ブッシュベイビーと南の虹のルーシーとのコラボ作品。
ジャッキーには夢がある。それは動物園を作る事だ。アフリカには確かに動物が多くいるが動物園は少ない。ジャッキーは動物をもっと沢山の人に知って貰いたいと思っているのだ。
ジャッキー「私の理想が全て詰まった夢のような動物園を作るプロジェクトがついに動き始めるわね。」
普通の動物園ならプロジェクトなどと大がかりな計画をしなくても比較的スピーディーに完成させられるだろう。だが、ジャッキーが目指す動物園はただ動物を狭い檻に入れて展示する事ではない。それだとお客さんがあまり楽しめないし、何より動物にとって大きなストレスである。
お客さんが夢中になれて動物も快適、その2方面の両立はジャッキーにとって譲れない条件。それを実現させるにあたって綿密な計画、予定を考案してきた。動物園を作ったはいいが肝心の働き手はいるのか?という疑問もあると思うが心配御無用。事前に求人を出した所、希望者が殺到した。
ジャッキー「それでは計画を始めるわ!みんな私のために協力してくれてありがとう。」
動物園を作るには力仕事も必要で、どうしてもジャッキーだけでは心もとない場面が出て来る。アーサー、アンドルー、テンボ、クランクショウ博士、ヘンリーおじさん。勿論腕の良い大工さんを雇っているが彼らがいると更に心強い。
アーサーとアンドルーは特に動物園を作る事に賛成だ。
アーサー「動物園ができれば動物に関心を持つ人が増えるだろう。それが密猟者取り締まりが強化されるきっかけになると思う。」
アンドルー「そうだねお父さん。僕もプラスの結果になると思ってる。」
ジャッキー「私がファッションショーで貰った賞金を結果的には動物を守る為に使えると思うと嬉しいし誇らしい気持ちだわ!」
それから1年後、動物園が完成してみんな大喜びだ。
ジャッキー「みんながいなかったらこの夢を成し遂げられませんでした。大工さん含め、本当に感謝しています。」
そして正式オープン前にオーストラリアからポップル3姉妹を招待した。
ポップル3姉妹(長女:クララ、次女:ケイト、三女:ルーシー)とは以前行われたファッションショーで仲良くなった。特に動物好きなルーシーはジャッキーに案内して貰えるのを心待ちにしていた。
ルーシー「とてもワクワクしてるの!私ここの動物園で働く!」
ケイト(ポップル)「バカね。あんたまだ働ける年齢じゃないでしょ。今はどんなに意欲があっても不可能よ。」
ジャッキー「将来は是非働いてね!今日は楽しんでいって!」
ケイト・ポップルは同じ名前の子に運命を感じ、ジャッキーの親友であるケイト・アドルトンともっと仲良くたいと思っている。
クララは妹2人のお母さん的ポジションであり、動物園がそこまで楽しみな訳ではなかったが付き添いした。いつも自由奔放な妹達には苦労させられているけどなんだかんだで2人が喜ぶ姿を見るのはクララにとって嬉しいのだ。
ー園内にてー
ジャッキー「さぁ、これからサファリの世界に案内するわ!みんなこのバスに乗ってね。」
普通の動物園と違う所は専用バスがある事である。これに乗ったまま移動して動物を見て回る。バスは開放的な造りで視界を遮る物はない。
ルーシー「動物がみんなのびのびとしていて暮らしやすそう!」
ケイト(ポップル)「本当ね!ここならみんな幸せね。」
ケイト(アドルトン)「ヘンリーおじさんが素晴らしい出来栄えと自慢してたの。とても素敵よ!」
ジャッキー「檻がないから自然に近い状態で暮らせるのよ。エサやり体験も出来るけどやる?」
一同「やりたい!!!」
ジャッキー「車から手を出して!お肉をトングで掴んでライオンにあげてみて。」
ルーシー「初めてライオンにエサをあげてみてライオンの迫力の大きさに圧倒されたわ!」
続いてダブルケイトとクララも体験した。
ー昼食時間ー
ジャッキー「レストランはここよ。なんと動物を見ながらご飯が食べられるの。ここにはお猿さんとか小動物がいるわ。」
ポップル3姉妹「ナイスアイデア!」
ケイト(アドルトン)「このコーヒーってまさか…」
ジャッキー「そのまさかよ。ヘンリーおじさんのコーヒー農園で作られたコーヒー豆を使用してるの。」
一同は昼食を食べて午後も一通り楽しんだ。
最後に寄ったのはお土産店だ。ジャッキーはポップル3姉妹にブッシュベイビーのぬいぐるみをプレゼントした。
ジャッキー「今日はありがとう。お礼にぬいぐるみをプレゼントするわ。ブッシュベイビーというお猿さんよ。私は実際にマーフィって名前のブッシュベイビーを飼っているの。」
3人とも可愛いぬいぐるみを見て喜んだ。
ルーシー「このお猿さんはオーストラリアで見た事がないわ!ぬいぐるみ大切にするね。」
こうして3姉妹は大満足で1日を終え、特にルーシーはご満悦な様子でオーストラリアに帰っていった。
ルーシーはきっといつかこの動物園に働きに来るだろう。その事をジャッキーは密かに楽しみにしていた。
おしまい