(俺が呪術師を除霊しちゃったのは)わざとじゃないんです! 作:かりん2022
それは祈りを捧げていた時のことだった。
『がああああああ!』
何かに引っ張られ、引き上げられる感触がした。
俺は祈りをやめて、五条先生に相談する。
「五条先生。俺、多分、これ以上頻繁に祈りを捧げたら神様に連れて行かれる」
「神隠しかぁ」
「後、五条先生と真希先輩も気をつけてね」
「まあ、色々規格外の力だからそんな事もあるよね。となると、お祈りの回数を減らさなきゃかぁ」
『俺を巻き込むな』
話していると、テレビのニュースで緊急速報が入った。
『虎杖悠仁を呼べ!!』
テレビでそう一般人の人々ががなりたてている。
「はえ?」
「うーん、困ったね。上はどう判断するかな」
五条先生が会議に行き、俺は沙汰をまった。
「虎杖悠仁は一人で向かうように」
えっ 俺死んじゃう?
「ちょっと待ってください。まだ悠仁は一年生ですよ? 代わりに僕が行きます」
「五条悟は後詰をするように」
「っ 悠仁がいれば、呪霊のいない世界が実現するかもしれないんですよ!!?」
「別に今までのままでもよかろう」
呪術界はブラックである。
そういうことで、作戦会議だ。
「どうすんだよ、虎杖」
「うーん、ダメみたいだな」
「そんなあっさり……」
俺がところ構わず除霊するものだから、嫌われてしまったのもデカい。
これはここを乗り切ってもダメだよな。
「あんまりこの方法は使いたくなかったんだけど」
「お前が躊躇する方法ってどんなだ」
「まず、宿儺を生贄に捧げます」
「生贄」
「でもって、俺が龍脈に飛び込んで生贄になります」
「生贄」
「んでもって富士山近辺の呪霊が消えます。上手くいけば日本もいける」
「ちょっと待て、理解ができないんだが」
「大丈夫、俺、童貞処女だから」
「だから理解出来ないって」
「って事で、頑張る!!」
「ちょっと待ちなさい、虎杖!!」
そういうことで、俺は呪専から逃亡し、富士山に登った。
俺の一世一代の大儀式。富士山の龍脈に身を投げ、日本ごと浄化する!!
それから10年。ようやっと意識が復活した。
俺は龍脈を守護する幽霊となっていた。
む。呪霊が沸いてるな。えいえい。浄化浄化。
「虎杖」
ん?
「ほんっとお前、めちゃくちゃだったな」
「本当よね」
お花を備える二人の男女。
『伏黒、釘崎』
「!?? 虎杖!?? おまっ 幽霊!??」
「ちょっと! 本当に虎杖なの!」
『そうだよ』
「そうだよって……お前なぁ! お前が死んだ後、大変だったんだぞ! 呪霊消えたし!」
『呪霊消えたならいいじゃん?』
「あんたねぇ……。ま、呪霊の数が激減して、呪術師で回せるようになったのは良かったけどね」
『これからもっとギア上げてくぜ!』
「これ以上は呪術師も困るから、やめてほしいかなって」
『その辺は大丈夫。500年ぐらいかけてゆっくり浄化していくから』
「本当滅茶苦茶だなお前」
「命まで使うことなかったんじゃないの?」
『いや、1000年くらいで復活する予定』
「先なっが」
「それでもすげぇな」
『ただ一つ問題があってさ』
「なんだよ?」
『これから先、呪術師は生まれません! 代わりに霊能者が、あーーーーーっ!!』
俺は霊体に関わらず、伏黒と釘崎にフルボッコにされたのだった。
呪霊も生まれなくなるんだからいいじゃん!
突然で唐突ですが、ここで一旦完結です。
最後におキヌちゃんネタ出せて満足。
GSクロスでプロットちゃんと書いて書き直します。
次回、予告という名の描きたいもの羅列です。入れられるかはわからないけど。