ハリー・ポッターと薩摩の不死鳥 作:かるかん饅頭
「ここが僕達の部屋なんだ!!」
組分けが終わり、パーティーのような夕食が終わった後。薩摩隼人と愉快な級友達は監督生であるロンの兄貴……パーシー・ウィーズリー、寮の先生でもあるマクゴナガル先生の案内でグリフィンドールの寮にも案内された。
グリフィンドールの寮は主に5つのエリアで構成されている。1つともう1つは男子部屋と女子部屋、此方は主に就寝等に利用されており男子は原則五人部屋~ほどで年によって変わり、今年の女子部屋は3人だとか。原則的に同学年の生徒が同じ部屋に割り当てられる。3つ目は談話室であり、グリフィンドールの寮生が全員が軽く寛げる程の広さがある。4つ目と5つ目はハリーや隼人の親世代の時代の時に、当時の薩摩隼人の要望で増設された大浴場と鍛練場である。
本来、大浴場と鍛練場は無かった。だが、大浴場は「風呂は要るぞ、おまんら汚いまま過ごすのか?」と告げた先代薩摩隼人であった隼人の父親の発言を期に急造され、現代でも風呂好きのグリフィンドール生徒が使っている。そして鍛練場だが、これも先代薩摩隼人が関係している。薩摩隼人は早朝から猿の雄叫びのような声を響かせながら鍛練を行うのだが、先代薩摩隼人は談話室で鍛練を始め大パニックを引き起こした。なので造られた所である。鍛練場は防音が施されているが、薩摩隼人の猿叫は防音を貫通しグリフィンドールの寮じゅうに響くのは内緒である。
だが、先ずは荷解きが必要だ。部屋に案内された隼人、ハリー、ロン、そして共にグリフィンドールに配属されたネビル・ロングボトム、シェーマス・フィネガン、ディーン・トーマスは荷解きを始める。隼人は兎も角、初めて魔法学校に通う5人は大きな荷物をほどいては適切な場所に置いたりクローゼットの中に衣類を居れていく。
恐らく、女子部屋ではハーマイオニー、そしてハーマイオニーと共に同室と成った2人の女子 ラベンダー・ブラウン、パーバティ・パチルも同じく荷解きを行っているだろう。
「ふー……やっと終わったよ。隼人は?」
「俺はポケットからだすだけぞ。おまんらも拡張呪文覚えたらよか」
隼人はマホウトコロで拡張呪文も習得しており、ポケットから四次元ポケットのように私物を出しては荷解きを行う。私服、鍛練の道着、鍛練用の木刀数本、私物の食器(薩摩切子、薩摩錫器)を適切な場所に仕舞い、そして何やら大きな止まり木を取り出してベッドの側に置いた。
「それは?」
ロンがネズミ……スキャバーズを撫でながらそう告げた。実はホグワーツはペットが許可されており、ペットを飼うことが出来る。
ハリーは白フクロウのヘドウィグ、ロンは御下がりのネズミ スキャバーズ、ネビルはヒキガエルのトレバーをペットにしているのだ。当然、隼人もペットを持っている。
「俺のペットの止まり木ぞ。そろそろ呼ぶ」
隼人はそう告げ……鼻から息を吸い込んで
「ピーすけぇぇぇええ!!出てきてよか!!」
空間が震えるほどの大声を出した。余りの声量にロンは耳を押さえ、ハリーは驚いてビックリしてしまう。その時だった。
「ビャァァア!!」
空間を超えて止まり木の側に炎が吹き上がる。だが、その炎は家財道具を燃やさず、不思議と熱は持っていない。炎がやむと、そこには鉤爪が生えた大きな翼を生やし、嘴には小さな牙が生えているハクトウワシ程の大きさを誇る深紅の鳥が現れた。
「えっ……なにその鳥!?」
「不死鳥ぞ。俺のペットのピー助ぞ」
この鳥は不死鳥のピー助。不死鳥と呼ばれる魔法生物はイギリスでは有名だ、ダンブルドア一族の前に現れ、力を貸す強力な不死身の魔法生物。だが、その不死鳥はダンブルドア校長が使役している不死鳥(イギリス種)と違って恐竜的進化を遂げていた。大きいし、鉤爪なんて翼に生やしてるし、何なら嘴に小さな牙が生えている。
「不死鳥!?」
「えっ?不死鳥!?なの!?ちがくない!?」
ネビルとロンが驚きながら言うのも無理はない。
「不死鳥の薩摩種ぞ。鹿児島の自然豊かな環境で育った魔法生物ぞ」
そう、ピー助は鹿児島で独特の進化を遂げた不死鳥……薩摩の姿であった。ダンブルドアの分家が鹿児島に移住してから約100年。その100年の年月は不死鳥を薩摩の姿に進化させたのだ。
「あと、マンドラゴラの薩摩種とかも居ったの。マンドラゴラの薩摩種は音波で物体を塵芥に変えれた」
「「「マンドラゴラの薩摩の姿!?」」」
因みにスネイプ先生が学生の頃……グリフィンドールに鞍替えした頃、先代薩摩隼人がマンドラゴラの種に鹿児島焼酎をかけた所……マンドラゴラが薩摩の姿に成ったとか。
翌朝5時5分。
「キェェェエエエエエ!!」
寮全体を揺らす程の猿の雄叫びを彷彿させる声が響き、同時に打撃音が寮を響かせて、その音でハリー達は起きてしまった。
「えっ!?なにこの音!?」
余りにもうるさい猿叫び、そして打撃音の為に二度寝しようとしても二度寝が出来ない。起きたのはハリー達だけではない、上級生達も女子生徒も起きてきた。皆、まだ寝間着であり……何が起きたのか分からない。
だが、声の場所は直ぐに明らかになった。それは鍛練場からであり……ハリー達や上級生は鍛練場に入る。そこでは道着に着替えた隼人が木刀を何度も打ち付け、打撃音を響かせて鍛練を行っていた。
「キェェェエエエエエ!!」
猿のような雄叫びを響かせながらである。
「君、こんな早朝から何をしている!!」
監督生のパーシーが隼人に近付きながら、隼人に声をかけた。
「鍛練ぞ。健全なる精神は健全なる肉体に宿る。日々の鍛練は強くなるためには必要不可欠!!監督生どの、おまんも精進するものならわかるの?」
隼人は5時から鍛練を行っていた。全ては薩摩隼人として高みに行くために、示現流としての初太刀の一撃必殺からの2発目……裏太刀蜻蛉、そしてそれらが終ってからのタイ捨流の連撃!!さらにそれらに魔法を組み合わせた新たなる薩摩の力を組み合わせて確実に相手を屠る為に鍛練は必要不可欠なのだ。
「だけど、周りの皆の事も考えてくれ。時間が時間だ!!皆、普段はこの時間は寝ているんだよ!!」
「日本じゃ普通じゃ。分かった……そんじゃおまんが俺から一本取れたら掛け声は我慢すっど」
隼人はそう告げ、パーシーに木刀を一本差し出した。
「分かった。君の決闘を受けよう。僕が勝てば鍛練は大声を出さず、迷惑に成らないようにしてくれ。打撃音に関しては目を瞑るよ」
パーシーは皆の睡眠時間と安眠を護るために不馴れな木刀を構える。そして……パーシーが木刀を振り上げた瞬間、隼人はパーシーの懐に忍び込んだ……僅か一歩で。
「はや「チェストォォオオオ!!」ひっ!!」
パーシーの木刀は宙を舞い、必殺の初撃で木刀を飛ばされ返しの裏太刀蜻蛉がパーシーの首筋ギリギリで停まった。
「俺の勝ちぞ。そんじゃ、鍛練はこのままつづけっぞ」
グリフィンドール……7年間朝5時起床確定!!
だが、パーシーは知らなかった。時が経つ毎に鍛練場で修行する生徒が増えていき、他の寮生も増えてきて……やがてはロン以外のグリフィンドール生徒が鍛練することを。
次回!!薩摩隼人、学校生活を謳歌する!!
あとスネイプ先生は先代薩摩隼人が介入したお陰で救済されて2年目からはグリフィンドールに入ってます。む?シリウスとジェームズパパはって?五体満足で一応……卒業は出来ましたよ
夏休みアンケート(ギャグ)
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ハリーが逝く薩摩アイランド
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ご当地魔法使い集合!!
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ハリー&ハーマイオニー、薩摩へ