力のストレングス、守護のシールドの力を宿したドーパントによりフィストの一撃は阻まれた。
「ルーペ越しに見えたメモリの力はストレングスとシールドです!まさに矛盾の力です」
「つまり、めんどくさい奴ってことか!」
「えぇ、その通りです!俺も加勢しますから2人でやりましょう!」
俺もドライバーを装着しレインメモリを起動する
『RAIN!』
毎度の如く雨が降り出す
「雨?」
「変身!」
青い装甲に身を包み仮面ライダーレインへと変身する
「雨と共に消えろ!」
「俺の拳で沈め!」
「こいつみたいなデュアルコネクターのドーパントは2つのメモリを同時に砕くしかない、俺も手を貸すので一緒にやりましょう!」
「今回だけだからな!」
その場限りの共闘戦が幕を開ける
フィストの拳はストレングスの力を上回るもののシールドの防御力を突破出来ないでも、レインなら速さで上回れる!
俺はダガーナイフを構えて向かっていきドーパントの一撃を避けて脇腹を切りつけるとドーパントが体制を崩しそこにフィストの重い一撃が襲いかかる
「お前の攻撃なかなか効いてるじゃねーか!」
「そっちも一撃の威力はさすがですね!」
だが、シールドの効果でダメージはかなり軽減されているため
ダメージそのものは微々たるモノだ
「おい!レインだったか?なんかいい案ないのか?このまま続けてりゃ勝てるだろうが2つのメモリ同時に破壊するんだろ?俺は細かい事はわかんねぇんだけどよ俺の力ならあのシールドをぶち破れるんじゃねーかって思ってる」
「考えはありますが、今のままではそれはできません」
「なぜた?」
「あのマキシマムでシールドが破れ無かったのはあなたの拳に
一撃の重みがあっても貫通力が無かったからです」
「バカ言え!俺の拳は全てを穿つ!最初にそう宣言してんだぞ!」
俺はドーパントの攻撃を躱しながら告げる
「力があっても技と速さ足りてない!」
「技と速さ…どうすればいい?」
「簡単です!拳に回転を入れるんですよ!ただ回転を入れるんじゃなくて打ち出す瞬間にです!」
「よく分かんねぇ!やって見せろ!」
「あぁ!もう!」
俺はドーパントを蹴り飛ばし距離を取るとレインからアクアにメモリチェンジする
「レイン!モードアクア!」
近接戦闘に特化したモードアクアで俺はドーパントと対峙する
両手足に水を集め手のひらの水の膜で攻撃をいなし圧縮した水による蹴りでダメージを与えて行き
ドーパントがよろけたところに水を纏った拳を見舞う
手のひらから拳全体を覆うように水を圧縮していき
拳に回転を加えて放つ
「アクアバスター」
まさに拳から撃ち出された水の弾丸がドーパントに襲いかかる
「見てました?こうやるんですよ!」
「なるほど、グッとやってギュンでバーンか!」
「その擬音だらけの言葉で理解出来たかわかりませんが頼みますよ!」
「任せろよ!今度こそ俺の拳が全てを穿つ!」
フィストはもう一度マキシマムを発動する
『FIST!maximumDrive!』
「もう1発スゴイパンチをお見舞いしてやる!」
「ネーミングセンス!それは無いよ!」
「なら、〇竜拳か!」
「却下!」
「ならどうすんだよ?」
「あんたの拳は?」
「全てを穿つ」
「つまり天をも穿つって事だよな」
「当たり前だ」
「なら穿天(がてん)だ!」
「良いなそれ!なら拳を付けて穿天拳だ!」
「さぁ!一思いにやってくれ!シールドさえブチ抜けば後は決められる!」
「おっしゃ!任しとけ!」
マキシマム状態でエネルギーが拳に集まっていたので軽く拳を引いて撃ち出す構えを取ると拳に回転を加えて撃ち出す
「穿天拳!」
俺は拳が撃ち出されたタイミングでドーパントを蹴り飛ばすと
ドーパントはすぐにシールドの姿に変わり身を守るが
さっきと違い回転加わり威力が上がった拳は防げずシールドが破壊されドーパントはストレングスの姿に戻る
「今だ!」
俺はRAINメモリでmaximumDriveを発動する
『RAINmaximumDrive!』
俺は軽く跳躍し拳のラッシュを叩き込む
「拳の雨!」
俺の拳の雨を受けたドーパントが水が弾けたように爆散し2つのメモリが抜け壊れガタイのいい男の姿に戻った
俺はBLOODメモリで刻印を刻む
「何してんだ?」
「メモリを二度と使えなくしました。」
「それってよ、害はねぇーのか?」
「えっと…メモリそのものが害なのでそれに対する拒絶反応があるくらいで他に害はないですね」
「ガイアメモリに対する恐怖心を刻印って事か仮面ライダーレインいや、仮面ライダーブラッド」
俺は飛び退き武器を構える
「なんでブラッドの姿まで知ってる?マジで何者だ?あんた」
「落ち着け、争うつもりは無い、お前の戦いを何度か見た事があってな幹部クラスのライダーとお前が黒い姿で戦ってるのを見てな、俺の支援者に聞いたらブラッドだって教えてくれたんだ」
「いくつか聞かせてくれ、あんたの支援者の名は?」
「ゴウラって名乗ってた。」
「元々なんのメモリの研究者か聞いたか?」
「アイテム系メモリの研究者って言ってたな、俺のフィストのメモリもモチーフはボクシンググローブやメリケンサックらしいからな、後は銃剣類のメモリの研究もしてるって言ってたな」
「じゃあもう一つだけ、アンタが現在所持してるメモリの数だけ教えてくれ」
「フィスト含め3つだ、他に聞いておきたいことは?」
「神々の遊戯(ゴッドゲーム)の事はどこまで知ってる?」
「ほとんど知らんしドーパントとの戦闘は今回が初だ仕事はさっきも言ったように民間警備の仕事をしてる」
「初戦闘でデュアルコネクターはついてないですね、メモリはいつ受けとったんですか?」
「半年まで行かないくらい前だな、だいたい5ヶ月くらい前だ」
「なるほど、つまりあんたは今までその力を使ってこなかった訳だ」
「まぁ、そうなんだが、これからはちょくちょく戦っていくことにするよそれとな、必要なら共闘するけど、基本は1人で戦うよ」
「俺も基本そうなんで機会があればということで」
「あぁ、またな」
そうして俺達は別れた。
「俺に相棒はいらない…俺はあの黒いウェザーを殺す!」
俺はその手にレインとブラッドのメモリを握りしめた。
22話です。とりあえず共闘という形で書きました。
次回は主人公と相棒を再会させ再度戦わせますのでお楽しみに
次回「風との再会/Zの風」
ゼファーを闇堕ちさせるか否か
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闇堕ちさせて主人公ともう一度ガチバトル
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仲直りして再度共闘