仮面ライダーW 雨と刻印の戦士レインとブラッド   作:凌哉

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フィストの前に現れるのは毒の力を操るライダーだった。



第31話毒虫のC/第4勢力

-神々の遊戯-

 

神の代行者が一堂に会しているこの場所でリーダーのカイは歓喜していた。

「あと一人だ!あと一人で宴の時がわかる!さて、新たに僕達の仲間になった3人は最高神に挨拶してくれるかな?」

「僕から行こう!僕の名は篠原創(つくる)!虚構の神で仮面ライダーソドース!」

「私は島波ユラです。大地神ガイアとして見出されました。」

「僕は日向、日向大和、軍神ウルスラグナとして見出されました。」

「そして僕が新たに水の神ネプチューンとして覚醒しました。」

「ほう、3つの神の力を得たか!」

「これで正真正銘あと一人だ!ポセイドン!あと1柱はどんな神が望みかな?」

「星の神だな、宴を彩る星空が欲しい所だ」

「なら覚醒しそうなメモリを探すしかないね、星(スター)では多分難しいだろうしね」

「私みたいに月や惑星系のメモリは?」

「正直わからないという他無いね。まずはみんな、試してみたいメモリはあるかな?」

「なんでも構わないと言うなら俺はアサルトが希望だ!」

「アタシ、フクロウ!オウルがいい!」

「大蛇、オロチが良いかな」

「なるほど、ならアサルト、オウル、オロチ、含めまた幾つか実験と遊びがてらにいくつかメモリを使って遊ぼう!」

「必要なメモリがあれば言ってくれ我々でなるべく準備しよう」

「デュアルコネクターやトリプルコネクターを生み出しても構いませんからね」

「決まりだ!とりあえずオロチから行こう!コブラやスコーピオンとは違う意味で面白い結果になるよ」

「遊びと並行して代行者最後の一人の選定を忘れずにな」

「任せてよオロチは誰がやる?」

「オロチ、アサルトは俺がやろう!フィストとぶつけてみたいんだ」

「ゲンはフィストに随分ご執心の様だね、良いよ!」

「オウルは私がやるわ!」

2人はメモリを受け取るとその場を後にした。

「残ったメンバーは僕も含めて他のメモリを使おう!」

「それなんですがね、何人かは私の実験に協力していただけませんか?」

「強化形態の話かな?」

「そうです。強化アダプターは作ること自体は我々には容易い事です。ですがそれでは面白くないと思いまして、キーメモリや神のメモリのさらなる強化という結論に至りました。」

「例えばカイ、お主のゲームのメモリには複数のゲームの動きや特有の力を引き出すことだが、ゲームの世界観そのものを反映するなどしてパワーアップさせるのさ」

「なるほど、より深くメモリの力を底上げしてパワーアップするという形にする訳だ」

「もちろん姿も変えられるようにしよう」

「わかったよ、じゃあ、とりあえず今いるメンバーは全員そっちに回ろう!」

「構いませんが、全員で良いのですか?ゲン君も美月くんも1人で行動するより誰かいた方が良いのでは?」

「そうだね、ドクター、現状すぐ用意出来るメモリは?」

「動物系ならすぐに用意出来る、ティラノやトリケラ、プテラなど恐竜系もな」

「メガロドンとかすぐ用意出来る?」

「構わんがどうするのじゃ?」

「水中戦を見てみたいんだよあのレインとか言うライダーのね」

「面白いね、それに乗ろうかな?飛行系の動物または恐竜メモリも貰えるかな?ソドースと一緒に僕が選定するよ」

「しばらくは自身の強化に専念するよ」

「私もまだ力が馴染んでないからしばらくは自身の強化に専念ね」

「風間さんはどうする?」

「あなたと行動しますよカイくん、私は強化されたドライバーがないと長く戦えませんから」

「じゃあ、風間さんも強化または何かしらの選定で良いかな?」 「構いませんよ」

「じゃあ、決まりだね!」

カイ達は各々の目的で動き出した。

 

 

その頃

 

訓練場にて射撃訓練を行っていた男の元に顔を包帯で覆いサングラスをした白衣の男が現れ声をかける

「待たせたね、やっと君専用のドライバーとメモリが完成したよ!」

「やっとかよ!待ちくたびれたぜ!やっと…戦える!」

「ドーパントの反応は常に捕捉している。力を示してくれたまえ」

「言われなくても!」

男はドライバーとメモリを無造作に掴むとその場を後にした。

「やれやれ、これからが楽しみな反面危ういな…」

白衣の男もそれだけ言うと姿を消した。

 

 

 

武視点

 

街に放っていた鳥型のメカが俺の所に戻って来た

「お出ましか!」

どうやらドーパントが現れたようだ

俺はメカの誘導に従いドーパントがいる場所に向かうと蛇のようなドーパントが暴れていた

「スネーク?いや、サーペント?まぁ、なんでもいいや!すぐに俺の拳で穿ち抜く!」

『FIST!』

両腕をクロスさせあの言葉を叫ぶ

「変身!」

両腕のクロスを解きメモリをドライバーに装填しスロットを傾けると赤に近いオレンジ色の装甲に包まれる

「仮面ライダーフィスト!俺の拳は全てを穿つ!」

ドーパントがこちらに気付き向かってくるそれを迎え討つつもりで身構えた時背後から銃撃音がしてドーパントが怯む

振り向くと武装した数人が銃を構えていた

「撃ち方辞め!その場で待機!俺が殺る!」

「お前、誰だ?すっこんでろ!」

「嫌だね!せっかく暴れられるってのに引っ込む理由がねぇ!」

男はドライバーを腰に装着するとメモリを起動する

『centipede!』

メモリを握り込むようにして相手に見せつけあの言葉を発する

「変身!」

『centipede』

赤紫の装甲が纏われその手には2本のナイフが握られる

「仮面ライダーヴェノム!毒に溺れて死ね!」

「死ぬのはお前だ!」

ドーパントは手を前に突き出すと五指が伸び蛇の頭となり襲いかかる

ヴェノムはナイフを器用に操り蛇を切り裂き距離を詰める

「なら絞め殺してやる!」

もう片方の手も前に突き出し蛇に変えヴェノムを締め付けそしてヴェノムに蛇の頭部が噛み付く

「これで終わりだ!」

「良いや、まだだね!」

ヴェノムは手にしていたナイフを投げる

ドーパントは躱すがその一瞬の隙を付いて拘束から抜け出すともう一本のナイフでドーパントを切りつけすれ違いざまに投げたナイフを回収してドーパントと距離をとる

「戦い慣れていやがる…」

「当然だろ!俺は元傭兵だぜ!あの怪物だって何度も戦って逃げ切ってる!」

「ドーパントと?」

「まぁ、見てろよ!一気に決めるからよ!」

ヴェノムはメモリをベルト側部のスロットに挿しmaximumを発動する

『centipedemaximumDrive』

ムカデの形をしたエネルギーがヴェノムの右脚に巻き付く

「ライダーキック!」

ヴェノムは跳躍しドーパントに蹴りを入れるとムカデの形をしたエネルギーがドーパントに巻き付き身体を食い破られるようにしてドーパントとしての姿が崩れ去り人の姿に戻る

「ざまぁみろ!」

ヴェノムはドーパントだった男に近付き胸ぐらを掴み近くの茂みに投げ飛ばした

「おい!何してる!」

「邪魔だったから投げ飛ばしたってだけだ!」

ヴェノムは変身を解除すると待機していた集団に砕けたメモリを回収させる

「なんのつもりだ?」

「いずれわかる!俺は花宮蓮。またな仮面ライダーフィスト!」

花宮蓮と名乗った男は車に乗り込むとそのまま去っていった。

「第4の勢力…そしてライダーか...」

フィストも変身を解除するとバイクに乗りその場を後にした。

 

 

-ゲン・美月視点-

 

ライダー達の死角から戦闘を見ていた2人は

「新たなライダーが現れたか…」

「厄介ね、アイツも!」

「ウルスラグナのやつでもぶつけてみるか?」

「物は試しよね」

「フィストの隠されたもう1つの力が見れれば良かったんだが、まぁいい!美月、次はお前の番だ!」

「えぇ、夜と月の女神の眷属を召喚するわ!」

そうして次なる目的に向けて動き出した。

 




登場人物紹介

花宮蓮(はなみやれん)

使用ドライバー

ロストドライバー

使用メモリ
『Centipede』(ムカデの記憶)

???

???

センチピードの力をメインとし幾つか使うが現状確認されているのはセンチピードのみ
小さな組織の主軸となっている存在だが性格は粗野で粗暴
戦いの中で生きてきた為生死の概念も人とは違う

ゼファーを闇堕ちさせるか否か

  • 闇堕ちさせて主人公ともう一度ガチバトル
  • 仲直りして再度共闘
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