(俺が呪術師を除霊しちゃったのは)わざとじゃないんです! 作:かりん2022
「これ、ちゃんと霊視した方がいいと思う。今回だけなら、韋駄天様を口実にヒャクメ様のご協力を得られるかもだし。期待しないで待ってて」
「ヒャクメ様?」
「全てを見通す目を持った方だよ。戦いはからっきしだけど、やり手の女神様」
「女神様? 神様ってそんな願い叶えてくれるもんなのか」
「わかんねーから期待しないでって。普通は無理だけど、韋駄天様の診察ならしてもらえるかもだし、そのついで。ヒャクメ様の親友の小竜姫様には修行をつけてもらった事もあって、その伝手も使ってどうにかなるかな、的な。あ、でも神様ってなんでも出来るわけじゃねーから!」
そして俺は小竜姫様経由でヒャクメ様にお願いをしたのだった。
「本当はこういうのダメなんですよ? 八兵衛さんの様子見の時に、偶然見かけただけなんですからね」
「「ありがとうございます!」」
『かたじけない』
伏黒と揃って頭を下げる。
ヒャクメ様はジッと津美紀を見る。
「封印された呪具を取り込んでるみたいですね。六道の子ならどうにかなるのでは? 現在の当主は鈴音さんでしたね。貴方なら伝手もあるでしょう」
「
精神世界に入ることができる式神である。十二神将はそれぞれ強い力を持つのだ。
それを制御できるのは、それこそ六道家の当主ぐらいだ。よく暴走させるけど。
「ええ。狙われての事のようですから、お守りを持たせておいた方がいいかも」
「狙われて……!」
「陰謀多いな呪術界。俺や先生も襲われたし。あ、そうだ。先生が挨拶したいって」
「気にしないでいいのに。君、そんなに見つめたら照れてしまうわ」
小さな虫にヒャクメ様が声を掛けると、小さな虫が逃げていく。呪力が僅かにする。
「お前が津美紀を呪ったのか!? 待て……!!」
追いかけるが、虫は素早く人混みに混じり飛んでいく。
「ヒャクメ様、少し話をさせて欲しいのですが」
「ええ。私も実際に来てみて気になったから、少し話してみたいわ」
虎杖とヒャクメ様は悪巧みの時間。
そこで、呪専に行こうとしたところで、走る車のドアが開いて手が伸びる。
「ヒャクメ様ーっ!!」
俺達は泡を食って車を追いかけたがどんどん置いていかれる。
「やばいって! やばいって! やばいって!!!」
ヒャクメ様は戦闘力がないのに!!
『超加速を使うぞ!』
「お願い、八兵衛様!」
虎杖が瞬時に車に追いついて組みつく。
その途端、ナイフを突きつけられた子供を見せられると共に、虎杖も確保される。
「五条先生! 助けに来てください! 神様コンビが攫われました!!!」
伏黒がSOSを出す。大変なことになってしまった。
誤字報告ありがとうございます!
同じ話に違う方から同時に報告があって、片方適用したらもう片方無効になってしまったので、
誤字が治ってなかったらごめんなさい。
感想、評価、ここ好き、お気に入り、マシュマロ(お題)、ありがとうございます!
楽しんで読ませていただいてます!
特にお気に入りの増加が著しくガクブルしております……
ここ好きもありがとうございます!ニヤニヤしながら読み返してます!
一瞬バーが赤くなる事はあっても、その後低評価がつくのが常でしたので、
長い赤いバーは初めてです。評価ありがとうございます!
読み返しもありがとうございます。更新頑張ります。