仮面ライダーW 雨と刻印の戦士レインとブラッド   作:凌哉

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神の代行者となった拓斗と再会した類斗は拓斗の風を纏う


第23話風との再会/Zの風

-拓斗視点-

 

神々の遊戯の主軸のドクターヒュドラはドーパントが倒されても危機を感じる所かむしろ生き生きとしている

「なぁ、ドクター次はどうするんだ?」

「あやつは勘づいてはいるだろうがもう一押しじゃな」

「誰を探してんのさ!俺は燃えるようなアートを作りたいだけなのに!」

「そう焦るな!デュアルコネクターの実験は上々じゃ」

「ねぇ、ドクター次もストレングスを使うの?」

「そのつもりじゃが?考えがあるのか?」

「ストレングスって力だろ?」

「そうじゃが?」

「それでさ思ったんだよ身体のバネって言葉があるじゃん、筋力バネ化なんてどうかなって」

「バネ…スプリングか…悪くないのぉ〜よし!それで行こう!」

「それでさ…ちょっとだけ別行動とってもいいかな?」

「構わんが早めに戻ってきておくれよ!ワシの護衛なんじゃからの!」

「わかってるよ!行ってくる」

俺はアイツを探しに風を纏って消えた。

 

-類斗視点-

 

「あ〜だる」

ここの所ドーパントはデュアルコネクターばっかりで嫌になる

1度だけ戦ったトリプルコネクターやクアッドコネクターを相手にするよりマシだがクアッドコネクターに至っては完全に暴走していたしメモリが完全に反発し合っていたし失敗所の話ではないだろう。

「あれに関しては実験みたいなものだったんだろうしその結果デュアルコネクターやトリプルコネクターなんて馬鹿げたやつが生まれたんだろうが…しっかしなんでストレングスばっかなんだ?」

カイ達の目的が未だにわからない

「今回のことに関してはなぁ〜」

確証らしい確証が得られない

「仕方ない、翔太郎さん達の力を借りるか」

そう言って俺は鳴海探偵事務所に向かって歩き出そうとした時

俺の行く手を遮る存在が現れた

「やぁ、類斗久しぶり」

「お前か、何の用だ?」

「つれないな〜俺達の仲じゃないか」

「もう二度とお前とは組まないって言ったはずだ」

「俺だってもう類斗と組む気はないよ」

「なら何しに来た?」

「俺と戦ってよ!」

「失せろ!」

「そう言わずにさ!」

拓斗の拳を受け止める

「なんのつもりだ?」

「俺の新しい力を見て欲しくてさ!」

拓斗は拳を引き距離を取るとベルトを取り出し腰に巻くとメモリを取り出し起動する

『Boreas!』

「変身!」

メモリを装填しスロットを倒し深緑色のライダーに変身した。

「お前、ゼファーはどうした?」

「あの姿じゃ君には勝てないからね神の力を手にしたのさ!」

「そうかよ」

「さぁ、類斗も変身してよ!ブラッドでもレインでも良いからさ!」

「断る。お前と戦う気はない」

「そんな事言わずさ!」

拓斗こと仮面ライダーボレアスは手にした剣で斬り掛かって来るが俺はそれを躱すと拓斗に告げる

「お前の風は歪んでしまったようだな、お前の風思い出させてやる!」

俺は手を天に掲げ叫ぶ

「来い!ゼフィロス!お前の主を取り戻す為にその力を貸せ!」

類斗の手元に風が巻き起こりゼフィロスメモリが握られた

「思い出させてやる!お前の風を」

『Zephyros!』

「変身!」

類斗は仮面ライダーゼファーへと変身する

「君がなんでゼフィロスを使えるの?」

「お前ほど高くないが俺にもゼフィロスメモリは適合してる」

ゼファーとなった類斗は槍を構えると穂先に風を纏わせ槍を突き出す

ボレアスはそれを受け止め全力での競り合いとなる

どちらからともなく交えていた刃を離し距離をとる

「槍ってのは間合いを取るのが難しいな!」

「そう言いながら僕の攻撃当たってないよね」

「お互い様だ」

俺達は再度お互いの武器を構えぶつかり合う

「お前、風を纏ってるのか?攻撃がかすりもしない」

「そうだよ!薄い風の膜が僕を覆ってるんだ」

「さしずめウィンドバリアってとこか」

「そうだね、この膜を貫けない限り僕は倒せない」

「あっそ、なら一撃で決めるさ!」

俺はゼフィロスメモリをベルトから外し武器に装填する

『Zephyros!maximumDrive!』

槍の穂先に風が集まっていく

「風は嵐に変わる!」

纏っていた風は勢いを増し槍全体を覆い尽くす

「信じてたぜ!ゼフィロス!いくぞ!」

俺は槍投げの体制になり力一杯ボレアスに向かって槍を投げる

「テンペストスピアー!」

「僕だって負けてない!」

剣のスロットにボレアスメモリを装填し必殺技を放つ

『Boreas!maximumDrive!』

「ボレアスストライザー!」

お互いのmaximumが拮抗するが打ち勝ったのはゼファーの放った槍だった。

槍が纏う暴風によってバリアが剥がれ攻撃が直撃し変身が解除され地面を転がる拓斗

類斗も変身を解き拓斗に言った

「わかったろ!お前は弱くなった。そんなのは強さじゃねぇ」

「ふざけんな!俺は!いや、僕は強くなったんだ!」

拓斗はもう1つのメモリを手にし起動する

『susanoo!』

ライトニングの時と同様黄色を基調としたライダーに変わり剣を構え斬り掛かって来るが俺はそれを紙一重で躱していく

「いい事思いついた!こんなのどうだ?」

『BLOOD!』

俺はメモリを首に押し付けるとメモリが体内に入り首元から頬そして右手に禍々しいタトゥーが刻まれる

「まさに刻印だな!」

俺は手のひらを傷付けて血を流し剣を作り出す。

「鮮血の剣ってとこかな」

俺は無造作に剣を振り感触を確かめつつスサノオの攻撃を逸らす

「コネクター無しでも十分だなもういいや!」

俺は再度無造作に剣を振るうとスサノオが苦しみ出し血を吹き出し倒れ変身が解除される

「何を…した…!」

「お前に刻まれた傷が開いたんだよ純化されたメモリだからドーパントにはならないけど、BLOODメモリの力で血を操り俺が刻んだ傷を広げる事が出来るらしいな」

俺は首元からメモリを抜くとタトゥーは消え元の状態に戻る

「3勝0敗だ!諦めろよいい加減に」

俺は倒れたままの拓斗を見下ろしながら言い放ちその場を後にした。

 

-類斗視点-

 

神の代行者になった拓斗をぶちのめしてその場を離れた俺の元に俺の協力者のシンが現れる

(いくら純化されたメモリとはいえあのような使い方は黙認しかねるぞ)

「お前かシン、何の用だ?」

(わたしが現れる時は決まっているだろ)

「またメモリを持ってきてくれたのか?」

(それと君に移動手段を持ってきた)

シンはアタッシュケースを開けると三本のメモリと四角いアイテムが入っていた

(アイテムにこのメモリを挿すとバイクに変わるそして他の2つは君が使う用のメモリだ消滅、エクスティンクションとロスト、失われた記憶のメモリだ)

「エクスティンクションだのロストだの危ないメモリばっかり持ってきやがって!純化されてなかったらって考えんのが恐ろしいぜ全く!」

(全てはディマイズのメモリの為だ今回のメモリの直挿しのデータも反映される)

「完成率どのくらいなんだよ?」

(まだ3割といった所だ)

「完全に神の代行者が揃う前に完成すんのかよ!」

(今のままでは難しいかもしれないだからこそその2つのメモリを君に渡した)

「なるほど、終焉が訪れれば全ては消滅し失われるそういう事か」

(理解が早くて助かる)

「まぁ、強化アダプターにメモリウォッチもあるし暫くは何とかなるだろうけど、ティアラに冬系のメモリを作ってくれって言っといてくれ」

(冬?雨、液体、水だけでは不服かな?)

「雨は感情が昂ると雨が強くなる。同じ事が他のメモリ例えば雪の記憶SNOWや吹雪の記憶で起きるならと思っただけだ」

(…なるほど、だが難しいだろう。君は雨に適合した、ほかの力は難しいだろう)

「そうか、ならせめてその雨や水に関するメモリを最低あと2本は欲しいと伝えてくれ」

(伝えよう)

俺は身体を休めるためシンと別れて家路を辿った。




登場人物紹介

雨宮類斗

仮面ライダーレイン件ブラッド

使用ドライバー
ロストドライバーⅹ2

使用メモリ

『BLOOD』(血の記憶)

『Ruin』(破滅の記憶)

『RUNAWAY』(暴走の記憶)

『RAIN』(雨の記憶)

『LIQUID』(液体の記憶)

『AQUA』 (水の記憶)

『Dark』(闇の記憶)

『Disaster』(災害の記憶)

『Death』(死の記憶)

『Extinction』(消滅の記憶)

『LOST』(失われた記憶)


使用アイテム

ロストドライバー×2

強化アダプター

メモリウォッチ


使い所が限られるメモリが増えつつも力を増していくが…


天音拓斗

仮面ライダーボレアス件スサノオ


使用ドライバー
ロストドライバー

使用メモリ

『Boreas』(風神の記憶)

『susanoo』(雷神の記憶)

類斗と袂を分かち手に入れた力で更なる強さを求める


次回「フィストVSチェイン/神への協力者」

ゼファーを闇堕ちさせるか否か

  • 闇堕ちさせて主人公ともう一度ガチバトル
  • 仲直りして再度共闘
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