る」です。賢者の石の入手についてはホグワーツ在学中に行う予定です。

 

 

 

 

『今年の優勝はスリザリン!!』

 

色々端折りましたが今年もトムと一緒に点を荒稼ぎしてスリザリンの優勝に貢献しました。学期末試験については全力で挑み総合得点は2年生の歴代最高点を記録しトムと同点でした。これで3年生の時には問題なくスラグ・クラブに勧誘されるでしょう。

 

『夏休みか、あの掘っ立て小屋に戻るのはウンザリだがマルフォイ邸に呼ばれるまでの我慢だ』

 

夏休みとなり一度ゴーント家に戻りました。まだモーフィンは釈放されてないようです。小屋が荒れていますので清掃しておきましょう。

 

『ウィリアム様!』

『エリー、いつもすまないね』

 

早くなぁい?翌日に屋敷しもべ妖精が来ました。まだ清掃が終わっていませんがまあいいでしょう。エリーという屋敷しもべ妖精は去年から友好度を上げており、いずれウィリアムの役に立ってもらう予定です。

 

 

 

 

マルフォイ邸に到着しました。友好度上げの時間だ!とりあえずアブラクサス先輩や両親達に媚を売ることにします。

 

『ウィリアムお兄様!』

『これはジルお嬢様』

 

何故かアブラクサス先輩の妹に構われています。可愛らしい美少女ですが原作にはいないモブキャラですね。友好度を上げても無駄なので妹に時間を取られるのはロスです。トムの方に行けばいいのに。

その後妹がしょっちゅう話しかけてきて両親達の友好度上げを邪魔してきました。〇ァック!

 

『すまないねウィリアム君。妹が迷惑を掛けているようだ』

『そんな事ありませんよ』

 

おうアブラクサス先輩!悪いと思うなら妹を説得してくれや!……なんて滞在させてもらっているウィリアムが言えるわけないので我慢します。

 

 

 

 

『トム、何を読んでいるんだ?』

『闇の魔術に関する本さ。先輩から特別に見せてもらってるんだ』

 

お、これは……目当ての本かもしれません。

 

『許されざる呪文についてか、僕も読んでいいかい?』

『いいよ』

 

ヨォシ!!許されざる呪文などが書かれた闇の魔術に関する本を読むことが出来ました。この本は「深い闇の秘術」よりレア度は低く、純血の名家なら大抵ある本です。レア度が低いですが許されざる呪文と「悪霊の火」について詳細な記載がある非常に有用な本で、夏休みの間に本の内容を頭に叩き込むとします。

 

 

 

 

今回はここまでです。

ご視聴ありがとうございました。




2~3年生の間は溜めの期間となります。4年生になってからウィリアムは行動する予定です。



次回の投稿は不定期となりますのでしばらくお待ちください。失踪したらお許しを。
評価・感想くれると嬉しいです。

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