仮面ライダーW 雨と刻印の戦士レインとブラッド   作:凌哉

15 / 31
組織内部の抗争が決着し新たな組織として生まれ変わる


第15話反乱のM/新組織生誕

カイ・ゲン視点

 

元老対俺達の戦いも残すところ美月とボレアスの戦いのみとなった

「ボレアスを倒して風間さんに元老達を始末して貰えば僕達を中心に新しい組織が誕生する」

「カイ、回収したメモリはどうする?」

「ボレアスは再利用するかもしれないけど、他は難しいかなでも、神のメモリはまだそれなりに数があるからね」

「どの神を呼び出す気だ?」

「全員揃ったら改めて目的を話すよ。とりあえずまずは美月の助っ人に行こう」

「了解した」

僕達は美月の助っ人に向かった

 

美月視点

 

私とボレアスの武器がぶつかる音だけが響く

「あなた…戦えたのね」

「当然だ!我は元老メンバー1の実力者だ」

「そう?その割には私と同程度な気もするけど」

「ほざけ!我の風を打ち破る事が出来ていないそれが応えだ」

「もし仮にそれが私が力を温存してるからだとしたら?」

「なんだと?」

「私達神の代行者には神としての能力が必ず1つ備わっている

私の能力は夜を作り出すことそしてあなたの能力は風を操る事

そしてその風をあらゆる形に変えられるその武器が証拠でしょ」

「それがわかったからと言ってなんになる?お前の夜では我は倒せぬぞ」

「倒す必要が無いのよね、私はパズルのピースのひとつだもの」

「何を言っている?今頃カイ達は他の奴らにやられているだろう」

「残念だけど逆だと思うわよ!」

強引に会話を切り上げ偃月刀を振るうニクスに対し風を一点に集め形成した剣でボレアスドーパントが迎え撃つ

「あんたの剣どうなってるわけ?風を切るって言葉があるけどさ、そんな気がしないのよね」

「当然だろうその偃月刀に削られた端から風を起こして剣に集束させている我の周りに風が纏われているだろう」

「なるほどね、本当に自由自在な訳ね、なら私も本気で行く必要がありそうね」

ニクスはメモリを引き抜き側部のスロットに装填する

『Midnight!maximumDrive!』

「夜の世界へご案内!」

辺りには夜闇が広がった

「この程度では我は倒せぬぞ!風がお前の位置を教えてくれる」

「それが全員に通じるかは別だけどね」

声の方向に身体を向けると槍が飛んできた

「槍だと!?」

その攻撃をかろうじて避けるボレアスドーパントに追撃するように鎖が襲いかかる

「この鎖!まさか!」

「そのまさかさ!ニクス」

「はいはい!」

ニクスはお互いの姿が確認できる程度に闇を晴らす

「お前達なぜここにいる!?他の奴らが倒されたのか!?」

「それしかないだろう!レイン達に比べたら弱かったよ!」

「そんな事が有り得るのか!?」

「実戦経験の差じゃないかな?神の代行者に選ばれてもまともに戦わず自分の戦力を充実させることにのみ力を使ってきた

それが経験の差として現れていたのさ」

「有り得ぬぞ!こんな事有り得てなるものか!」

ボレアスドーパントは自分を中心に大竜巻を巻き起こす

それを見てマスターが声高らかに宣言する

「さぁ、始めようか!ラストゲームを」

「これが最後の審判だ!」

「全ては月に還れ!」

その宣言と共にまた夜闇に紛れる

「闇に紛れて攻撃するとは卑怯な!」

「安心しなよ!僕とデミスはここから動かないからね!」

マスターは杖に三節棍を投影し攻撃する

「俺様も忘れないでもらおう!」

四方八方から鎖が襲いかかり風のバリアを削っていく

「我のストームバリアが削られていく!?」

削られる度に風を纏うが削られる方が早い

鎖と三節棍そして偃月刀を同時に防ぐ事は出来ない為風のバリアを削られる覚悟で躱すしかなく守りながら戦う事が出来ずにいる

そして全員の位置を把握出来ないので余計にジリ貧だ

巻き起こした竜巻をどんどん削られていく為守りも不安だ

 

「一か八か我が風の力の最大の最大奥義で行く」

風を自分の周りに集め嵐を巻き起こす

「カタストロフテンペスト!」

「美月、ゲームの最終章だ最後の一撃を君が決めるんだ」

「任せてよ!」

「じゃあ!僕から行くよ!」

「カイ!使え」

チェインと封印のメモリを渡される

「ありがたく使わせてもらうよ!」

メモリを受け取り杖のスロットに装填する

『CHAIN!SEAL! Puzzle!GAME!maximumDrive』

「さらに追加だ!」

遊戯版にセットしていた空間のメモリを引き寄せると杖に装填する

『SPACEmaximumDrive』

「パズルの連鎖を決めて相手の力を鎖で封印するゲームの完成だ!ニクス!」

「任せて!」

ニクスはマスターが想像したゲームを攻略していく

「手始めに3連鎖!」

鎖がボレアスドーパントに巻き付く

「なんだこれは!?力が抜けていく!?」

「説明はしたよ!パズルの連鎖を決めて相手の力を鎖で封印していくゲームだってね」

「プレイヤーはニクス、君は敵キャラ、対抗策はその鎖を断ち切るしかないけど出来るかな?」

「カタストロフテンペストで全て断ち切る!」

竜巻の威力を高めるボレアスドーパント

そして1本の鎖がちぎれ飛ぶ

「無駄よ!5連鎖!」

5本の鎖がさらに巻き付く

それに対抗しメモリの力を引き出し鎖を風の力で引きちぎる

ボレアスドーパント

「ニクス、あれ完成してるのかな?」

「まだ半分ってとこだけどなんで?」

「使ってみるといい」

「わかったわ」

ニクスは再びmaximumDriveを発動すると夜闇に月が現れる

「夜闇の幻想!」

月が怪しく輝き辺りには幻想の花が舞い踊る

そしてニクスが分身する幻影と共にボレアスドーパントの竜巻ごと切り裂くが大したダメージにはなっていない様だ

「本当ならメモリブレイク出来るくらいの威力がないとね」

「いや、十分だよ!鎖で力は大分弱くなってる決めちゃいな」

「OK!」

ニクスが3度目のmaximumDriveを発動する

『Midnight!maximumDrive!』

「月華斬!」

ニクスが夜闇に紛れボレアスドーパントを切り付けた

鎖が全て弾け飛びボレアスドーパントが転がっていく

「これで終わったと思うなよ!我々は必ず貴様達に復讐する!」

「無理だと思うけどね、この空間はメモリ保持者しかいられない特別な場所、君達はメモリを剥奪されてZHI・END」

「我々は終わらぬぞー!」

ボレアスは爆散しメモリのみがその場に残る

「後は風間さんに任せよう」

カイはメモリを回収すると空間を解除した。

「さぁ、行こう!元老達の最後を見届けに」

2人は頷きカイに着いて行った。

 

風間side

 

ガイアドライバーを巻いて元老達が倒されて出てくるのを待った

そしてしばらく待っていると元老が1人また1人と自分の前に現れた。

「無様ですねぇ元老さん達」

「おい!風間!何をしている!カイ達の暴挙を止めよ!」

「我々と同じくゼウス様に選ばれたものならば義を示せ!」

「そうだ!我らのメモリを取り返せ」

「お断りします。私はカイくん達と組むことにしたのでね」

元老達が驚愕する

「ゼウス達は選定をやり直すってさ」

「おやおや、遅かったですねカイくん」

「まぁまぁ、そう言わないでよ。まぁ、楽しんでたのは事実だけどさ」

元老達は尚も喚く

「バカな事を!ゼウス様が我々を裏切ることなど…」

「あってはならぬこと!何かの間違いだ!」

「もう一度ゼウス様に確認を!」

「無駄です。我々はゼウス様方から元老達を始末せよと命じられました」

「そういう事で!バイバイ!お馬鹿な元老さん」

「それではさようなら」

漆黒のウェザーに姿を変え元老達を氷漬けにし砕いた

「終わりましたよ」

「ご苦労さま」

「さて、大広間に戻ろうか!きっとゼウス達が待ってる」

「そうですね、戻りましょう」

「だな」

「そうね」

我々は連れ立って大広間に向かうのだった。

 

-大広間-

ゼウス、ハデス、ポセイドンの3人が大広間にて待っていた

「終わったよ」

カイはテーブルの上にメモリを投げる

「ご苦労!さて、4人に神の代行者が減ってしまった訳だがまずはこの4人の中から組織のリーダーを決めてもらう」

「リーダー?」

「私はカイでいいと思う」

「私も賛成です」

「ゲンは?」

「反対…と言いたいところだが、カイが相応しいだろう」

「皆が良いなら僕、いや、俺がやろう!」

「決まりだ!カイ!リーダーとして今後の目的を宣言せよ!どんな意見でも反対はせん」

「じゃあこれからの目的を宣言するね!これからの目的は大きく分けて3つ!1つ俺達自身のパワーアップ!2つ俺達だけの部下数名の確保!3つ俺達の仲間を増やす!だから、これからは4人での行動が増えると思う覚悟しておいてね!」

「もちろんだ!」

「任せてよ!」

「お任せを!」

元老達を倒したカイ達は新たな組織を始動させた。

 

 




組織内部の抗争編は終わりです。次回からまた本格に主人公達が動き出します。

次回のレインとブラッブラッドは

「ニューゲームの始まりだ!」
「必ず倒す!」
「さぁ、俺が選んだプレイヤーと勝負だ!」

新組織始動/Bの力

ゼファーを闇堕ちさせるか否か

  • 闇堕ちさせて主人公ともう一度ガチバトル
  • 仲直りして再度共闘
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。