仮面ライダーW 雨と刻印の戦士レインとブラッド   作:凌哉

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この街に拳風が吹き荒れる!


第21話拳のF/第3勢力

-神々の遊戯-

 

神の代行者が一堂に会する場所、現在ここにいるのは3大神と

その3大神によって選ばれた神の代行者達

そして組織の中で3大神を除いた神の代行者達を束ねるのは工藤カイ

遊戯の神の代行者であり組織に最も貢献している存在だ

カイはゼウス達に向かって話しかける

「ゼウス、ハデス、ポセイドン!新たに3人の神が生まれた!

うち1人はゼウスと同じ雷神だ!」

『そ奴は何処にいる?見た所ここにいるのは6人だけのようだが?』

「ここにいるさ!拓斗!」

名を呼ばれた俺は立ち上がり3大神に向かって一礼して話し出す

「俺が風の神ボレアス、雷の神スサノオの力をこの手に納めし者です。元々は貴方様方の敵でしたが思う所ありカイにより見出されました」

「まさか俺も2つの神の力に適合するとは思ってなかったけどね」

『そうか、ではもう1人も紹介してくれ』

「OK!遼太!」

名を呼ばれもう1人が立ち上がる

「火神遼太です。プロメテウスに適合し炎神を名乗らせていただきます。華麗なる炎のアートをご覧に入れましょう」

『楽しみにしている』

「さて、神の代行者は6人、厳密には7人となった訳だけど、宴の日は神が揃って初めてわかる事だ!だからこそ表立って動く俺達自身の強化は必要な不可欠!」

「しかしだカイ、俺様達のようにライダーの力ならともかく風間さんや火神はどうする?ましてや火神はBLAZEドーパントとしての肉体を介してしかプロメテウスになれないのだぞ?」

「とりあえずはガイアドライバーを何とかすべきかな、そこを何とかしないと始まらない、俺達についてはレインが使っていた強化アダプターやそれと似たような強化アイテムがあれば良いだろうけど、ドクター1人じゃあ荷が重すぎる!だから、当面はドクターにも動いてもらうとするよ」

カイは1度姿を消すと少しして戻ってきた。

「紹介する!ドクターヒドラ!ドラゴン系のメモリの研究者だったのをマルチ分野に無理やりなってもらった感じだね」

「顔を合わせるのは初めてだね、ドクターヒドラ、人としての名は捨てた故ドクターと呼んでくれた前」

「それでドクター、あんたの助手というか、他にも研究者件開発者を増やす必要がある」

「同意だな、我とて一度に全ては無理だ、最低1人は研究者が欲しい」

「俺達にその基準がわからないからドクターが選んでよ」

「我に動けと言うのだね、工藤カイ」

「その通り」

「良いだろう、その代わり一切の口出し禁止と新たな神の代行者2人をボディーガードとして連れてゆくが構わんな?」

「無駄な事したらメモリは取り上げるからねドクター」

「わかっておる!では行くぞ!プロメテウス、それと風神雷神」

「その呼び方は不愉快だ、拓斗で良い」

「あぁ、ならばそう呼ぼう!」

俺達は仕方なくドクターの後を追った

「どうなるか楽しみだよ」

カイの方は期待に胸躍るといった感じだった。

 

-とあるジム-

サンドバッグを殴る音だけがこの場に響く

「ハッ!」ドスっ!

「フン!」ドスっ!

サンドバッグを殴る重い音だけが響く

そこへ場違いなローブ姿の男が現れた

(そろそろ動いてもいいのではないか?)

声をかけられた男はサンドバッグを殴る手を止め呟くように言った。

「冗談!幹部クラス相手ならまだしも他の雑魚相手にする気は無い」

「1度動いて戦況を確認して見ることも必要だと思うがね」

「……わかった、あんたの口車に乗ってやるよ!ただし、あんたの口車で動くのは今回限りだ!」

「よかろう!受け取りたまえ」

俺は男から3つのメモリを受け取ると近くに置いていたドライバーを手に更衣室に戻り着替えて外に出る

俺はボディーガードの仕事の最中に化け物に襲われたというていで調査を開始する

そして同じような事を聞いてきた少年がいると言われ

その少年を探した。

しばらく歩き回ると聞いていた特徴と一致した少年がいた

「おい、少年!」

「俺ですか?」

「あぁ、お前だ、なんか怪物?の事探ってんだろ?俺にも情報くれないか?」

「失礼ですけど、あなたは?」

「俺が誰かなんてどうでもいい、とにかく情報寄越せ」

「名前も言えない人に教える事なんてないです。情報だってタダじゃないんで」

俺は舌打ちするとポケットから名刺入れを取り出し名刺を渡す

「ボディーガードの仕事をしている、拳道武(たける)だ

ちょっと目を離した隙に依頼人が怪物に襲われてな、その怪物を追ってる所なんだ」

「なるほど、わかりました。知り得る限りの情報は教えます」

そして少年から齎された情報は色々確信に迫るものがかなり多かった。

「助かった、少ないが情報料だ」

そう言って多少のお金を渡した。

「ところで少年、名は?職業は?」

「雨宮類斗です。学生件探偵助手ですかね?職業は」

「そうか見習いって事か、でも、情報提供感謝する」

少年にお礼を言った直後数メートル先の建物がいきなり崩壊する

「「なんだ!?」」

俺と少年の声が重なった

そして崩壊した建物の巻き上げる煙の中から俺もよく知る某ゾンビゲームのボスキャラのような見た目の怪物が姿を現した

「またアイツか!」

「知ってるのか?」

「一応は、とりあえず下がるか逃げるかしてくれません?」

「なんでだ?逃げるのはお前だろ?」

「俺は戦う手段を持ってますから!」

「だとしても下がるのはてめぇだな」

そう言って少年の襟を掴んで無理やり引きずって下がらせる

「そこで高みの見物してろ!今回だけ特別にな」

俺はドライバーを装着するとメモリを構えながらぼやく

「やれやれ、俺はただ楽して戦いたいだけなのによ」

「あんたも、ライダーだったのか…」

「まぁ、見てろ!俺の拳が全てを穿つ!」

「仮面ライダーフィスト!それが俺の名だ」

俺はメモリを起動する

『FIST!』

両手をクロスさせ呟く

「変身!」

腕のクロスを解きメモリを装填しスロットを傾けると

電子音が鳴り響き赤に近いオレンジの装甲が纏われる

「新しいライダー…」

「仮面ライダーフィスト!俺の拳は全てを穿つ!」

そう宣言しドーパントに向かっていく

「気をつけて!そいつはパワーだけなら一撃もらったらアウトのレベルです!」

「ご忠告どうも!でもな!一撃の威力なら誰にも負けねんだわ!」

ドーパントに向かって真っ直ぐ拳を突き出すとドーパントの拳が跳ね返されよろけた

「マジっすか…」

傍観していた俺も驚愕の声が漏れる

そしてよろけた隙を見逃さずひたすらに殴る殴って殴って殴りつける

「手も足も出ないってこういう状況の事なのかもな…」

俺の呟きは聞こえているはずだが意に介した様子はなく軽く距離を取って呼吸を整えたフィストがメモリをベルト側部のスロットに装填しmaximumDriveの体制に入る

『FIST!maximumDrive!』

拳にエネルギーが収束していく

「あぁ〜しまった必殺技の名前とか考えてねーや!まぁ、良いや!ここはシンプルに!スゴイ!パンチ!」

「ネーミングセンス雑!」

その声は轟音にかき消される

土煙が上がり倒したかに思われたが爆散した様子はない

土煙が晴れるのを待って確認するとドーパントは満身創痍といった形だが、しっかりと地に足をつけていた

「手応えはあったんだけどな」

俺は大急ぎでルーペに解析のメモリを挿し敵をレンズ越しに見る

「嫌な予感って当たるんだ…」

「おい!少年!何が見えた?」

「あのドーパントW(デュアル)コネクターです」

「なんだそれは?説明しろ!」

「そのままですよ!2つのメモリの力を宿したドーパントです

ルーペ越しに見えたメモリの力はストレングスとシールドです!まさに矛盾の力です」

「つまり、めんどくさい奴ってことか!」

「えぇ、その通りです!俺も加勢しますから2人でやりましょう!」

俺もドライバーを装着しレインメモリを起動する

『RAIN!』

毎度の如く雨が降り出す

「雨?」

「変身!」

青い装甲に身を包み仮面ライダーレインへと変身する

「雨と共に消えろ!」

「俺の拳で沈め!」

フィストとレインのその場限りの即席の共闘戦が幕を開けた

 

To becontinue

 

 




前後編に分けます。

登場人物紹介

拳道武(たける)

仮面ライダーフィスト

使用ドライバー

ロストドライバー

使用メモリ

『FIST』(拳闘の記憶)

類斗やカイ達とは違う第3勢力のライダーで根はかなりの面倒くさがり屋だが1度こうと決めたら一直線の脳筋タイプ
戦闘スタイルはボクシングが主体だが、ただの喧嘩に近い我流の型な為誰にも真似する事は出来ない独自の戦法を取る

ゼファーを闇堕ちさせるか否か

  • 闇堕ちさせて主人公ともう一度ガチバトル
  • 仲直りして再度共闘
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