仮面ライダーW 雨と刻印の戦士レインとブラッド   作:凌哉

4 / 31
類斗はアサシンドーパントと再戦する事になるがそこで新たな力の覚醒を目にする


第4話再戦のA/Zの風

ソルバーとの戦いから1日立った今日、俺は翔太郎さんを尋ねていた。

「翔太郎さん!アレからドーパントは?」

「逃がしちまった…メモリの適合率が上がって影を移動出来るようになったおかげで逃げられた」

「メモリにも適合率があるんですね」

俺は全て知っていてわざと質問する

「お前、ドーパントの事を知りたいのか?」

「どちらかと言えばあなた達に興味がありますね仮面ライダーさん」

「君も仮面ライダーになる気かい?」

「あなたは?」

俺の前に現れたのは本を持った青年だった。

「自己紹介が遅れたね、僕がフィリップだ」

「あなたがフィリップさんでしたか!」

「君の推測のおかげでアサシンドーパントの正体に気付けた。

感謝しよう!でも、君の事は調べても分からないことだらけだ

君は何が目的で僕達に近づくんだい?」

「もしかしたら僕も仮面ライダーになれるかなって」

実際には仮面ライダーの力は持っているが俺とは違うライダーに興味もあるし何より漆黒のウェザーに繋がる手がかりがあるかもしれないと思っているからだ

「あの、翔太郎さん達が今まで戦って来たメモリのドーパントは?」

「全部は覚えてねーけど、覚えてる限り教えてやるよ!」

そうして戦ってきたドーパントを教えてもらったが漆黒のウェザーの情報は得られなかった

「あの!Wのメモリに心当たりはありませんか?」

「それはなぜだい?」

「実は…俺の親友が仮面ライダーだったんです!」

「なんだと?」

「それは興味深いね」

「その親友は俺を庇って目の前で亡くなりました。

ドライバーとメモリはその後スポンサーと名乗った女が回収していきました。」

もちろん嘘である。その女から俺はメモリとドライバーを託されている

「なるほど、その親友を殺したのはWのメモリの男って訳か…」

「でも、Wのメモリの男は照井竜が倒してる、別人じゃないのかい?」

「だとしても、許せねぇな」

「園咲家の人間が関係しているとも思えない、別口じゃないか?」

「俺も園咲家の事は少しだけ知ってます、でも、あの人たちはなんか違いますね」

「ドーパントだって事知ってるのか?」

「調べたらわかったんです」

「すげー情報網してんのな、でも、仮面ライダーにはそう簡単になれないからな」

「知ってます!だからこそ少しでも色んな人の役に立ちたくて」

「……翔太郎、彼を雇ったらどうだい?」

「いきなりなんだ?フィリップ」

「彼は僕達にとって喉から手が出るほど欲しい人材だ」

「とは言っても給料なんか払えねーぞ!」

「いりません。その代わり前回みたいに手伝わせてもらえれば」

「無償の善意ってか?」

「どうしてもって言うなら俺はドーパントになりますよ?」

「翔太郎、君の負けのようだね」

そう言ってフィリップさんが笑った

「わかったよ!じゃあアサシン追うぞ!」

「はい!」

そうしてアサシンドーパントを追うことになった俺達

とは言ってもアサシンドーパントの被害は落ち着いている

その代わり汚職に関与した人達は全員殺されてしまったようだ

「翔太郎さん、復讐の後に残るものってなんですかね?」

「なんだいきなり?そうだな〜虚無感とか喪失感じゃねーのか?」

「俺は愉悦感だと思います。」

「なんでそう思う?」

「だって、やり遂げたぞ〜ってなりません?知りませんけど」

「そうか?俺は虚しいだけだと思うがな」

「ならその虚しさを埋めるために更に手を血で染めるかもしれませんよ」

「わかってる!だから探してるんだろうが!」

「普通に考えてアサシンドーパントは殺しを依頼すれば現れんじゃないですかね?」

「どういう事だ?」

俺はネット掲示板を見せる

「殺し承りますって書いてあります、つまりアサシンドーパントの可能性大ですよね」

俺は書き込みをするとすぐに返事が来た

「直接会ってくれるそうですよ」

「手が早いなお前は」

そうして指定された待ち合わせ場所へと向かうと少しして

髪をオールバックにしたサングラスの男が現れた

「お前か、殺しを依頼したいってのは?見たところ学生っぽいが、いじめか?」

「いえ、友人ではなく教師を1人殺して欲しくて」

「なるほど、大人の束縛から抜け出したいのか」

「はい!お願いできますか?」

「あぁ、任せろ!お前の殺意を代行してやろう」

「どうやって?見たところナイフや銃を持っているようには見えませんが?」

「これを使う」

そう言ってメモリを見せてきた

ビンゴだ!俺はそう思い翔太郎さんに合図した

「凄い!初めてみました!それがあなたの力なんですね!」

 

翔太郎視点

大声が聞こえた、どうやらビンゴのようだ

「見つけたぜ!暗木!」

「貴様!仮面ライダー!という事は貴様は協力者か!?」

「ご名答!ドーパントさん!」

俺は身を低くして腹部に蹴りを入れるとその場から離れ翔太郎さんの方にスライディングした

「あとお願いしますね翔太郎さん!」

「あぁ!いくぜ!フィリップ!」

翔太郎さんはドライバーを巻くと仮面ライダーへと変身する

「「さぁ!お前の罪を数えろ!」」

「仮面ライダーW!ここは遮蔽物だらけです!トリガーを使って攻めてください!」

(アドバイスに従ってみよう!)

そう言うとWはルナトリガーへとチェンジしドーパントを追い詰めていく

(俺の出番は無さそうだな)

そう思ったのもつかの間もう一体のアサシンドーパントが俺に襲いかかってきた

「なんで!?もしかして!」

俺は一瞬で思考を巡らせて1つの仮定に行き着きチラリと足元を確認すると思った通り影が無い

つまりあのドーパントは影を切り離し分身を作り出したのだ

「W!こいつは影を切り離して分身が出来るみたいです!絶賛狙われてます!」

(まずいよ翔太郎!照井竜がいない今彼を守れるのは誰もいない!)

「俺は大丈夫です!もしも俺の推測が正しければ一定以上距離が開けば動きが単純になるはずです!しばらく逃げ回ってるんでよろしくお願いします!」

「任せろ!」

俺は屋外に出るとベルトを巻いてメモリを起動する

『RAIN!』

「変身!」

スロットを倒し電子音と共に装甲が纏われる

そして影アサシンを攻撃しようとした時銃撃によりそれが阻まれる

「やぁ!レイン!」

「ソルバー!邪魔するな!」

「そんな事言わないで僕と遊ぼう!」

ソルバーは銃を乱射する

「鬱陶しい!2対1は分が悪い!」

「この間の黒い姿で僕と遊ぼうよ!」

「やだね!」

俺はメモリをLIQUIDに切り替えて液体へと姿を変えつつソルバー達を翻弄する

影アサシはやはり単純な動きしかできないらしく

むやみやたらに武器を振り回していた。

「やるね!でも、忘れてないよね?僕のmaximumDriveをさ!」

銃にメモリを挿してmaximumDriveを発動する

『Puzzle!maximumDrive!』

「グレートパズルフィニッシュ!」

「待ってたぜ!」

俺は武器にブラットメモリを挿してmaximumDriveを放つ

「ブラットレイン!」

攻撃を相殺すると雨は血の雨へと変わった

「血の雨か…面白いね!でもまだ終わってないよ!」

「俺もその戦い混ぜてくれよ!」

そう言ってドライバーを巻いた拓斗が現れた

「拓斗…」

「よう!類斗!やっとお前と肩を並べて戦える!

来い!Zephyros!」

拓斗が叫ぶと竜巻が起こり鳥の姿を型どったメモリが姿を表した「それがお前のメモリ…」

「あぁ!いくぜ!」

拓斗は鳥型のメモリを掴むと尾の部分を軽く引いて回転させると

メモリが姿を現し拓斗はメモリを起動する

『Zephyros!』

「変身!」

メモリを装填しスロットを倒すと鳥の頭部を模した飾りがドライバーを飾る

そして風が巻き起こりスカイグリーンの装甲が纏われ首元にはマフラーが靡く

「仮面ライダーゼファー!それが俺の名だ!」

「面白い!僕と遊んでくれるかい?」

「悪いがパスだ!すぐに終わらせる!」

頭部を模した飾りの嘴部分を2度押し込むと槍が出現する

そして更に3度押し込むとmaximumDriveが発動する

「Zephyrosジャベリン!」

槍を投擲すると風を纏った槍がソルバーと影アサシンに向かっていき暴風となって襲いかかる

そして暴風に飲まれて影アサシンは消えソルバーも変身解除に追い込まれた。

「まさか暴風こそが本命だったなんてね!仮面ライダーゼファーにレイン!そしてW遊び相手が増えたのは歓迎だ!また遊ぼう!」

そうしてソルバーは姿を消した

俺はメモリをレインに戻しWの元に向かうとWの方も決着がついたようだ

「遅かったか」

「仮面ライダーレイン!」

俺は構わず歩み寄りブラットメモリで刻印を刻んだ

「これで二度とメモリに触れることは出来ない!」

「君はドーパントを人間に戻しているのかい?」

「俺は雨と共にドーパントを消し去り血に恐怖を刻むそれだけだ」

そう言ってその場に後にし待っていたゼファーと共に風を纏い消える

そして離れた所で変身を解く

「ライダーになったのか」

「あぁ、お前がライダーなのも知ってた」

「いつから?」

「知ったのは半年前だ、まさか2つの姿を持ってるとは思わなかったけどな」

「詳しい事は別な機会に話す」

「わかったよ!今度からは一緒に戦おうな!」

「あぁ!俺のやり方を否定しないならな!」

そう言って俺は拓斗と分かれ翔太郎さん達と連絡をとり合流する

「青いライダーに助けられた?」

「はい!その後凄い暴風の中にもう1人仮面ライダーがいてゼファーって名乗ってました!」

「また新しい仮面ライダーかこの街で何が起こってんだろうな」

俺達は事務所に戻り報告書を作成する

 

復讐からは復讐しか産まないと言うように今回は復讐する事に

囚われた男が起こした悲惨な事件だった。

そして明らかになる新たなるこの街の闇と次々現れる俺達以外の仮面ライダーの存在風都の闇がまた深まりつつある中で

仮面ライダー達は希望になるのかはたまた闇に染まっていくのか全ては謎のままである。

 

そう報告書を締めくくった。

 

 

 





登場人紹介
仮面ライダーW
左翔太郎&フィリップ
風都の街を守り続けている仮面ライダーで2人で1人の探偵


天音拓斗(天音拓斗)
仮面ライダーゼファー

使用ドライバー
ロストドライバー

使用メモリ
『Zephyros』(風の記憶)

類斗と肩を並べて戦うことを選択し仮面ライダーとなった
戦う理由は知らない誰かが傷付くなら自分が傷を追えば救われる人がいると信じること
だが、類斗と反りが合わないこともしばしばで…


あとがきを利用してこうして登場人物を紹介してますが
それなりになんかあとがきらしいことを書くとか次回予告を書くとかしてみても良いかなと思うので、次回予告を簡潔に書いてみようと思います。


次回のレインとブラットは

「死者の黄泉がえり?」
「これってドーパント絡みじゃないのか?」
「調べましょう!」
「この街を死者で埋めつくします!」
「そうはさせねぇ!」
「その前に俺が止める!」
「「変身!」」

次回「死者の帰還/破滅のR」

ゼファーを闇堕ちさせるか否か

  • 闇堕ちさせて主人公ともう一度ガチバトル
  • 仲直りして再度共闘
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。