仮面ライダーW 雨と刻印の戦士レインとブラッド   作:凌哉

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常に闘争を好む戦神が誕生し宴の時が近付く


第30話狂えるF/戦神の誕生

-ゲン・風間視点-

 

戦神を誕生させるために動き出した俺達は適合者を探していた。

「戦神とは言えあまり血の気の多いのは勘弁ですね」

「君は法と秩序の神ですからね、でも好戦的な性格の人を選ぶべきだとは思いますがね」

「難しいですね、カイのヤツならこんな時すぐに決めてしまえるのでしょうが」

「ならばこういうのはいかがでしょう?怪我や故障でプレイ出来なくなったスポーツ選手と言うのは」

「うちに秘める闘争心をガイアメモリで全面に押し出すと言うわけですか!それなら一考の余地ありですね」

「ではそのように動きましょうか」

そうして怪我か故障を抱えたスポーツ選手を探し始めた

「なかなかいませんね、怪我や故障したなら別の道をという人が多いのでしょうか」

「多分違いますね、しがみついている奴がいるはずです!格闘技の方を当たってみましょう」

そして目を付けたのはまだ20代位の杖をついた青年だった

「わたしが行きましょう」

「お願いします」

風間は青年の元に歩み寄るとこちらに気付いた青年の方から声をかけて来た

「なんだあんた?」

「若いのに杖をついているのが気になりましてね、これでも医者でして」

「無駄だから帰ってくれ、俺のこれは怪我じゃなくて故障なんだよ!怪我ならとっくに治ってる」

「もう一度戦いたくありませんか?」

「なんだと?お前ならそれが出来るとでも?」

「ガイアメモリを知っていますか?」

「あぁ、知ってるけど、どうなるんだよ?」

「まずその故障を回復のメモリで癒します。その後こちらのメモリを使い失われたけた闘争心を呼び覚まします」

「なるほどね、ガイアメモリによる治療って訳だ」

「そういう事です。どうしますか?」

「やってくれ!あんたにも目的があるんだろ?協力してやる見返りで俺の身体を治して闘争心を呼び覚ましてくれ!」

「では交渉成立という事で、ゲン君!」

「はい」

俺はメモリが装填された小型の銃を取り出す

「メモリガンと言ってメモリのエネルギーだけを抽出出来るものだ、脚を出せ」

「あぁ」

脚を1歩分前に出すとそこに銃を押し当てた

「いくぞ、多少痛むかもしれないが我慢しろ」

「大丈夫だ」

そしてメモリガンを利用し脚を治療すると効果がすぐに現れる

「違和感が全くない!」

「次は闘争心ですね狂暴-frenzyのメモリをどうぞ」

「なんか危なくないか?」

「荒療治と言うやつなのでご勘弁を」

「わかったよ!やってやる!」

『frenzy!』

メモリを首筋に押し当て怪物へと姿を変える

「確かにこれは良いモンだ!力が溢れてくるし同じくらい闘争心が溢れてくる!忘れかけてたものが取り戻せそうだ!」

「あとは好きにしてください、次のステージに立てるかどうかは君次第です。」

「あぁ、必ず次のステージに上がってやる」

「楽しみにしていますよ!」

ドーパントになった青年はそのまま何処かに行ってしまった。

「放っておいて良いのですか?」

「構わないでしょう、1度倒されなければ覚醒には至りません」

「適合率が100%になるのにはそれなりの条件があるはずです。君やカイ君のように最初からライダーに適合する方が珍しいでしょう」

「やはり俺とカイはまた特別なんですね」

「それはそうでしょう、そういえば神の代行者に選ばれる前は2人はどんな生活を?」

「私は弁護士でした、カイは確かゲーマーで大会でも好成績を記録する凄腕だったとか」

「なるほど、君達は正反対の道を行きながらこうしてここに集ったと言うわけですね」

「そうなります」

そう話しつつ彼の行く末を見守っていた。

 

類斗・武視点

 

ここ数日神の代行者達の動きがかなり大きくなってきている為俺達は協力してドーパントの探索に当たっていた。

「武さん、あのメカでドーパントを探してはいるみたいですけど、反応は今の所なさそうですよ?」

「みてーだな、でもあの組織の力が大きくなってきている以上は確実に動くと俺は見てる」

「それには同意します。でも、俺が追ってる相手は未だに目立った動きは無いんですよね…」

「追ってるってのはあのパズルのライダーか?」

「ドーパントです。俺の最愛の友を奪った奴でアイツは俺の手で殺したいんです。」

「そうかよ、復讐に取り憑かれるなとは言わねーがそれで視野が狭まるような真似は勘弁してくれよ」

「それは無いのでご安心を」

そう話していると鳥型のメカが騒ぎ出した

「どうやらドーパントのお出ましみたいだぜ!」

「そのようですね、今回はブラッドとして動きますけど文句無いですよね?」

「俺が強制できる訳じゃねーから好きにしろよ!」

「じゃあ遠慮なく」

俺はBLOODメモリを起動する

『BLOOD!』

「変身!」

漆黒の装甲に身を包み血のように赤い複眼が輝く

「その血に恐怖を刻んでやる!」

「俺も行きますかね!」

『FIST!』

腕をクロスさせ言い放つ

「変身!」

クロスを解きメモリを装填しスロットを倒すと赤に近いオレンジ色の装甲が纏われる

「俺の拳は全てを穿つ!ってかここで宣言する必があんのかよ!」

「向こうからお出ましのようなので問題無いかと!」

「お前達だよな?俺の邪魔するやつは?」

「何の話か知らねーけど、邪魔するってのはそうなのかもな!」

「なら邪魔するって事は容赦しねぇって事だ!」

ドーパントはいきなり蹴りを放ってきた

俺達は左右に避けて躱すと俺はドーパントの背中を斬りつける

「やっぱり大したダメージにはなってないか」

「いや、そうでも無いぜ!アイツはおそらく俺に近い感じだ先頭切って戦うタイプのやつだ!多少の傷は痛みとも感じないタイプだろうよ!」

フィストは拳を握り敵の攻撃を躱しながらひたすらに殴る

ドーパントの方も格闘技経験者のようで上手くフィストの攻撃を避ける等し対応する

「お前、格闘技経験者か?」

「故障してもう舞台に立てなくなったけどな!でも、失われた闘争心がこの力のおかげでよみがえってきた!だから俺は闘争心を忘れない為に次のステージに上がるんだ!」

「……あんた、そこまでして戦いたいのか?」

「なんだと?」

「戦う理由なんてそれぞれだけどさ、関わり方を変えるってことも出来たはずだろ!」

「うるさい!俺は戦いたいんだ!戦って勝利してその栄光を手にしたいんだよ!」

「だからってガイアメモリかよ!救いようが無いな!」

「うるさい!お前にわかるかよ!」

「俺は闘争を好む獅子だ!戦い中で一番槍として先頭を切る存在なんだ!」

立ち上る紫色のオーラがドーパントを包む

「俺は誰にも負けねぇ!」

「ならその闘争心を失わせてやるよ!」

俺は白いメモリを構え起動する

『LOST!』

「メモリチェンジ!」

ドライバーにメモリを装填し再びスロットを倒すと全身が白いローブのような装甲に包まれ手には本と杖という出で立ちに変わる

そして杖で本を叩くとひとりでにページが盲れ特定のページで止まる

「ロストマジック!ダウンフォール!」

ドーパントから立ち上っていたオーラがほとんど消える

「なんだ!?何が起こった!?あれだけ昂っていた闘争心が…湧いてこない!」

「ダウンフォールは相手の力を極限まで抑制する技だ!闘争心を下げたのさ!いくぜ!」

再び本を杖で叩くとページが盲れる

「ロストマジック!エレメンタルバインド!」

火、水、土、風、光、闇の力がドーパントを拘束する

「フィスト!今だ!一撃で決めろ!」

「任されたぜ!」

『STRIKE!』

「メモリチェンジ!」

全身をメタリックシルバーの装甲が覆い拳のガントレットもパワーアップする

「一撃で決めるぜ!」

『STRIKE!maximumDrive!』

「槍のように鋭く穿つ一撃!穿天槍!」

槍のように鋭い一撃がドーパントに直撃し爆発したかに思われたがドーパントはかろうじて生きていた

「まだだ!どんなに闘争心を奪われても俺は戦い続ける!それが俺だ!」

ドーパントはそう宣言しよろよろと立ち上がった

「フィスト!」

「わかってるけどな反動で動けねぇんだよ!」

フィストは変身はかろうじて解けていないが既に息が上がっていた。

「クソ!俺がやるしかないか!」

俺は杖にメモリを装填しmaximumを発動する

『LOSTmaximumDrive!』

「ロストディメンション!」

真っ白な波動が杖の先から放たれる

『CREATE!maximumDrive!』

「完全絶対防御!神域結界!」

『crescentmaximumDrive』

「夜闇幻想花!」

2つの防御障壁がドーパントを守った

「また邪魔しやがるのか!テメェら!」

「当たり前でしょ!彼は軍神よ!」

「僕達の仲間を気安く消そうとしないで欲しいな」

そしてその場に御堂ゲンと風間も現れる

「君は約束を果たしてくれました。勝利の軍神の力を得るに相応しい存在です。さぁ、受け取りなさい軍神ウルスラグナの力を」

「あぁ!神々に勝利を!」

ガイアドライバーとメモリを受け取り起動する

『VAHRAM』

「我らに勝利を!」

ガイアドライバーにメモリを挿し黄金の剣を持った戦士の姿に変わる

「我は軍神!ウルスラグナなり!言霊でお前達を切り裂く黄金の剣や様々な姿を持ってして貴様たちに敗北を与える!今は力をこの身に馴染ませる為に引くがまた会おう!仮面ライダー達よ!」

ウルスラグナは風となり他の代行者と共に消えた

俺も変身を解くとその場に膝をついた

「武さん程じゃないけど、キッツイな〜俺のメモリも長時間使用に適さね〜」

「俺のストライクもお前のロストも中々ヤバいのな!」

「俺は他のもあるからですけど、前に使ったメモリもヤバかったんで強化アダプターなんてとても使えないっすよ!身体ボロボロになりますからね」

「とにかく早く帰って休もうや!」

「ですね!神の代行者が生まれたことは悔やむしかないですけど、全員揃ったらぶちのめします!」

「あの鎖野郎は譲れよな!」

決意新たに俺達はそれぞれの拠点に戻るのだった。

 




神の代行者が生まれましたね!次回新勢力のライダーが登場します。

次回「毒虫のC/第4勢力」

ゼファーを闇堕ちさせるか否か

  • 闇堕ちさせて主人公ともう一度ガチバトル
  • 仲直りして再度共闘
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