仮面ライダーW 雨と刻印の戦士レインとブラッド   作:凌哉

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雨と共にその血に消えることの無い記憶が刻まれる


第1話純粋なる力のS/雨の記憶

-半年前-

 

どんよりとした空の下、今にも雨が降り出しそうな空模様の中

俺は最愛の人を失った…

「おい…おい!遥!目を開けてくれ!頼むから!」

「無駄ですよ。彼女は死にました。わたしが殺したんですがね」

「黙ってろ!」

俺はそう言うと立ち上がり遥の腰に付けていたベルトを外し

自分に巻いた

そして遥の持っていたメモリを起動させる

『RAIN!』

メモリを起動するとポツリポツリと雨が降り出しあっという間に土砂降りとなる

俺は降りしきる雨の中メモリを装填すると叫ぶ

「変身!!!」

俺の身体が青い装甲に包まれる

俺は空を指さし告げる

「雨の中に消えろ!」

俺が雨の戦士を継いだ瞬間だった。

敵の名はW(ウェザー)ドーパント

漆黒のウェザーだ

そしてその漆黒のウェザーに俺は敗北した

「いつか…殺してやる!」

「その時を楽しみにしていますよ仮面ライダーレイン」

俺と奴が言葉を交わしたのはそれか最後だった……

 

 

-そして現在-

 

あれから更に半年が経ち季節はちょうど春と夏の中間くらい

俺こと雨宮類斗(あまみやるいと)はこの街風都で今日もウェザーに関する情報を探していた

とは言っても俺自身はまだ学生の身である為ネットを使ったり

学校新聞の取材と称し街の人達への聞き込みがせいぜいだ

そして今現在全くと言っていいほど情報がない

「クソ!なんであれから情報らしい情報がねーんだ!」

そうボヤいても始まらないので俺は地道に情報を探す

 

 

 

???

「これで俺は超人になれんだな?」

「もちろんだとも!私は嘘はつかないさ!」

「そうかよ!じゃあありがたく使わせて貰うぜ!」

そう言って男はメモリを起動する

『strength!』

起動したメモリを腕に挿すと身体が膨れ上がり人ならざる姿にかわる

「これが力か!」

男はそう言うと周囲にあるものを破壊し始めた

「こりゃいい!」

「気に入って貰えて何よりかな、それをどう使うかは君次第だ

私はこれで失礼するよ」

そう言って一緒にいた男は去っていった

 

 

類斗side

聞き込みを続けていた俺の耳に悲鳴が聞こえた

悲鳴がした方に行くと某ゾンビゲームのボスことタ○○ント

のような見た目の怪物がいた

「ドーパントだけどなんのメモリだありゃ?」

俺はそいつから距離をとり双眼鏡にメモリを挿して双眼鏡越しに

そのドーパントをみる

双眼鏡に挿したのは解析(アナライズ)のメモリでこれを使うことでドーパントのメモリを知ることが出来る

「なるほど力か、純粋なパワーが欲しいとでも願ったのかね〜」

そう呟きながら双眼鏡を仕舞いベルトを腰に巻いてドーパントの前に進み出る

「なんだテメェ?」

「1つ言っておく!今すぐそのメモリを捨てろ!そうすれば何もしない」

「ざけんな!これは俺様の力だ!手放すわけがねーだろうが!」

「後悔するなよ」

俺はそう言うとメモリを起動する

『RAIN!』

メモリが起動すると雨が降り出す

「雨?」

「変身!」

俺はベルトにメモリを装填しスロットを倒して変身する

「雨と共に消えろ!」

俺はダガーナイフを構えて向かっていき相手を切りつけダメージを与えていく

相手も負けずと拳を繰り出してくるが動作が大きく躱すのは容易い

俺は相手を蹴り飛ばし距離をとる

「大してダメージになってないか?雨の所為も多少あって動きは鈍いんだけど、イマイチ決め手に欠けるんだよな〜仕方ねぇ」

俺は1度変身を解き別なメモリを起動する

『BLOOD!』

「変身!」

スロットを倒すと黒い装甲が俺を覆う

「その血に恐怖を刻んでやる!」

「言ってろクソが!」

そう言って跳躍し拳を突き出してくるが俺はショートソードで

血管を狙って切りつける

俺本来の力であるブラッドの力は血の記憶のメモリのため血の巡りをその目に映すことが出来るだからこそ急所の位置も丸わかりになる

相手は純粋な力のため一撃貰えばアウトとも取れるダメージは必須だろう

「ダメージ貰うわけいかないんでね!」

俺はショートソードでさらに切りかかる

攻撃を避け太い血管が通う部分を狙い切りつけて確実にダメージを与えていく

そして相手が膝を着いた時点で勝負は決した

もう一度レインへと変身しメモリブレイクする

ダガーナイフにメモリを挿し必殺技を放つ

『RAIN!maximumDrive!』

水の刃が形成されその刃で胴をひと薙ぎしドーパントは水が弾けたように爆散しメモリが抜けて人の姿に戻る

俺は相手を見下ろす形でその男の前に立つとブラッドのメモリを起動し再度maximumDriveを発動し心臓に突き刺す

もちろん男は死んではいないその代わりに二度とメモリを使えない身体にしたのだ。

「これでお前は二度とメモリは使えねぇ!血に刻まれた恐怖によってな、無理に使おうとすれば拒絶反応じゃ済まないから覚悟しろ」

俺はそれだけ言い変身を解除すると雨はやんだ

「今回もハズレだな」

そう言ってその場を後にした。

 

 

???side

事件現場に駆けつけると破壊されたメモリとその使用者が倒れていた

「またか…これで何件目だ?」

(ココ最近でさらに増えている僕ら以外にもライダーがいるのかもしれないね)

「あぁ、かもな!オマケに今回も雨が降った痕跡がある」

(雨のメモリは確かに存在するがそんな力があるとは僕も聞かないね)

「探ろうにもまだまだわかんない事だらけでお前の星の本棚も役に立たないしな」

(キーワードが足りなすぎる雨のメモリだけではね…)

「引き続き調査するしかないか」

そう言って俺は帽子を被り直しその場を後にし事務所に戻り

報告書を作成する

 

今日もまたここ風都の街に雨が降ったそしてメモリ保持者と思われる人物がその場に倒れていた。

過去のメモリ保持者達はガイアメモリに触れることすら出来なくなっている。

いい事ではあるが悲惨とも言えるこの状況を未だに打破出来ていない俺達

この街で何が起こっているのか、また何が起ころうとしているのかこれからも調査を続けて行くことになるだろう

 

俺はそうして報告書を締めくくった。

ゼファーを闇堕ちさせるか否か

  • 闇堕ちさせて主人公ともう一度ガチバトル
  • 仲直りして再度共闘
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