青き炎、エイリアと戦う   作:支倉貢

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カップルを見て「リア充爆ぜろ」とか言ってる人ー。そこまで思うんなら彼氏または彼女作れ。私は彼氏は居ないが、どうでもいいと思ってるので気になりません。あ、でも公共の場所でイチャイチャされるとイラつく。TPOをわきまえろ。

ウチの学校でも公共の場でイチャイチャしてる奴らいます。あれマジでめんどい……。
それではどうぞ。


37話 狙われた青木

ーーーエイリア学園本拠地、side無し

 

イプシロンが、雷門と引き分けた。エイリア学園では、圧倒的な点差でなければその戦いが良しとは言えない。

 

「……デザーム、無様だね」

 

青い光が現れ、その光の中に立つ人物が目の前で跪くデザームに冷たい声を放つ。

 

「……分かっております」

「雷門イレブンと互角の試合だったそうだな?」

「申し訳ありません。我らエイリア学園にとって、同点は敗北と同じ」

 

さらに彼の前に赤い光が現れた。光の中に立つその人物も、デザームを見下すように言う。

彼らの背後から、白い光が現れた。

 

「ーー楽しかったかい?」

 

現れたのは、グランだ。

 

「"円堂達"と戦って」

「っ……そ……」

「グラン、あんたは黙っててくれ」

「そうだよ。いくら君でも……」

「……気に障ったのなら、許してほしい」

 

デザームが答えに戸惑っていると、赤と青が口を挟む。そして、3人の視線が再びデザームに戻された。

 

「……デザーム、後のことは我々に任せておきたまえ」

「……私達はまだ持てる力の全てを使ったわけではありません」

「わーってるよ。お前にはまだまだ利用価値があるさ」

 

次の試合でしくじれば、デザームにはもう用が無い。そういうプレッシャーなのだろう。デザームは俯いたままぐっと拳を握り締めた。

ここでふと、グランが口を開いた。

 

「そういえば……デザーム、あの娘とは戦ったの?」

「あの娘……?」

「……青木穂乃緒ちゃんだよ」

 

青木穂乃緒、という名前に赤と青が反応する。デザームは自分の記憶を思い出し、彼女の存在を確認した。思い当たる人物はいた。

さらっと流した美しい青髪に、前髪に隠れた赤い瞳。前髪の隙間から覗くその視線は、鋭くも何処か哀しげだったのを覚えている。しかし、彼女は自分と戦った時、フィールドには居なかった。

 

「……いえ、まだ彼女とは戦っていません」

「そっか。でも、あの娘は今とても揺れている。もうあと一押しできっと、こちら側に来てくれるよ。彼女自らね」

「お前、本当にそいつを引き込むつもりかよ?」

 

赤が呆れた声で言う。グランはそんな彼を見、クスッと笑いかける。どうやら、本気のようだ。

 

「元々、父さんが引き取りたかった娘らしいからね。でも引き取る前に、あの娘は人身売買にかけられてしまった」

「……だから、君が彼女を迎えに行くと?」

「ああ。父さんが救えなかった娘だ。だから、俺が彼女を救う」

「なーに言ってんだお前。俺達はそいつと一度も会ってねえんだぞ? 手ぇ出すんなら、俺達が見てからにしてくれ」

「……それは、バーンやガゼルもあの娘に気があるってことでいいのかな?」

 

グランの言葉に、赤ーーバーンと、青ーーガゼルが不敵な笑みで答える。

 

「君がそこまでこだわる娘だ。興味がないわけがないだろう?」

「面白え……だったら、俺らの誰がその女を引き込めるか賭けるか?」

「……ふっ……。いいね、やろうか」

 

グランの瞳に、光が宿った。エイリア学園マスターランクチームの中で、ついに彼女の奪い合いが始まった。誰が彼女を引き込めるか。彼女の心を救えるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……?(何かしら、誰かに噂されてるような気がする……)」

 

何も知らない彼女は、この時は自分がターゲットだとは知らず、呑気にたい焼きを頬張っていた。




はい、ありがとうございました!
今回は短めだったな、前回に比べれば……。
次回は福岡ですね、うわぁ、グラン登場‼︎ これからどうなるんだ……⁉︎
次回もお楽しみ下さい‼︎
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